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開業初年度の確定申告 準備チェックリスト

年末が近づき、街や広告に「確定申告」という言葉が並び始めると、開業したばかりの方は「自分にも関係があるのか」と落ち着かない気持ちになるのではないかと思います。開業届を出した時はやることが比較的はっきりしていたのに対して、確定申告(1年間の所得と税額を自分でまとめて税務署に届け出る手続きです)となると、何を揃えればいいのか、いつまでに何をすべきなのか、全体像がつかみにくいところがあります。

正直に言うと、私自身、開業初年度の確定申告では、何の資料が必要なのか、帳簿上のどの数字をどの欄に書けばいいのか、分からないことばかりでした。自分で調べようとしても、そもそも何を調べればいいのかさえ分からず、キリがないと感じたので、税務署に相談の電話を入れ、申告書と帳簿を持参したうえで、職員さんと一緒に申告書を作成してもらいました。(ちなみに、この年は青色申告で提出しています。)

この記事では、開業初年度ならではの論点を押さえたうえで、必要書類を揃えるためのチェックリスト、そして提出方法の選び方までを順番に整理していきたいと思います。

こんな方には向いていません
まず、会社員として働きながら副業をしていて、確定申告が必要かどうかを判断したい、という段階の方には、この記事は少し先の話になってしまうかもしれません。申告が必要と決まった後の準備に焦点を当てていますので、その手前の判断基準についてはまた別の記事で扱いたいと思います。また、開業してすでに何年か経っていて、毎年の流れは分かっているという方にとっては、初年度特有の内容が中心になるこの記事は、あまり目新しくないかもしれません。

全体の流れを3ステップで
開業初年度の確定申告の準備は、大きく分けると3つの段階で進めます。

1つ目は、開業初年度に特有の論点、具体的には開業費(開業する前に準備のためにかかった費用です)の扱いと、家事按分(自宅の家賃や光熱費のうち、仕事で使っている割合だけを経費にする考え方です)の初期設定を押さえる段階です。

2つ目は、必要書類をチェックリストで確認し、抜け漏れをなくす段階です。

3つ目は、青色申告(複式簿記という帳簿の付け方で記帳することで、控除額を増やせる申告方式です)を選ぶかどうかを決め、承認申請書の提出期限を確認する段階です。

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