昭和 女の食随筆
戦前から戦後〜昭和にかけて、食を豊かに書いてきた人々を集めたもの。実は結構女性がかいた食随筆は少ないので美味しく読ませてもらった。視点が鮮やかで豊かだ。本への入り口にもなる。
大村しげの京ぐらしのように台所という舞台で起きていることを細かに描いているもの、佐田稲子のように春のほろ苦さがつたわるもの、犬飼智子のように一刀両断するもの(料理は心でつくる、という神話というハッとする文)。沢村貞子の食べることは大事なことというメッセージ。
今だったら前時代的な本の名前!と思われるかもしれない。とりあえずそういうことは横に置いといて昔の作家さんの目線を楽しむ余裕を持ったほうがいい。
朝、夕方の通勤では想像力豊かに読ませていただいた。白和え食べたくなって買いそうになった。いまは買えるから。ありがたいことです。
あとはそろそろ富士日記を読めるかもしれないといそいそと本の準備をすすめる。
