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黒のピンクハウス日記|五月三十一日、金子功へのささやかな反逆

本日の装束も黒。

ピンクハウスのスモックブラウスに、
デニムスカート。
デニムジャケットとバブーシュカを合わせました。

ピンクハウスの創始者、
金子功は運動する女性が好きではありませんでした。

スポーツは男性の象徴。

女性はもっと女性らしく。

そういう美意識を持っていたのです。

だから彼の考える「かわいらしさ」の中に、
筋肉は含まれていませんでした。

もっとも、
これは昭和の話です。

さて令和の今。

私はせっせと筋トレをしております。

しかもピンクハウスを着るために。


若い頃は気付きませんでした。

ヴィンテージのピンクハウスは重いのです。

コートは重い。

ジャンパーも重い。

刺繍もアップリケもたっぷり。

生地も贅沢。

着るだけでなかなかの重量になります。

それらを着こなすには、
肩も腰も案外しっかりしていなければなりません。

さらに昔のワンピースは容赦がありません。

ローウエストで楽そうに見えて、
意外と身体の線を拾うのです。

油断は禁物です。

金子功はアンティークのように
くしゅくしゅになったブラウスが大好きでした。

けれど気付けば、
私の身体までアンティークになってしまいました。

だから今日も筋トレです。

おかげさまで今日もまた、
黒のピンクハウスで暮らしております。

動画はこちらからどうぞ🖤

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