人生で初めてガンを所持した日の話
人生ではじめてガン(銃)を所持した日のことの衝撃が、いまだに忘れられない。
アメリカなどの国のように、
日本は銃社会じゃない。
学校で銃の使い方を習うこともないし、
街を歩いていて銃を構えた人と
すれ違うこともない。
銃という存在は、
わたしたちの日常からは
遠く離れたところにある。
そんなわたしが、
誰に気づかれるでもなく、
自宅にガン(銃)を置いている。
これは家族を守るためではない。
もちろん、悪いことに使うためのものでもない。
身体をほぐすため。
そのガンの名は「マイトレックス」。
いわゆる「マッサージガン」と呼ばれる、
あの筒状の本体からアタッチメントが
高速で振動しながら突き出す、
あのアイテムのことである。
見た目のインパクトがすごい。
初めて箱を開けたとき、
思わず「これ、本当に人体に使っていいやつ?」と自分に確認してしまったくらいだ。
きっかけは、
なんてことのないSNSの広告だった。
スクロールしていた指がふと止まった。
画面の中で、筋肉隆々のアスリートが太ももに黒い筒状の機械を当てている。
ブルブルと震えるヘッド、
無機質でありながら
どこか近未来的なフォルム。
そのビジュアルだけで、
なんだか惹きつけられてしまった。
正直に言うと、
最初は「怪しい健康グッズなのでは」という疑いの気持ちもあった。
マッサージガンというジャンル自体、
数年前から急速に広まったもので、
家電量販店に行けばずらりと並んでいる。
似たような見た目の商品も多く、正直どれを選べばいいのかさっぱり分からない。
それでも
「マイトレックス」というブランド名だけは、なぜか記憶に引っかかっていた。
スポーツ選手やトレーナーが使っているという口コミをいくつも見かけたのが決め手だった。
半信半疑のまま、えいやとポチった。
開封の儀、そして衝撃
届いた箱は思っていたより重量感があった。
開けてみると、
専用のケースに収まった本体と、
形状の違う複数のアタッチメント、
そして充電用のケーブルが整然と並んでいる。
「専用ケースにきっちり収まっている」という佇まいだけで、なんだか心をくすぐられる。
本体を手に取った瞬間、
まず驚いたのは
その「重さ」と「静けさ」のバランスだった。
見た目はいかつく武骨なのに、
いざ電源を入れてみると、
想像していたよりずっと静かに、
しかし力強く振動する。
まさに「羊の皮を被った狼」ならぬ
「静けさを纏った振動兵器」といった趣。
初めて自分の太ももに当てたときの衝撃は、
今でも鮮明に覚えている。
ゴリゴリに凝り固まっていた部分に
ヘッドが当たった瞬間、
痛気持ちいいという感覚が全身を駆け抜けた。
「うわ、これは…」と声が出た。
まさにガン(銃)で撃ち抜かれたかのような感覚?というと大げさかもしれないが、
それくらいのインパクトだった。
もう結局、数年使っている
使い始めてから数ヶ月が経つが、
いまではすっかり生活の一部になっている。
僕が使うタイミングは主に3つ、
and一番重要な1つ
• 車で外に出かけて駐車したとき:
肩や首まわり、腰が固まってきたなと感じたら、5分程度サッと当てる
• お風呂上がり:
血流が良くなっているタイミングで使うと、
ほぐれ方が段違いに違う
• 運動後のクールダウン:
筋肉痛予防のために、ふくらはぎや太ももを重点的にケアする
特にお風呂上がりの使用感は格別だ。
身体が温まった状態でマイトレックスを当てると、まるで凝り固まっていた粘土がゆっくりとやわらかくなっていくような感覚がある。
プロのマッサージ師にほぐしてもらっているわけではないのに、
その日一日の疲れがすっと抜けていくような気持ちよさがある。
そして一番使っているタイミングは、、
奥さんのマッサージだ!
仕事で疲れて帰ってきた、トレーニングをして帰ってきた自分。しかしその間も奥さんは家のことや、育児をしてくれている。
そんな忙しい毎日の最後に旦那が操るマイトレックスで一日の身体の疲れを和らげる。
この些細な気遣いが夫婦円満のぷち秘訣になっているのかもしれない。
気に入っているポイント
1.アタッチメントの豊富さ
付属しているアタッチメントは、
丸型、平型、U字型など複数あり、部位によって使い分けられるのがありがたい。
背中の広い範囲には平型、
ピンポイントで凝りをほぐしたいときは丸型、というように、その日の身体の状態に合わせて選べる。
2.振動レベルの調整幅
強さの調整段階が複数用意されているのも大きなポイントだ。
仕事終わりでとにかく疲れている日は強めの振動でガツンとほぐし、
逆に寝る前など身体をリラックスさせたい時間帯は弱めの振動でじんわりと。
このメリハリがつけられることで、
一台で色々なシーンに対応できる。
3.想像以上のバッテリー持ち
毎日のように使っていても、
頻繁に充電が必要になるということがない。「あれ、もう充電切れ?」というストレスがほとんどないのは、
日常使いのアイテムとして地味に大きなメリットだと感じている。
4.音の静かさ
振動系のアイテムを使う際に気になるのが「音」だ。
マイトレックスは思っていたよりも駆動音が控えめで、深夜や早朝でも周囲を気にせず使えるのがうれしいポイントだった。
使ってみて気づいた注意点
もちろん、良いことばかりではない。
使ってみて気づいた注意点もいくつか共有しておきたい。
• 骨の上や関節に直接強く当てるのは避けたほうがいい。
筋肉のある部分を狙って使うのが基本だ。
• 同じ箇所に長時間当て続けるのはNG。
1箇所につき数十秒〜1分程度を目安に、部位を移動させながら使うのが良い。
• 体調がすぐれない日や、皮膚に炎症がある部位への使用は控えるべき。
あくまでセルフケアの道具であって、医療行為ではないということは忘れずにいたい。
自己流で使いすぎず、正しい使い方を意識することで、より安全に、より効果的に取り入れられると感じている。
銃社会ではない日本で「マイガン」を持つということ
冒頭でも触れたとおり、
日本は銃社会ではない。
だからこそ、
「自宅に銃がある」という状況そのものが、
非日常的でどこか背徳的な響きを持っている気がする。
もちろんそれは物騒な意味ではなく、
「自分の身体を自分でメンテナンスする道具を持っている」という、
ある種の頼もしさに近い感覚だ。
定期的なプロのメンテナンスは大事だとおもう。
ただ、誰かに施術してもらうために予約を取ったり、時間を調整したりする必要がない。
自分の好きなタイミングで、
自分の身体と向き合える。
そのための「マイガン」を持っているという事実は、地味だけれど確実に日々の安心感につながっている。
マッサージやストレッチに行く時間がなかなか取れない、という人は多いと思う。
仕事や家事、育児に追われる中で、
自分の身体のケアはどうしても後回しになりがちだ。
そんな生活の中に、
5分、10分で使えるセルフケアの選択肢があるというのは、想像以上に心強い。
わたしにとっての「マイガン」
人生ではじめて手にした「ガン」は、
誰かを傷つけるためのものではなく、
自分自身をいたわるための道具だった。
日々の生活の中で溜まっていく疲れやコリを、
自分のペースで、
自分の手でケアできる。
それだけのことが、
思っていた以上に生活の質を変えてくれた気がしている。
もし今、肩や首のコリ、脚の疲れに悩まされている人がいたら、
一度「マイガン」を持つという選択肢を検討してみてほしい。
きっと、ガンという物騒な響きとは裏腹に、あなたの毎日をやさしくほぐしてくれるはずだから。
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