水森かおりが歌う134曲のご当地ソングを、地図にしてみた
僕が好きな「ご当地ソング」を語るうえで、避けては通れない人物がいます。
それは、演歌歌手「水森かおり」さん。
水森さんは、紅白歌合戦に22年連続出場。日本各地を歌いつづけ「ご当地ソングの女王」の異名をもつ演歌界・ご当地ソング界のレジェンドです。
水森さんにはさまざまな功績がありますが、「ご当地ソングのシンボル」であることが、彼女をオンリーワンたらしめています。
「ご当地ソング」と聞くと、どこか昭和っぽい響きがしますよね。でもこの言葉が、今も現役で使われ続けているのは、間違いなく彼女のおかげです。毎年新曲を出し続けてくれるからこそ、「ご当地ソングは今も生まれている」ということが世の中に示されています。
にも!にもかかわらず!
女王の歌う膨大なご当地ソングたちについて、まとまったものが見当たりませんっ!
くそ、こうなったら…
世界のどこにもないなら、自分で作るしかない!!
そこで今回は、僕が進めているご当地ソングのデータベース化の一環として、水森さんの歌を分かりやすく地図にすることにしました。
水森かおりご当地ソングマップ
地図の名は「水森かおりご当地ソングマップ」。
作成にあたり、歌詞検索サイトなどから今までリリースされた過去曲を調べ、ご当地ソングに該当する曲をリスト化・地図化しました。
水森さんの歌ったご当地ソングは、インタビュー記事などから、2025年時点で150曲以上に及ぶとされています。ですが、今回、抽出した曲数は134曲。カバー曲は除外していることや、調査漏れの可能性もあり150曲に至っていません。
そのため、不完全なデータということでご了承ください。というか「これが抜けているぞ!」というのがあれば、是非おしえてください。情報あり次第、すぐに更新します!
【注】
地図化でピンがうたれている場所は、複数の地名が出てくる曲の都合や、グーグルでプロットできる場所の都合などから、若干、僕視点でのピン打ちとなっています。
北海道・東北エリアのうた(27曲)


関東・北陸エリアのうた(38曲)


中部・近畿エリアのうた(36曲)


中国・四国エリアのうた(19曲)


九州・沖縄エリアのうた(14曲)


歌われていないのはあと2県、徳島と福岡
日本各地が歌われてきていますが、都道府県によって歌われた曲数には偏りがあります。そして、2025年7月現在「徳島県」と「福岡県」はいまだ歌われていません。
ここ数年は「次は、徳島か?福岡か?」と話題になりつづけ、ご当地ソング・最後の空白地として、注目の的となっています。
ネオン街より自然を歌う
水森さんはこれだけ日本各地を歌いながら、演歌のセオリーを少しハズしています。それは「夜の街」をテーマにした歌が少ないということ。演歌のご当地ソングといえば、地方の夜を舞台にした情事は定番フォーマットです。ネオンをバックにした恋や別れ、さらには酒と涙。これは、情にくるものがあるんですよっ…!!
一方で、水森さんの曲で数多く登場するのは海・山・川・滝・湖などの自然豊かな風景。これはきっと、「ご当地ソングの女王」として各地の広告塔を担っているからこそでしょう。現代的な都市よりも古くからある自然の方が、地域のらしさを伝えるのにふさわしいのかもしれません。
なので、これから福岡や徳島が歌になる時は、都市部ではなく、自然や文化が色濃い場所が選ばれるんじゃないかと思っています。例えば…
福岡なら、博多よりも糸島とか。
徳島なら、阿波踊りよりも祖谷のかずら橋とか。
果たして、空白地帯がどんな感じで埋まるのか。
今からワクワクものです。
【この記事のテーマソング】
鳥取砂丘/水森かおり
2003年のヒット曲にして、水森さんが「女王」と呼ばれるようになる象徴的な一曲。
【ポッドキャスト配信中】
ご当地ソングがスキすぎて伝えたくて、ポッドキャストをしています。地域にまつわる歌を手がかりに、日本各地の都市や地域についてあれこれポップに話しています。
