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経理びとが大きな改善を起こすために大事にしている二つのこと

私は日々、業務改善を意識しながら経理の仕事をしている。

業務改善は、日常業務の延長線上にあることがほとんどだ。毎月同じ業務を行っていると、「このやり方は無駄があるな」という課題が見つかる。それをチームに共有し、みんなで解決策を考え、実行する。このPDCAを回すことで、少しずつ業務が改善していく。

会社全体を動かす改善に化けることもある

たとえば、事業部からの申請を起点に経理が処理していく、発注申請・承認・仕訳という一連のフローの改善。これができると、経理部内の業務効率が上がるだけではない。事業部の事務負担が軽くなり、経理処理が早くなることで月次締めが短縮され、経営判断も早まる。結果として、会社全体の生産性向上につながっていく。

大きな改善を起こすために必要な、二つの心がけ

では、こうした大きな改善を実現するために、心掛けておくべきことは何だろうか。
私は、「好奇心を持つこと」と「自分事として捉えること」だと思っている。
大きな改善のきっかけになるのは「好奇心」だ。目の前の業務から少し離れて、他者に興味を持つこと。好奇心がある人は、日常業務をこなしながらも視野を広げ、他部署の動きを観察してみたり、会社の事業そのものに興味を持って調べてみたりする。自分の業務も含めた会社全体の動きを俯瞰することで、全体最適な改善の発想が生まれる。
ただ、発想が生まれても、それを行動に移せる人はわずかだ。行動に移せる人とそうでない人の違いは、「自分事として捉えること」ができるかどうかだと思う。自分の業務に直接関係しないところで非効率を見つけたとき、改善しようと実行に移せる人は、それを自分事として捉えられる人だ。他人任せにせず、主体性を持って動ける人が、大きな改善を起こしている。

子どもの頃は、誰もが持っていたはずの感覚

こう書くと、なんだか難しそうに感じるかもしれない。
でも、子どもだった頃を思い出してほしい。誰もが好奇心を持ち、とりあえずやってみることが多かったのではないだろうか。好奇心を持ち、自分事として捉える。それは、人間に本来備わっている心の姿勢だと思う。
いま自分が置かれている環境は、決して自然に整えられたものではない。誰かが勇気を持って行動した結果、いまの環境がある。誰かが環境を整えてくれるのをただ待つのではなく、自分で新しい世界を作ろうとする人が、一人でも増えてほしいと思っている。

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