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常磐亭偕楽のhotchi potch紀行【No.4】 「旧鹿島鉄道線跡を巡る〜前半〜(1)」

廃線からまもなく20年を迎える旧鹿島線。

前半では石岡駅より旧小川高校下駅跡〜旧借宿前駅跡を目指す。




1. 鹿島鉄道とは

鹿島鉄道線とは、常磐線石岡駅から旧鉾田駅を結んだ全長27kmの路線であった。1924年石岡〜玉造間開業。その後更に幾度の部分開業を経て1929年鉾田駅まで延伸し、全線開業に至った。
戦後、経営の主力である航空自衛隊百里基地(現:茨城空港)向けの
ジェット機燃料輸送を担っていたが、2002年3月に輸送を廃止。
親会社である関東鉄道や、茨城県をはじめ、
沿線自治体の財政支援を受け持ち堪えていたが、
利用者の減少、つくばエクスプレスの開業、関東鉄道の支援打ち切りなどにより、2007年3月、全線廃止に至った。
83年の歴史であった。


2. 遺された橋梁

 旧小川駅を越え旧小川高校前駅へ向かう途中、園部川に架かる橋梁が目にとまった。

まるで現役かのように佇んでいる
近づいてみる
レールは撤去され、橋梁だけが遺されている
枯れ草の下には、未だバラスト(レール、枕木のクッション材。音や振動を軽減する。)が
遺っている。【小川駅方向を望む】

3.旧小川高校下駅跡

ありがたい事に鹿島鉄道線は廃止後もホーム跡がそのまま遺されているケースが多く見受けられる。

見えてきた旧小川高校下駅跡。小川バス停からはさほど遠くはない。
手前の階段が崩れ気味である
線路だったところは雑草が高く生い茂っている
鏡面は外され、本体のみ立っている。本体が遺されているのはここだけであった。
20年近くも経つとここまで自然に還ってしまう
しかし人工物と自然の合わさった風景はどこか惹かれるものがある。
駅名板は取り外され、枠のみである
(旧桃浦駅方面を望む)

次回は旧桃浦駅の現在を掲載予定。
お楽しみに。
                           (常磐亭 偕楽)

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