【50代の再出発①】会社を離れる決断は、突然ではなく積み重ねだった
50代になって、一度会社を離れ、再出発することを決めた話を書いてみたいと思います。
長文になりそうなので、今回は「転職を決断するまでの話」を書き、
次回の投稿で「退職して大変だったことやわかったこと」
などについてお伝えしたいと思います。
■ 50代での転職――“想定外の選択”だった
正直に言えば、若い頃は「転職」という言葉を現実的なものとして考えたことはありませんでした。
会社に勤め続けるのが当たり前で、そのまま定年まで走りきる──そんな人生を描くものだと思っていました。
そんな私が50代になって、「先に退職し、そこから就職活動をする」という決断をしました。
周囲から見たら「大胆な決断」と思われたかもしれません。
でも私の中では、勢いでも衝動でもなく、
“積み重なっていた気持ち”に、ようやく向き合った結果でした。
■ 私が転職を考えざるを得なくなった理由
理由はひとつではありません。
病気、人生の節目、日々の仕事、小さな変化が重なり合い、気づけば心の負担となっていました。
すべては書ききれないですが大きな要因となったものを書きます
・病気を経験し、働き方や生き方を真剣に見直すきっかけになった
・子どもが社会人となり、親として一つの節目を迎えた
・ 退職者が増える一方で補充が進まず、仕事の負荷が年々増していった
・部下が成長し、任せられる範囲が広がったことで、自分の役割が変化していった
・同年代の同僚が退職していくのを見て、「自分の未来」に目を向けざるを得なかった
・転勤の可能性があり、生活や家族(特に愛犬)との時間を現実的に考えるようになった
・そして最後に――最初は反対していた妻が、最終的に「あなたの決断なら応援する」と承諾してくれた
特に、この最後の「妻の理解」は私にとって本当に大きいものでした。
家族の支えがなかったら、一歩踏み出す勇気は持てなかったと思います。
■ 決断は“突然”ではなく、“違和感の積み重ね”だった
よく「勢いで辞めたんじゃないの?」と聞かれることがありますが、まったく違います。
むしろ、本当にゆっくりと時間をかけて、
毎日の小さな違和感の積み重ねの結果でした。
「このままでいいのか?」
「この先の10年をどう生きたいのか?」
そうした問いが、ある日ふと“答えを出すべき大きさ”になったのです。
50代の転職は、勢いだけでは進められません。
だからこそ、丁寧に、落ち着いて、自分の心と向き合いながら進める必要があります。
私はそのプロセスを踏んだだけなのだと思います。
今回はここまでにしたいと思います。
次回は、
「退職して大変だったことやわかったこと」
などについて書いていきます。
もし今、
「今のままで本当にいいのだろうか?」
と心のどこかで感じている方がいたら、
今回の話がそっと背中を押すきっかけになれば嬉しいです。
年齢を重ねても、人生はまだまだ続きます。
そして、変わろうと思った時から、また新しい道は始まります。
