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歴史街道100選 細野峠 古道の姿が保存された街道

前回は、細野峠のアクセス方法について考えた。
今回は、細野峠そのものにスポットを当てる。

細野峠とは

福知山市三和町の菟原中(うばらなか)と大身(おおみ)を結ぶ古道で、京都府内でも屈指の「昔の街道の姿が残る場所」。平成8年に文化庁の「歴史の道百選」に選ばれた。全長は約2kmで、現在でも土道が残っている貴重な峠道。古代から中世にかけての山陰道(古山陰道)の一部で、京都から丹波・丹後へ向かう重要ルート。今の国道9号や京都縦貫道ができるはるか前、人々、丹後国府(現在の宮津市周辺)へ向かう官人や商人、天橋立へ向かう巡礼者などはこの峠を越えて往来していたらしい。

小式部内侍の歌

古式内式部の歌で百人一首

大江山 いく野の道の 遠ければ まだふみもみず 天の橋立

というのがある。

この「いく野の道」が、細野峠を含む「大江山生野道(いくののみち)」だとされる。平安時代にはすでに都と丹後を結ぶ主要ルートとして知られていた。

なぜ現在でも土道が残ったのか

明治時代以降、馬車や自動車が通れる新しい道路が整備されると、細野峠は主要道路の役目を失った。結果として開発を免れ、昔の道形がそのまま残った。京都府内でも当時の街道の雰囲気を最もよく残す峠道の一つと評価されている。

実際の雰囲気

現在も森林の中に土道が続く。観光地化された石畳の街道というより、杉林の中であり、人影も少なく鳥の声が響き、かつての旅人を想像しながら歩くには最適、といった雰囲気の場所らしい。地元では「京街道」とも呼ばれてきた。

AIで生成した画像。検索すると実際はもう少し薄暗い山道の画像が出てくる。

周辺スポット

細野峠周辺には「梅田神社」「龍源寺(百体観音)」「両橋(土木遺産)」「大原神社」といった歴史スポットが点在している。特に龍源寺の百体観音は、峠越えの安全を祈る旅人たちとも関係が深い場所らしい。

当時の峠道が残っているの見てみたい。色々検索をしてみたが本当に何も手が加わっていないスポットみたいだ。魅力を感じる。時間を作っていくのもいいかもしれない。

ちなみに細野峠は「全国歴史の道百選」に選ばれているが、京都ではほかに、宮津市の「宮津街道(普甲道)」という街道が選ばれている。
京都には色々な街道がありそうだが、細野峠といい宮津海道といい、私が知らないだけかもしれないが、あまりメジャーな街道ではなさそう。

ちなみに調べてみると「全国歴史の道百選」というが、114件選ばれているようだ。以下、文化庁のリンク。

中山道や箱根旧街道など有名なところも選ばれている。また機会があれば調べたい。

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