ジャクサルテ・ワイデッドの手記:紹介とNPCデータ
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キャンベラの友人たちが今でも苦々しく思っている編集部への投書はさておき、私が『Tales of the Reaching Moon』(訳注:1990年代から発刊されていた、ルーンクエストのファンジン)に初めて寄稿したのは、もうずいぶん前のことで、#3 に掲載されたジャクサルテの物語でした。まあ、1990年なので、それほど昔のことでもないかもしれませんが、最初期に刊行された『Tales』誌をページが擦り切れるほど読み込んだ幸運な読者なら、『Tales』誌が長い道のりを歩んできたことに異論はないでしょう。その記事に対する読者、とりわけグレッグ・スタフォードからの熱烈な反響が、私に執筆を続けさせることになりました。私はその後、執筆の方向を二つに広げました――もう一つのジャクサルテの物語と陽の天蓋領に関するさらなる記事です。それは、どちらも実を結び、『Sun County』(邦題:サン・カウンティ―太陽領―)は1年余り後にアバロン・ヒル社から刊行されました。さらに驚いたことに、ジャクサルテの物語が『Tales』誌初の読者アンケートで、最も人気のある記事として選ばれたのです。
ジャクサルテの物語は、ジャクサルテ本人の日記という体裁で書かれており、後年、若きランカー・マイの賢者フロリアット・フェドラによって注釈が加えられています。このスタイルは意図的なものであり、こうすることでグローランサの住人の二つの視点――一つは理想主義的なルナー人、もう一つは少々世俗的なパヴィス人――を、文章の中に両方詰め込むことができるからです。私は、このような物語が何らかの形でグローランサの世界観を豊かにする一助となればと願っていますが、このグローランサの住人の視点から物語を紡ぐというやり方は、グレッグ・スタフォードが『 King of Sartar』(邦題:グローランサ年代記)でやってみせたように、「史実」との食い違いに向けられる非難に対する最良の防御策にもなります。
若きジャクサルテのプラックスでの珍道中を読むだけでなく、自分のゲームでも登場させてみたい方のために、ここに彼のゲーム用データ――少なくとも私の解釈によるもの――を掲載します。今後のルーンクエストのゲームシステムがどのようになるか(RQ4th、RQAiG、ペンドラゴン・パス、あるいはグローランサ・ザ・ゲーム?)(訳注:いずれも公式としては発売されなかった)は不透明なため、ルーンクエスト3版のゲームシステムを使用しました。別のゲームシステムを使用していても、このデータを起点に調整できるでしょう。また、どのシステムでプレイする場合でも役に立つ『ペンドラゴン・パス』の性格特性も掲載しました。
