夜の蝶と昼の蛾
昔、蝶は死んだ人が生まれ変わって会いに来ると言っている人がいた。
今では虫を怖く感じる私だが、小さな頃、私は生き物が好きで虫も例外ではなかった。
今は行く事はなくなった某田舎に行った際、夜中、街灯の明かりに集まる虫に魅了されてずっと眺めていた事がある
子供の手よりずっと大きなオオミズアオという綺麗な蛾を見て「凄い大きい蝶がいる」なんて騒いでた事もあった。
それが蝶でなく蛾だと教わってから図鑑を読み漁り、蝶と蛾は似て非なる生き物だと知ったが、細かな例外を言えば蝶も蛾も同じ類の昆虫だとその時知った。
蝶の触角、羽の閉じ方、昼行性か夜行性か、胴体の作り、食事などだいたいの差は今では認識しているが、昼にに活動していても綺麗なもの、昼に活動していても地味なもの、人間に富をもたらすカイコと蛾という仲間に分類されても綺麗なものは沢山いる。
ふと思ったのだが、これは人間も同じかもしれない
水商売などをされている女性を夜の蝶と呼ぶ事があったり、本人が華やかに思っても貧相でとても蝶という表現が似合わなそうな人もいる
蝶は綺麗で蛾は汚いイメージがあるが、それこそ価値観なんて誰かが決められる事ではない
私も良く陥りがちだが、偏見という壁があると世界には生き難くなる人もいる
最近は誰かに認められたい【承認欲求】が多い時代
自分の価値観を否定されるのはとても辛いが、夜の世界に蝶は要らない、昼の世界に蛾は要らないなんて言葉を言ってしまうと戦争って起きるのかもしれない
私は蝶か蛾か?自信がなくなってしまうと自問自答をするが、私は蝶でありたい
まずは人を受け入れる事から頑張ってみたいと思う今日この頃だ
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