仕事も子育ても諦めたくない。物流現場の管理者が、家に「作業指示書」を持ち込んだ話|30代・2児の父が、毎晩の優先順位を30秒で決めている手順を公開します
「パパ、スマホやめて」
息子にそう言われたとき、僕は副業の記事を書いていました。
そのとき、少し分からなくなりました。
家族のために副業をしている。でも、そのために家族との時間を使っている。
僕は何のために頑張っているんだろう。
「全部ちゃんとやる」は、やっぱり無理でした
僕は30代の会社員です。妻と、2人の息子がいます。
平日は仕事。家に帰れば家事と子育て。子どもが寝たあとは、noteを書いたり、AIを触ったり。
最初は、全部ちゃんとやろうと思っていました。
仕事では手を抜かない。帰ったら子どもと遊ぶ。家事もする。妻との時間もつくる。子どもが寝たら副業。自分の好きなこともする。そして、ちゃんと寝る。
無理でした。
一日は24時間しかないし、体力も無限ではありません。全部を100点にしようとすると、どこかで無理が出ます。
僕の場合、最初に減っていったのは、自分の余裕でした。
そして余裕がなくなると、そのしわ寄せは一番近くにいる人に向かいます。子どもに強く言ってしまう。妻にイライラする。「あとでね」が増える。
家族のために頑張っているのに、家族に優しくできなくなる。
これでは、何かが違うと思いました。
答えを一つ書きます:一日で採点するのをやめました
ここが、僕にとって一番大きな転換でした。無料部分で書き切ります。
一日単位で自分を採点するのを、やめました。
以前は毎晩、その日を振り返って落ち込んでいました。今日は子どもと遊べなかった。今日は副業が進まなかった。今日も怒ってしまった。
でも考えてみると、僕は仕事でそんな評価の仕方をしていません。
倉庫では、一日の出荷数だけを見て良し悪しを判断することはありません。繁忙期は当然多いし、閑散期は少ない。見るのは週単位、月単位です。ある日に人を検品に寄せたら、その日のピッキングは落ちます。それは失敗ではなく、配分です。
家でも同じことをすればよかった。
仕事が忙しかった日は、副業をやらない。子どもが遊びたそうなら、記事を書く時間を遅らせる。疲れ切っている日は、何もしないで寝る。
今日、父親として50点だった。でも明日は遊べるかもしれない。今日、副業が0点だった。でも週末に進めればいい。
一週間くらいの単位でバランスが取れていればいい。
一日で採点しなくなっただけで、かなり気持ちが楽になりました。
これは、今日から誰でもできます。何も準備は要りません。
ただ、ここで新しい問題が出ました
「一週間で見ればいい」と決めたあと、困ったことがありました。
その日、何を優先するのかを、その場で決められない。
家に帰ってきて、疲れていて、子どもが「遊ぼう」と言っていて、洗い物が残っていて、書きかけの記事があって、妻も疲れている。
この状態で「今日は何を優先するか」を考えると、だいたい何も決まりません。決まらないまま、なんとなくスマホを見て、なんとなく一日が終わる。
これ、現場でも起きることです。
やることが多すぎる日に「その都度考えて動いて」と言うと、人は止まります。だから倉庫では、迷いそうな場面ほど、先に判断の線を引いておきます。どういうときに何を優先するかを、疲れていないときに決めておく。
そこで僕は、家庭にも同じものを作りました。
自分用の、作業指示書です。
ここから先で書くこと
有料部分では、実際に僕が使っているものをそのまま出します。
① 我が家の平日の実タイムテーブル 何時に帰って、何時に子どもが寝て、実際に僕が自由に使える時間が一日何分あるのか。理想ではなく実測値です。たぶん、思っているより短いです。
② 帰宅してから寝るまでの判断フロー 玄関を開けた瞬間に、その日の優先順位を30秒で決めるための分岐です。現場の作業指示と同じ形式で作ってあります。考えるのではなく、当てはめるだけにしてあります。
③ 5つの確認質問と、その「発動条件」 質問そのものより、いつ・どこで使うかが重要でした。頭の中で思い出すだけの質問は、疲れている日に必ず忘れます。
④ 崩れた週の戻し方 きれいに回る週のほうが少ないです。崩れたときに何から戻すか、順番を決めてあります。ここが一番実用的かもしれません。
⑤ 妻に切り出すときの、実際の言い方 「自分の時間がほしい」を、不満に聞こえないように伝えるための言い方です。僕が言えるようになるまで、正直かなり時間がかかりました。
⑥ コピーして使えるチェックリスト そのままメモアプリに貼れる形にしてあります。
時間管理術の本に書いてあるような立派なものではありません。物流の現場でやっていることを、そのまま家に持ち込んだだけです。
ただ、疲れている日に機能するかどうかだけを基準に作ってあります。
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