辺境地帯のジャクサルテ
初出『Tales of the Reaching Moon#5』
著:マイケル・オブライエン(1991年)
原文リンク:https://wellofdaliath.chaosium.com/wp-content/uploads/mrmob/jaxontheborderlands.htm


ワイス領
帝国国勢調査監督官としてのジャクサルテの最初の派遣先は太陽領だった。そこでは、彼の政治経験の乏しさと駆け引きの拙劣さがあいまって、彼は極めて歓迎されない存在となってしまった。
帰還してから間もなく、叔父であるソル・イール総督は彼を再び別の地に派遣した。今回の目的地は、太陽領の南に位置するゆりかご河沿い荒野を開拓する任を負わされたルナーの失脚した貴族であるローンのラウス公爵の領地であった(ラウス公は、RQ2ndの傑作シナリオ集『Borderlands』の主要登場人物の一人である。ここで、ジャクサルテが記述している出来事は、公が谷に到着してから約2年後に起こったものだ)。
今回もまた、賢者フロリアット・フェードラがジャクサルテの私的な手記を翻訳した際に付した脚注を参考にすることができる。

昇月に栄えあれ!
海の季・真実の週・凍えの日―7/46
私こと、帝国国勢調査監督官ジャクサルテ・ワイデッドはプラックスのワイス領における自分の印象、観察そして体験をここに記録する。
