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お茶を一服

 ずっと前に 少しだけの手習いで覚えた。

今となれば もう自己流で良いかなと 気がむいた時や
和菓子をいただいたりした時に ふと『抹茶』を思い出す。

長い事使い続けた 『茶碗』『茶筅』『茶杓』あと抹茶があれば

ああ、抹茶があると 『シャカシャカ』とお茶を点てたくなる…
いい感じの泡が立ち 緑の香りがする。

裏千家と表千家を詳しく 説明出来る程の知識を得てはおりませんのですが…

基本的な始まりからで、お茶を点る時は、お茶碗をお湯で温め 茶杓〔さじですね〕
抹茶二杓か三杓をいれて 薄茶か濃茶の半分ぐらいが 好みです…そして茶筅を軽く水洗いしてます…古い物ですので。

茶筅を縦にさっと動かし一の字を書く様に振る…茶筅を茶碗の底につけない様に
表面を素早く 動かせたら細かい泡が立ちます。

何となく背筋が伸びる気がして、一人で満喫できます。

和菓子を頬張り…そしてうまく泡立てれた抹茶をいただく

至福の時です…何も考えないで 『ふーっと」

 そして自分に『けっこうなお手前で』と話しかける。

まるでそこに 誰かいるかのように…

 まるで夢から醒めたように…茶筅と茶碗を洗い流して

白布巾の上で 乾かす…乾燥させる

 お茶を一服も作業には流れがある…


 人生にも後半過ぎて…手順があるのかも知れない。


【エッセイ】

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