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心と体のつながり

  「病と寿命」というタイトルで、闘病記のようなものを綴ろうとしていたのだけど、ここのところ滞って書き進めていないので、ちと別の視点から書いてみたい。

 3年前、冬支度の作業中に転落事故で病院搬送されました。
 「初冬に思う」ってタイトルで雪囲いのことを書いた(リンク先参照のこと)のですが、その作業中のことです。
 三段目に立って、四段目に葦簀を縄で括り付ける作業中に、横移動しようと思って手を掛けた部分が腐ってて、「バキッ」と折れてしまったのです。
…んで、バランス崩して転落

こういう高さですね
下から三段目で180センチぐらい



 安全管理上は高所作業には安全帽の着用と命綱必須なんだけど、そんなもん着けてるわけが無い。気づいたら救急車の中で寝かされていました。
 ああいう時って、自分に何が起きてるか把握できないんですね~救急隊員の会話から、どうも手首骨折してるらしいということだけはわかりました。
 右手が簡易固定されてて、それ見た瞬間、「あぁー利き手じゃん…ヤバいなぁ」と、まあ妙に冷静なんですね。怪我慣れしてるというか、なんというか…痛みが我慢できるぐらいの骨折ぐらいだと、なんかこう他人事というかね。自分のことではあるんですが、仕方ねぇ治すか!ぐらいなもんなんです。
「死ぬこと以外は掠り傷」
 その後の辛さが無ければ、マジでそう思ってました。

 最初に搬送された病院で一通り検査されたんだけど、骨折の処置が出来る担当医がいないってことで、別の病院に再搬送。
 ちなみに同じ救急隊員が駆けつけて運んでくれたみたいです。
 まあ救急隊員からしても、そんなら最初からそっち運べや!ってなもんですな(笑)
 救急受付の外来窓口の当番みたいなのがあるらしいですね。その中で一番近いところに搬送する、と。
 だいたいが総合病院なんで、どこに運ばれるかなんか田舎だから、すぐにわかる。で、次の病院(…こっちの方が確実なんですが)でも再検査。骨折部のレントゲン撮影やら、転落時に打った頭部の検査やら、いろいろ。
 頭部の画像見てた医師に、「前の病院で、さっき撮影した画像と見比べると、この部分の影が大きくなってるけど、吐き気とかしませんか?」と訊かれた途端に吐き気…こりゃヤバいってことで集中治療室行き。
 自分としては、骨折した右手首の処置してよ~など呑気に考えていたのだけど、実際の容態はそれどころじゃなくて、このまま頭蓋内出血が止まらなきゃ命に関わる事態だったらしい…と後から知らされる。本人が知らないって怖いね。

まだ骨が折れて、仮固定のままでした


プレートで固定して動かせるようになりました
1年間、手首に入ってたチタンプレート

 幸い、出血は止まってくれて、その後に手首の骨折もプレートで固定してめでたしめでたし
 …のはずだったんだけど、そうは問屋が卸さない(笑)
 一般病棟に移ってからも、そこが何の病棟だかわかってない。後々気づくのだけど、「脳神経外科」だったのですよ。道理で肢体不自由なお爺ちゃんとか多いはずだよね。みんな脳梗塞とか脳溢血の患者さんだったみたい。
 毎日、自分の名前や年齢、今いる場所とか家族構成とか訊かれるんですよ。しかも朝昼晩。何事かと思うでしょ?
 認知テストとか、判断力テストとかやるの。それも毎日。あと運動機能のチェック。これも毎日。理学療法と作業療法の繰り返し。しかも30分以上起きてると吐き気がしてくる…ヤバいヤバい。
 友人が見舞いに来た時も、大丈夫だと思って病棟の真ん中にある「デイルーム」に移動(動ける患者の面会は、なるべく病室を避けてね…ってこと)したら、あっという間に頭痛と目眩と吐き気。仕方ないから病室に戻った。
 2週間ぐらいの入院で、頭蓋内の出血も収まったし、あとは手首のリハビリに何回か通ってね、ということで退院しましたが、もうここからが大変。
 なんと!紙に書かれた活字が読めないんですよ。

 頭痛がしてきて、ちっとも頭に入って来ない。だから保険料支払いの申請なんて、やっとの思いで書きましたもん。

 それどころか新聞や雑誌だけじゃなくて、マンガもダメだったのはかなりショックでしたね。
 気分転換したくても、もう外出する気力すら無い。ひたすら横になってました。でも、その頃はまだ保育施設勤務だったので、日中は仕事に行くんです。まあ動いてる間はまだいいんですが、帰ってくると全然ダメ。
 夜8時過ぎには頭が働かないんで寝てました。朝が5時起きとかだったんで、それもありましたけどね。
 それでヤバいなと思ったのは、ときどき言った覚えの無いことを口走ってたらしいです…マジで覚えてないの。
 あれに比べたら、手足の痛みなんかどうでもいいレベルですね。それこそ気力があればなんとかなるんだもん。
 頭ってホントに大事です。ほんの少しのダメージでも生活全般に影響します。

 そんなこんなで今年に入ってからも、いろいろとありまして心療内科行ってカウンセリング受けたり、薬貰ったりしてました。
 それで頭の中のモヤモヤを吐き出すために、このnoteを始めて今に至るってことで(笑)
 思いついたことを文章にしているうちに、Webライティングなんてのに手を出してしまいまして、現在のところ18本目のシナリオ案件を頂いてます。
 たいした儲けにはなりませんが、これも思考のリハビリだと思って取り組んでます。
 だいぶ読むことも元に戻ってきたようです。そうなってくると、今まで溜まってたものが噴出して、ときどき抑えきれなくなったりもします。
 突然、寝起きで書き出してみたりね。
 勢いで書きすぎて、後で読み返すと「なんじゃこりゃ?」ってのもありますが、よろしくお付き合いのほどを。


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