🪥臨床10年目の衛生士が考える「PCR20%以下」の本当の意味〜“15%以下”を目指す理由と、現場でそれを実現するために〜
歯科衛生士として日々臨床に立っていると、定期的に耳にする「PCR(プラークコントロールレコード)」。
患者さんのプラークコントロールを数値化する指標であり、歯周治療における基礎中の基礎ともいえる存在です。
一般的に“20%以下”が良好なプラークコントロール状態とされていますが、実はこの基準――論文的には“15%以下”がより望ましいという報告があるのをご存じでしょうか?
数値の違いはわずか5%。
けれど臨床の現場では、この「5%」が治療経過の明暗を分けることがあります。
例えば、スケーリング・ルートプレーニング(SRP)後の歯肉の炎症改善率や、再評価時のBOP(Bleeding on Probing)の残存率など。
PCRが15%以下の患者群では、20%以上群と比べて有意に炎症改善が見られた、という報告が複数あります。
つまり、PCRを“ただの数値評価”で終わらせず、“予後を左右する臨床目標”として扱うことが重要なのです。
では、なぜ「20%ではなく15%以下」が理想とされるのでしょうか?
そして、日常の臨床でどうすればそれを達成できるのでしょうか?
▶️ この続き(有料部分)では以下の内容を解説しています:
最新論文で示された「15%以下」が望ましい理由
PCR値と歯周組織改善率との相関データ
15%以下を実現するための指導ステップと臨床ヒント
患者指導で“モチベーションが落ちない声かけ術”
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