冬を感じる 1373日
遠くに見えるは雪化粧を施した山々
望めば圧巻
山々にはまだしっかりと冬が張り付き
高らかに笑っていた
雲一つないからどこまでも突き抜けた空は
青々と眩しく際立つ眩しさ
時折吹き抜ける風はまだまだ冷え冷えとしていて
山道にはあらゆるところに冬の気配が
充満していて道々で出会うは昨夜の名残り
枝先や軒先に積もった雪が溶けて滴る音
冬の終わりを感じさせるみたいで
なんだか寂しいやら切ないやら
山の翳りは早い
昼を過ぎれば肌身で実感できるくらいの感覚で
気温がどんどん下がっていく
明るさも落ちていく
くしゃみ一つしたところで
奇跡が起きるわけもなく
季節が変わるわけもなく
とにかく安全運転で走っていくしかない
山道をぐりぐりと下り市内へと車を走らせていく
騒がしいまちの荒々しさが
目に耳に煩わしいのは
山々の静けさと落ち着きように
僕自身がたっぷりと浸されたからだろうか
まちに帰ってきたらきたで
すぐにでも山に向かって
走って行きたくなってしまうのは
山の気配に惹きつけられてやまないからだろう
僕の頭の中には雪化粧を施した山々の雄々しさが
未だにしっかりと張り付き
僕の事を呼んでくれている
