【育児RPG】子育てのステージが変わった気がする話。攻略日記Vol.54
我が家のパーティメンバーたちも、
日々の冒険の中で確実にレベルアップを遂げている。
最近、子育てクエストにおいて、私はある異変に気がついた。
『子育てのメインストーリーのステージが強制移行』
そう、
あんなに小さくて手がかかっていた子どもたちのステータスが、
いつの間にか
親のパーティから離れて単独行動する仕様へと移行しつつあるのだ。
🛡
その変化を決定づけたのが、
7月開催された花火イベントだった。
数年前までなら、
「だっこ紐」
「ベビーカー」
「レジャーシート」
「おむつ」
「水筒」
「除菌シート」・・・その他もろもろ
勇者が単独フル装備し、
HPの消耗を計算しながら挑んでいた一大ダンジョンだった。

すでに独自の固有スキルを磨きまくっている
我が家の青魔道士(長女)の行動パターンは、
祭りの前からすでに始まっていた。
※彼女とはここ数年一緒に祭りは行っていない。
彼女は祭りの1か月前から始動していた・・・
なんと、勇者(私)は事前に『GRL』で浴衣を購入させられたのだ。
これ、グレイルって読むらしい。(勇者はまた一つ賢くなった)
なんかめっちゃリーズナブルでかわいい服が並んでるサイト。
買い方のシステムが我が家限定で最新鋭すぎた。
スマホで「スイカゲーム」を楽しんでいた私の画面に、
突如現れたエアドロップ「許可or辞退」
とりあえず許可してみると・・・
浴衣のページが現れた。
娘のスマホから私のスマホへ
ダイレクトにエアードロップ(強制ポップアップ)され、
次の瞬間には、
私の電子マネーからGRLへお金がエアードロップ(吸い上げ)された(笑)
なんという見事な連携魔法。
親のゴールド(財布)と
MP(メンタルポイント)を削るスピードだけは最速である。

当日は、浴衣の着付けのために義母を召喚。
バシッと綺麗に着せてもらい、
ヘアアレンジをさせられた・・・💦
ご機嫌に娘は「友だちギルド」の待つ戦場へと出発。
親パーティを離脱し、夏祭りをエンジョイする青魔道士(長女)。
離れて過ごす時間が長くなるのも寂しいが、
順調なレベルアップの証拠。
しかし・・・
さすが今をときめく大人気オンラインショップの浴衣。
祭りで私と息子が目撃したのは、
驚きの光景だった。
なんと、
娘と 全く同じ柄、同じデザインの浴衣を着たお姉さんを、
他に3人も見つけたのだ(笑)
隣を歩く我が家の商人(息子)が、
すかさず冷静な市場調査スキルを発動する。
「あれ、またお姉ちゃんと同じ浴衣の人やん。」
たしかに!!!( *´艸`)
安くて買いやすくて、
あんなにかわいい浴衣やもん。
そりゃみんな買う✨
期せずして現地で
「クローン浴衣祭り」
が開催されていたのだった。
そんな娘の浴衣被りイベントを見届けつつ、
まだ私のパーティに残ってくれている 商人(息子)。
今年、彼は小学校最後の年を迎えている。
義母からお小遣いをもらった商人は、
「ママ、お祭り楽しみやな。」
と、とびきりの笑顔♡
あかん、可愛すぎる!!
勇者にとって商人(息子)は、
いわば「小さな彼氏」であり、
最高の「好きぴ」なのだ。
人混みを歩きながら、
ふと、隣を歩く彼の横顔を見た瞬間に、
勇者の脳内にピキーンと謎のシステムメッセージが流れた。
『オカンと一緒に行くお祭りクエスト』は、
今年が最終回となる可能性が高まっています。
思えば、娘は中学生になってすぐ、友だちと行くようになった。
あと何年、こうやって一緒に行ってくれるんやろう。
いつか
「あ、俺、彼女と行くから。」
なんて言われる日が来たらどうしよう💦
勇者(母)は今からその現実が怖くてたまらない(;´Д`)
「おなかすいたー。」
「あし、いたいー。抱っこしてよぅ。」
と泣き叫んでいたボス戦のような日々はどこへやら。
今や自分の足でスタスタ歩き、
「ママ、肉巻きおにぎり並んできたろか?」
と、視線は私よりも出店の美味そうなものや
「あっ、〇〇や!一緒にくじやってくるわ。」
と友達の姿を探している。
今回のこの二人きりの花火は、
期間限定の親子ペア専用クエストなのかもしれない。
少し前までは、
早く一人の時間が欲しい、
離れる時間が欲しいと願っていたはずなのに・・・。
いざその時が来ると、
キッチンの椅子の角に小指をぶつけた時くらい
胸が痛む。(あっ、そんなとき痛いのは小指か)
子育てのステージが変わるって、こういうことなんかな。
エモすぎる勇者(母)の独り言を脳内で展開・・・
ドカーン!🎆
夜空に大輪の花火が上がったその瞬間。
感動のフィナーレに目を細める私の隣で、
ついに息子の口から、 感動の(?)セリフが・・・
「ママ。」
来るか!? 「いつも連れてきてくれてありがとう」的なやつが来るんか!?
「・・・トイレ行きたい・・・💦」
え!?!?!?
今、このタイミングで?
切ない母のセンチメンタルを、
一瞬で現実に戻してくれる我が家の商人(好きぴ)。
ほんまに、いつもタイミングが悪い💦
結局、エモい空気はどこへやら。
これやったら、おむつの時の方がマシやったかもな・・・
そんなことを思いながら、
花火を背に駅へと歩いて帰った。
その後、トイレの長蛇の列に並んだのは言うまでもない。
こうして 今年の花火大会は幕を閉じたのだった。
まあ、
離れる時間が長くなっても、
いつか彼女を優先する日が来ても、
今は
「ママ、ママ・・」
と言いながら、
こうやって一緒に笑って過ごせているなら、
それが一番のクリア報酬。
今日も素敵な一日になりますように。
皆さんの人生RPGも最高の夏の思い出がありますように。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました( *´艸`)
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