BOYFRIEND 2
Netflixで配信されている『ボーイフレンド2』を観た。
シーズン1が良かったので、期待をふくらませてるんるんで配信を待っていた。
結論から言うと、めちゃくちゃ感動した。
というのも、他の日本の恋愛リアリティ(オフラインラブ、ラブ上等など)と比べると、恋愛以外のメンバーの人間的な成長がかなり映し出されていたと個人的には思う。
これまでの恋リアはメンバーが集まって恋愛をしている様子、その中で喜怒哀楽はもちろんあるものの、”カップル成立” がかなりゴールな感じがしていた。しかし、今回のボーイフレンド2はメンバーの参加目的がそもそもバラバラで、それらをそれぞれに達成するために彼らの共同生活が送られたような感じ。大前提として恋愛リアリティショーなので、もちろん恋愛もするしデート企画もある。愛する人を見つけたメンバーもいれば、そうじゃないメンバーもいるが、今回は特に後者にフォーカスして話してみたいと思う。
自分の意見を素直に言えない人。
過去の恋愛で傷つき、人を信じられなくなった人。
長年付き合った人と別れ、新たな人との関わりで区切りをつけに来た人。
人との関わりを蔑ろにしてきた人。
年齢も国籍も育った環境も異なる、十人十色なメンバーが集まって共同生活を送る2ヶ月間。自分がもしこの場所にいたらどうなるだろう、と考えてしまうような時間だった。
同じゲイだとしても、同じ人間ではないので考え方はもちろん違う。意見がぶつかる度に、相手と向き合う。
今の時代、合わないなあと思った相手とはすぐに縁を切ったり連絡を取らなくなったり簡単に人との繋がりを絶てるのだが、それはここでは通用しない。
避けては通れない人とのコミュニケーション、自分と向き合い、気持ちに素直になって相手に伝えること。人間にとってとても大切なこの部分を、ボーイフレンド2では何度も目撃することができた。
私は特に、ヒロヤというメンバーに感覚が近く、何回も共感するところがあった。
思っていることや考えていることを上手く言葉にしようとして、変に伝わってしまったり、難しい人だと思われたり、そんなつもりじゃないのになって思ったり。
でも、彼はメンバーがGreen Room(共同生活場)に帰ってきたとき誰よりも嬉しそうな表情で迎えて、誰かがGreen Roomを離れるときはいつも泣いている。きっと心から人を想える人なんだろうなって瞬間がこれ以外にもたくさんあって、口にはしない想いが何度も垣間見えていた。それだけでもとっても素敵だったけれど、共同生活を重ねる毎に自分の想いを相手にきちんと伝えるようになり、もっと素敵な人間になっていた。最初に来たときよりも何倍もかっこよくなっていたと思う。
ヒロヤの優しさがこれからも周りに伝わり続けてほしい、幸せであり続けて欲しいと思うと同時に、私自身も彼の言動に何度も勇気をもらった。
ヒロヤだけではなく、もちろんそれ以外のメンバーもたくさん成長してそれぞれが新たな想いでGreen Roomを卒業していた。
「自分と向き合い、素直になって、相手に伝える。」
恋愛だけではなく、難しくて面倒くさくて蔑ろにしてしまうこのコミュニケーションの大切さを改めて感じることが出来る作品。
ボーイフレンド2に限らず、恋リアには様々な意見が飛び交う。ひとつのエンタメだから何でもいい、どうでもいいと言えばそうなのだが、今回は見終わったあとにいつもとは違う特別な気持ちが残ったのでここに記録しておきます。
私もGreen Roomに行きたいなあ、と思ったのが素直な気持ちですが、行かずとも、自分の強さ弱さ全てにとことん向き合う時間を日常生活でもっと取れるように人との関わりを大切にしていきます。
まだ見たことがない方は是非 :)
