めざせ、鎌倉検定1級突破!テキストブック徹底解剖(寺院・神社編)37.光明寺
材木座の古刹、長谷寺から小坪方面を眺めると本堂の大屋根が見えます。(現在、令和の大修理中)桜の季節、蓮の季節には観桜会、観蓮会が開かれます、
37.光明寺(材木座)
〇宗派:浄土宗 山号:天照山(てんしょうざん)
〇開基:第4代執権 北条経時(ほうじょうつねとき)
〇開山:然阿良忠(ねんなりょうちゅう)(記主禅師)
〇創建:1243年(寛元 元年)
〇由来:第4代執権北条経時の帰依を受けた然阿良忠上人が開いた。歴代執権の帰依を受け、念仏道場の中心となった。
〇歴史:江戸時代には関東十八檀林の筆頭となり、各地から学僧が集まった。後土御門天皇からは関東総本山の称号を受け、勅願所となった。「十夜法要」も勅許される。戦後、新しい時代の教育をめざす自由大学「鎌倉アカデミア」が開校した。
〇国宝
・当麻曼荼羅縁起二巻:鎌倉時代、日向延岡藩主 内藤義概(ないとうよしむね)の寄進
〇諸堂など
・山門:鎌倉最大の山門、江戸時代末期の1847年(弘化4年)の再建、山門の扁額「天照山」は後花園天皇の直筆
・本堂:「大殿」と呼ばれ鎌倉最大、国の重要文化財。現在、令和の大修理中。
・記主庭園:本堂左手、小堀遠州の流れを汲む庭、紅蓮が美しい。
・三尊五祖の庭園:本堂右手、浄土の世界を描いた枯山水の庭園、サツキが植えられている。(現在は本堂修理中につき見ることはできません)
・秋葉山三尺坊大権現:光明寺の鎮守、裏山の秋葉山にあり、防災の神様として知られかっては山伏姿の修験道行者による火渡りが行われた。5月の第三日曜日に例祭が行われる。
〇植物
・サツキ(5月):三尊五祖の庭園に植えられている。
・タチアオイ(7月):山門の脇に植えられている。赤、ピンク、白などの花を咲かせる。
・ハス(7月中旬~8月上旬):記主庭園の蓮池、八重の紅バスは大賀一郎博士が発芽させてた古代蓮。
〇その他
・十夜法要(10月12~15日):10日10夜に渡り念仏を唱えると、千年の修行に値すると言われる。1459年(明応4年)後土御門天皇により勅許される。テキストブック「祭りと行事」に写真あり、必ず覚えましょう。





(2)過去問
〇次の①~③の条件をすべて満たす寺院はどれか。(第12回)
①材木座にある。 ②浄土宗の寺院である。 ③北条氏の一族によって建立された。
1 補陀洛寺 2 極楽寺 3 九品寺 4 光明寺
答え4
①で2が脱落 極楽寺⇒極楽寺、②で1が脱落 補陀洛寺⇒真言宗大覚寺派
③で3が脱落 九品寺⇒開基は新田義貞
〇光明寺を勅願所と定め,関東総本山の称号を与え,「十夜法要」を勅許した天皇はだれか。(第13回)
1 後水尾天皇 2 後花園天皇 3 後土御門天皇 4 後陽成天皇
答え 3
〇( ① )寺の鎮守社である秋葉権現(秋葉山三尺坊大権現)は,( ② )の神様として古くから信仰されているが,かつては,山伏姿の行者による火渡り神事が行われていた。(第11回)
答え ①光明 ②防災
〇戦後まもなく新時代の教育を目指す自由大学( ① )が開校された光明寺の本堂左手の(② )庭園は,二条城などの造園で知られる小堀遠州の流れをくむ庭園である。(第12回)
答え ①鎌倉アカデミア ②記主
〇毎年5月第3日曜日には、( ① )寺の鎮守社である秋葉権現(秋葉山三尺坊大権現)の例祭が行われる。秋葉権現は( ② )の神様として古くから信仰されており,か つては,山伏姿の行者による火渡り神事が行われていた。(第18回)
答え ①光明 ②防災
