壊れてからでは遅い。ローリングストックを始めた理由
てっちんです。
僕が「備える」ということを本気で考え始めたのは、コロナの騒ぎが始まった頃でした。
ダイヤモンド・プリンセス号が横浜港に入り、ニュースが連日その話題で埋まり始めた頃です。ちょうど同じ時期、海外でバッタが大量発生し、「このままでは食料危機が来る」と話すYouTube動画も目にしました。
最初に見た時は、正直なところ、
「何を大げさなことを言ってるんだ」
くらいに思っていました。
でも、よく考えてみれば、日本は地震も台風も大雨も多い国です。食料危機が本当に来るかどうかは分からない。それでも、何かあった時のために少し備えておくこと自体は、別に無駄にはならない。
そう考えて、夏と冬のボーナスを使いながら、少しずつ備えを始めました。
最初に思い出したのは、昔、家の近くに雷が落ちて停電した時のことでした。電気が止まると、普段当たり前に使っているものが一気に使えなくなる。
そこでまず買ったのが、カセットボンベのガスを使って発電できる発電機です。
それと一緒に、浄水フィルターもいくつか用意しました。
さらに、5年間長期保存できる2リットルの水を10ケース買って、押し入れに備えました。
電気。 水。
まずはここが止まっても、すぐには困らないようにしようと思ったわけです。
次に考えたのが食料でした。
5年保存できるパンのセット。 長期保存のおにぎり。 缶詰。 その他の保存食。
この頃の僕は、「とにかく長く持つものを買って置いておく」という考え方でした。
そして、一つの目標を決めました。
長期保存できる水と食料を、3か月分持つ。
一気に全部そろえたわけではありません。ボーナスが入るたびに少しずつ買い足して、押し入れの中に備蓄を増やしていきました。
今思えば、この時点ではまだ「ローリングストック」というより、非常用の倉庫を作っていた感覚に近かったと思います。
でも、3か月分がある程度そろったところで、僕の考え方が少し変わりました。
非常食だけを押し入れに入れておくより、普段食べるものも少し多めに持っておけばいいんじゃないか。
使ったら、その分だけ補充する。
そうすれば備蓄が日常の中で回り続ける。
ここから、僕のローリングストックが始まりました。
備えるようになったきっかけは、不安を言い当てたかったからではありません。
何が起きるかは分からない。
でも、何かが起きた時に「何もない」状態だけは避けたい。
それだけでした。
次は、非常食を積むだけだった備蓄を、どうやって普段の生活の中に組み込んでいったのかを書きます。
