変人の独り言⑦ ~白でも青でもない話~
サラリーマン時代、「確定申告」という言葉は知っていた。でも中身は皆無。開業して5年、いま毎年やっている。申告には白と青があるが、色覚の話ではない。丁寧に帳簿をつけるほど控除がハネ上がる、それが青色というだけの話だ。
当時から会計ソフトは月千円台のサブスクが選び放題で、事業口座と連携し、レシートをスマホで撮れば自動で仕訳される。日々ポチポチ入力しておけば、確定申告は数分で終わる。つまりこれ、電子家計簿である。
自宅を事務所にしている私は、光熱費や管理費、駐車場代、固定資産税まで「家事按分」という名目で一部経費にできる。地味な作業だが、月一のことだから前月分をコピペすれば済む。節税がかかっていると人は真剣になれるものだ。
そして副産物として、我が家の生活費の輪郭がくっきり見えてくる。これは、老後の家計をどう整えるかの、地味だけど確かなヒントになる。忙しい現役世代も、時間を持て余した昭和世代も、一度、概算生活費を数字にしてみませんか。
