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#029|兵庫 — 海と街と山のあいだで、多面的な自分を受け入れる

兵庫には、地域ごといろんな顔があります。

神戸の港町。
姫路の白い城。
淡路島の海と祈り。
有馬温泉の湯。
城崎温泉の外湯めぐり。
明石の海峡。
但馬の静けさ。
六甲の山の空気。

ひとつの県なのに、
場所によってまったく違う景色に出会います。

街もある。
海もある。
山もある。
温泉もある。
歴史もある。
祈りもある。

兵庫を巡っていると、
「人も、ひとつの顔だけで生きなくていい」
と思えてくることがあります。


兵庫ってどんな場所?

兵庫は、関西の西側にある、海と山と街が重なる県です。

神戸には、港町の華やかさと異国情緒があります。

姫路には、姫路城を中心とした歴史の美しさがあります。

淡路島には、海と島の空気、国生み神話につながる祈りの記憶があります。

有馬温泉は、古くから人が体をゆるめてきた場所です。

城崎温泉は、外湯めぐりと温泉街の情緒があります。

明石には、海峡と暮らしの近さがあります。

日本海側へ向かえば、また違う静けさがあります。

兵庫は、一つの色で塗れない場所です。

だからこそ、旅するたびに違う自分が引き出されるような感覚があります。


実際に巡って感じたこと

兵庫を巡って感じるのは、
「多面的であることは、散らかっていることではない」
ということでした。

人には、いろんな面があります。

明るい自分。
静かな自分。
頑張る自分。
休みたい自分。
深く考える自分。
ただ楽しみたい自分。
誰かといたい自分。
ひとりになりたい自分。

それらがあると、
時々「自分は一貫していないのかな」と思うことがあります。

でも、兵庫を巡っていると、
神戸も、姫路も、淡路も、有馬も、城崎も、
全部違うのに、ちゃんと兵庫なんですよね。

それと同じで、
自分の中にいろんな顔があってもいい。

全部を無理にひとつにまとめなくても、
それぞれが自分の一部として存在していていい。

そんなことを感じました。


景色・歴史・楽しみポイント

兵庫は、旅のスタイルを選びやすい場所です。

神戸では、港町の景色や街歩き、カフェ、夜景を楽しめます。

姫路では、姫路城の美しさに触れられます。
長い時間を越えて残ってきた白さには、ただきれいというだけではない強さがあります。

淡路島では、海や花、神話の気配、島時間を味わえます。

有馬温泉や城崎温泉では、体からゆるむ旅ができます。

明石では、海峡の景色や食の楽しみがあります。

兵庫は、ひとり旅にも、家族旅にも、仲間旅にも向いています。

移動手段も、車、電車、バス、船、歩き、自転車、いろいろ楽しめます。

めぐるくんの一口メモ
兵庫は選択肢が多いです。
神戸でおしゃれに決めるか、姫路で歴史に浸るか、淡路で海を見るか、温泉でほどけるか。
迷い始めると旅程がジタバタします。笑


おすすめポイント

兵庫は、いまの自分に合う顔を選べる旅におすすめです。

華やかさがほしいなら神戸。
歴史に触れたいなら姫路。
海と島の空気を感じたいなら淡路島。
体をゆるめたいなら有馬や城崎。
静かに遠くへ行きたいなら但馬方面。

その日の自分に合わせて、旅の表情を変えられる。

これは、すごくありがたいことです。

いつも深くなくてもいい。
いつも元気じゃなくてもいい。
いつもきれいに整っていなくてもいい。

その時の自分に合う場所を選べること自体が、
自分を受け入れる練習になるのだと思います。


家族旅・仲間旅として楽しむなら

兵庫は、家族や仲間と巡るのにもかなり向いています。

神戸で街歩きをする。
淡路島で海や自然を楽しむ。
姫路城を見に行く。
温泉でゆっくりする。
明石で食を楽しむ。

みんなの好みが少しずつ違っても、
どこかに合う場所が見つかりやすいです。

家族旅や仲間旅では、
全員が同じものに感動しなくても大丈夫です。

誰かは景色に癒され、
誰かは歴史に惹かれ、
誰かは温泉でほどけ、
誰かはごはんで満たされる。

それぞれ違う楽しみ方ができるのも、兵庫の良さだと思います。


ひとり旅として楽しむなら

ひとりで兵庫を巡るなら、
神戸の街歩き、姫路城、淡路島、有馬温泉、城崎温泉あたりが合いそうです。

ひとりで港を歩く。
ひとりで城を見上げる。
ひとりで海を見る。
ひとりで温泉街を歩く。

誰かに合わせない時間の中で、
自分がどの空気に惹かれるのかが見えてきます。

兵庫のひとり旅は、
ひとつの答えを探す旅というより、
自分の中にあるいくつもの顔を認める旅です。

華やかでもいい。
静かでもいい。
深くてもいい。
軽やかでもいい。

全部あっていい。

そう思える時間がありました。


その土地で受け取った気づき

兵庫で受け取ったのは、
「いろんな顔があることは、豊かさでもある」
という感覚でした。

私たちは時々、
自分をひとつの言葉で説明しようとします。

こういう人。
こういう性格。
こういう発信。
こういう生き方。

もちろん、わかりやすさは大切です。

でも、人は本当はもっと多面的です。

旅が好きな自分。
祈りに惹かれる自分。
笑いたい自分。
静かに沈みたい自分。
家族を大切にしたい自分。
ひとりで歩きたい自分。
誰かと分かち合いたい自分。

その全部を、無理に削らなくていい。

多面体のまま、光を受けていい。

兵庫は、そんなことを教えてくれる場所でした。

かけるくんのしおり
ひとつの言葉で説明しきれないものほど、物語になります。
人も土地も、いくつもの面があるから、何度も書きたくなるのかもしれません。

めぐるくんの一口メモ
多面的でいいんです。
ただし旅程まで多面的にしすぎると、移動が修行になります。
予定は少しだけ現実に戻しましょう。笑


巡りと祈りとしての余韻

兵庫を巡って、
私は「いろんな自分がいていい」と感じました。
港町を歩く自分。
歴史に立ち止まる自分。
海を眺める自分。
温泉でほどける自分。
家族や仲間と笑う自分。
ひとりで静かになる自分。
そのどれもが、自分です。
旅は、遠くへ行くことでもあり、
自分の中にあるいくつもの顔と再会することでもある。
兵庫。
海と街と山のあいだで、
私は多面的な自分を少し受け入れていました。


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