年の瀬の秩父はどんな感じですか?~秩父三社巡り②三峯神社
【撮影日:2025/12/27~28】
さて、来ました。次は「三峯神社」です。

え~~ここ、「三峯神社」はですね、さきほどの秩父神社からクルマで1時間ほど山の中に入った場所にあります。途中はヘアピンカーブの連続。そして車のすれ違いがやっとという場所が何か所かあります。
行くのはけっこう大変です。
埼玉と山梨は山で繋がっていますが、ここ三峰神社はそのルートからも外れて、山奥のどん詰まりです。三峯神社の奥に行っても山梨には出られません。
さて、そんな山奥にどうして「秩父三社」と言われるほどの大きな神社があるのか。そして「三峯神社」とはどのような神社なのか、これから見ていきたいと思います。

左側に進んでいきます。

売店がありました。夕方にも関わらず、けっこう人がいます。

鳥居に着きました。大きくて立派な鳥居です。

そう、三峯神社の狛犬は「オオカミ」です。日本では大正時代に絶滅したとされる「ニホンオオカミ」が神使として狛犬の役割をしています。

社伝があります。見てみましょう。

拡大します。

ヤマトタケルノミコトが東日本に遠征した際に道案内をしたヤマイヌ(ニホンオオカミ)を神様のお使いとして狛犬にしたところに端を発するようです。そのあと、修験道・山岳仏教の聖地としてこの山奥の寺院が深い信仰を集めたようです。そして江戸時代、秩父神社など様々関東の寺社とともに江戸幕府から手厚い庇護を受けて今に至る、と。
大体をまとめると、そんな感じです。

参道の横にはたくさんの石碑が。参拝した記念とか、何かを奉納した記念でしょうか。とにかく、えらい数です。

ついに、着きました。山門です。

もう夕刻だったので、ちょっとピンボケになってしまいました。

奥に進むと本殿が見えてきました。

写真ではあれですが、もう夕方でけっこう暗いです。

本殿に着きました。

石段を上がって左手の手水舎がすごい豪勢です。

そして右手の灯篭(?)をみると…、
え??なにこの豪華さ(*´Д`)

説明があります。どれも一級品です。

ちなみに、本殿はちょっと離れると、こんな風になっていて、ご神木の大きさも半端ないです。

まさに天を衝く巨木です。

さて、本殿の彫刻ですが、やはりこちらも素晴らしい彫刻の数々…。

これは碁を打っているようです。

この鳳凰も実に見事としか言いようがありません。

こっちの人物も碁をうったり、書をたしなんだりしていますね。

本殿の壁も素晴らしいです。

全体的にはこんな感じです。随所に金箔がふんだんに使われているのが分かると思います。

東側から見た全景です。荘厳ですね。

隣に控える脇社もしっかりした造りをしています。

こちらの脇社も。

神楽殿です。塗りや彫刻はないけれど、しっかりした作りです。

さて、本殿の参拝を終えて、さっきの山門のあたりに戻ってきますと、近くにヤマトタケルの銅像があります。

三毳山や筑波山のときもありましたが、様々な場所に伝承を残す人物です。

それだけ人々の心に残る英雄なのでしょう。
さらに、展望台もありました。

「奥の院」のある「妙法ヶ岳」が見えます。

遠く秩父盆地が望めますね。

さて、この展望台の近くにこんな案内がありました。

「三峯神社」の由来としては、この辺の山である「妙法ヶ岳」、「白岩山」、「雲取山」の三山を総称してそう言うらしいです。

さて、駐車場で車中泊します。

【車中泊メモ】
ちゃんと駐車場の係員の方に断っています。
特に夜間に閉鎖されることもなく、多少のクルマの出入りはありました。
トイレも照明はセンサー式で、暖房やウォッシュレットは生きてますので、トイレは快適です。(・∀・)
ただ、真冬ということもあり、氷点下です。たぶん、マイナス1度くらいまで冷え込んでいたと思います。私は備えをしていきましたので、アイドリングしなくても平気でしたが、何台かは夜中の寒さに耐えかねたのか帰っていました。
ちなみに、駐車場は照明がすごく明るいので、星はほとんど見えません。
(TдT)
さて、翌朝です。
クッソ寒いので、8時くらいから動こうと思っていましたら、早朝組の方々がもうすでに何組か出発してました。
(;´Д`)

ビジターセンターには三峯の自然環境が紹介されています。クマの剥製とかもあります。

さて、「妙法ヶ岳」の「奥の院」は右手に進んで行きます。神社と逆手です。

おお!!古民家がありました。茅葺きの、通好みのやつです。

かつては三峯神社に神社専用の領地が設けられていたようです。

山の中の土地ゆえ、そんなに産業もなく、暮らし向きも楽ではなかったでしょうね…。

ところで、さっきからヘリの音が…。一体何でしょう???

大企業の資本も入っているとは…!!( ゚Д゚)

ときどき、こういう案内もあります。今は冬なのであんまり関係ないかも。

さて、冬枯れの道を歩きます。

よ~~く見ると、石畳みたいになっています。
この辺はまだ「散歩道」といった感じですね。

ベンチもありますね。

鳥居が現われました。ここから本格的に「参道」といった感じになるのでしょうか。

様々な注意書きがあります。軽装登山は厳禁です。
もちろん私は凍結・降雪に備えて軽アイゼンも持っています。

山道ですね。けっこう木の根っこがあります。
「スニーカーとか普通の運動靴でも行けんじゃね?」
と思う方もいるかもしれませんが、正直、行けます。
行けます、が、靴裏(ソール)がやわらかい靴で歩くと、足の裏や土踏まずのアーチ、それと膝などを痛める可能性があります。

でも、私のような中高年には無理です。 (+_+)
登ると、すぐに尾根に出ました。遠くの山が見渡せます。

冬ってなんか灰色ですね。

再び鳥居です。二の鳥居と言ったところでしょうか。

どうやらここが分岐点のようです。

まっすぐ行くと、「雲取山」とかに行くようです。ちなみに、「霧藻ヶ峰」は「きりもがみね」と読むそうです。

石碑での道案内と、軽装登山を戒める案内があります。

山岳救助隊に迷惑です。
歴史を感じさせる古風ゆかしき鳥居ですね。

けっこう地面がゴツゴツしているでしょう?
こういうのが、足の裏にけっこうクるんですよ。

石積みがありました。ドイツ語でいうところの「ケルン」です。

さっきからけっこうこのネットを見かけますね。

猟師もいなくなり、動物が手厚く保護されるようになった弊害かもしれません。
自然のバランスって難しいですよね。
そうこうしているうちに、ちょっと広い場所に来ました。

ただ、寒いので休まないですけどね…。

ワタシをさっき追い抜いた一群はもう遥か先です。
ワタシより年配なのにお達者だなあ…。

だから自分の体力に自信がなくなりますね。 (*´Д`)
夏には落雷もあるかもしれません。
でも確かこういう知識って古かったような…。

この先はちょっと道が細くなります。注意!!(*´Д`)

足を滑らせたら谷底に真っ逆さまですぜ。

先に鳥居が見えてきました。三の鳥居です。

東屋もありますね。

鳥居の先が「奥宮」らしいです。道は間違っていません。よかった。

さっきの「雲取山・霧藻ヶ峰」方面への登山道に通じる道のようですが、行けないみたいです。
っていうか、「大滝村」は2005年に秩父市に統合されているらしいので、ずうっと昔から通れなくなっているんですね。

さあ、おそらくもうちょっと。頑張りましょう。

イイ感じに写真が撮れました。 ( *´艸`)
ここからわりと尾根です。

でも道は細いです。「やせ尾根」というやつなので、よそ見は厳禁です。

まさに「信仰の道」って感じですね。

足を踏み外したくはない…。

うひょお!!! こいつあ、こえええ(*´Д`)

よ~~く見ると、道が踏み慣らされて、固くなっていますね。
舗装されたみたい。

階段があります。足場の金具で組まれているようです。

ガッツリ、安全に作ってあります。すっごい安定感です。

こんな感じなんですから。昔の修行僧は命がけですわ。文字通り。

さらにまた階段。すっごくありがたいです。

しかし、最後は鎖場。ほぼ垂直の岩壁。

さあ、着きました。眺めがいいですぞ!!

私の場合、ちょこちょこおやつ食べたり、
写真撮ったりしていますし、
足の速い方ならもう少し早く着けるでしょう。
コチラが「奥宮」になります。

奥宮から見えるはるか向こうの山は雲取山か霧藻ヶ峰か。

とりあえず、ここまで来れたので、お参りです。

本日の晴天に感謝。
隣の石碑にはヤマイヌがいっぱいです。

奥の石碑には「秩父宮」の文字が。秩父宮と呼ばれた雍仁(やすひと)親王は昭和天皇の弟です。登山が好きだったみたいです。

秩父宮はじめ、多くの人がこの秩父連山というかこの山脈のの景色を見てきたのでしょうね。

わあ、入り口付近で見たヘリ!!(*´Д`) まだいた!!!!

この後、ようやくヘリは去っていきました。任務は終わったようです。
ワタシもまったり頂上で日向ぼっこしてから帰ります。

一の鳥居が見えました。もう安心です。

さあ、ビジターセンターの方まで出てきました。もう安心です。

三峯神社への信仰は篤いです。
(おわります→③につづく)
