夢みる人 (The Tin Man Was A Dreamer)
先日手に入れたニッキー・ホプキンスの「The Tin Man Was A Dreamer」US盤がことのほか楽しくて、ついつい


UK盤も買ってしまい、そしてそこから更にもう一枚


ついついつい国内盤にも手を出してしまうという…もう泥沼一直線!😂
という訳で、今回はこの3枚をじっくり味わってみようと思います♪
まず何はともあれ、外見から!



表ジャケットのデザインはどれも同じですが、

UK盤だけ裏ジャケがイラストではなく曲目リストになってます。
これはUS&日本盤ではインナースリーブの表裏を合体させたデザインになっているものでして、


パッと今かかっている曲のタイトルとか見る時には確かに便利ですが、

他の2枚の裏ジャケは猫ちゃんのいるイラストで、これがまたとても良い雰囲気を醸し出しているので、
この「当時イギリスでの担当者は猫嫌いだったのか!?」と勘ぐってしまうくらい、猫のネの字もないUKのジャケは、わたし的にはちょっと残念ポイント😅💦
*
で、そのジャケットなんですが、お国柄というか、よく見ると使われている紙質やら加工やらがそれぞれ異なりまして、どれもテクスチャーのあるジャケットなんですが、それぞれそのテクスチャー具合が違っています。

ザラッとしたマットなUSのジャケに対し、UK盤は凸凹した型押しっぽい加工がなされていて光沢もあり、ちょっぴりゴージャスで手の込んだ感あるジャケット。
そして日本盤は、USに倣うかたちでザラッとしたマットなんですが、同じザラッとでも縦方向に細かくスジが入っているザラッと感。印刷が少し寝ぼけ気味なのは御愛嬌かな!
で、3枚ともジャケは見開きになっていて、

どれも同じデザイン。ニッキーの写真が使われています。
(ちなみにUS再発は見開き無しなシングルジャケで、コーティングが施されているようです)
さてさて。
そして肝心の音ですが、この3枚の中で、音の傾向が他とはっきり異なるのがUK盤。

まずピアノの音からして違いまして、US盤のそれはどちらかと言うと硬くて素朴な響きで、これはこれで魅力的で私好きなんですが、これがUK盤になると、
「あれ?コッチはちょっと高級なピアノ使ってる!?」
って思っちゃう位、煌びやかで響きも豊か✨
またギターや他の楽器についても、細かいニュアンスまで聴き取れるので、特にジョージのスライドの音はかなり萌えます(笑)
そして勿論、全体としてUK盤らしく粒立った音なので、リズム隊であるベースやドラムスの動きなんかも よりしっかり感じられるのは楽しい材料の一つかなと。
一方US盤はというと、初めの方に書いた通り、硬めでそして素朴なピアノの音が何とも魅力的。

ジャケットのピアノもきっとこういう音がするんじゃないかな?って思うくらい、アルバム全体の雰囲気にとても合ってる気がします。
そして何よりUS盤は芯のあるしっかりした音なれどUK盤ほど粒立っていない分、音の輪郭は柔らか。なのでそれぞれの楽器の音がお互い良い感じに馴染んで一体感が出る所が私は好きで、
特にホーンセクション、トランペットやサックスの音がタッグを組んで団体さんでやって来るのはパワフルで気持ち良い!
この辺のUK盤との違いはA面ラストの『Speed On』がとても分り易くて、
この曲、UK盤の方もサックスやらトランペットやらしっかり鳴ってるんですが、US盤と比べてしまうと何だかちょっと物足りない。
こういうホーンセクションの使い方、このアルバムに限らずアメリカはとても上手ですね。
ただこの曲、UKはUKで楽しくて、曲中ドラムスやパーカッションが結構動き回るんですが、UK盤はそれがポコポコポコポコとよく聴こえ、まるでポップコーンが弾けてるみたいでとってもご機嫌♪
どっちの盤がいいとかじゃなくて、楽しみなポイントが違うので、どっちも楽しい!😆
それじゃあ日本盤はどう?…というと、

音の傾向としてはUS盤寄りではあるんですが、他の2枚ほど高音も低音域も攻めてない分、非常にスッキリしていて、
また音自体のクオリティも決して他に引けを取らないので、いつまでも聴いていたくなるような心地よさ🥰
特にストリングスの音、他の2枚は高音になるとちょっと鋭くなりすぎてしまう感があるのだけれど、日本盤は高音攻め過ぎてない分、バイオリンの一番高い音もこの中で一番美しくそして豊かに響いてくれます✨
今年に入ってアビーロードのプロユースを入手したり、あとこの秋にジョージの日本盤を集め始めたりして日本盤を回す機会が増えた事もあり最近思ったんですが、
UKやUSの様に特徴ある音というのも勿論楽しいし大好きなのだけれど、こういうフラットな美しさも良いな♪と今更ながら気付く今日この頃。
なので、もし「この3枚から1枚選んで」と言われたら、迷って迷って「迷った時は全部!」と3枚選んじゃうかな(笑)
思ってた以上に違いがあって、すごく楽しかった聴き比べ。
何よりこのアルバム自体が本当に素晴らしい!というのが大きいです。
CDも欲しいなぁと思いつつ自重してますが、叶うならばこのカナダ盤🇨🇦も聴いてみたい…と思ってる時点で相当泥沼ですねw
でももう3枚あるので、このアルバムについては、これにて一先ずあがりと致します…多分(笑)😁
【おまけ①】

このアルバム、日本盤にはライナーノーツが付いてまして、私は結構お楽しみにしてるんですが、その表紙を見ていたら

リンゴも変名で参加してたのねー!しかもこの「Prairie Prince」さん、全曲叩いてるじゃないッスか。
全然知らなかったので、これを知れただけでも日本盤買った甲斐があったというもの。
ちょっぴり嬉しい発見なのでした♪
*
【おまけ②】
ニッキーにうつつを抜かしてばかり!と思われてしまうかもしれませんが、実はそんな事もございませんで、
先日届きましたのは

Traveling Wilburysの『Heading For The Light』❗️
このシングル、我が家には12インチしかなく、大好きな曲なのでかねてよりドーナツ盤も探しておりまして。
で、今回届いたのはその


7インチではなく3インチなドーナツ🍩(笑)
可愛いシングルCDです♪
…って、ほーらCDが聴ける様になった途端やっぱり踏み入れちゃったCD沼!😂

でもこのミニチュア感、ホント堪らんデス!😆🔥
そしてやっぱりジョージものが増える喜びは何モノにも代えがたいぞ!っと。
てなワケで今回はこれで、
おーしーまい。
※音に関しての記述は、あくまでも我が家のシステムで聴いた、私の主観に満ちた感想となります事、念の為ここに追記しておきます。
