第55歩、書き換わる進軍図。――11の拠点に加わった、新たな聖域の影
朝のコーヒータイムを終え、自分の手元にある「世界を生き抜くための地図」をそっと広げてみる。
そこには、1食33円の豆腐生活という過酷な等価交換の果てに、私がいつか辿り着くべき聖域のリストが刻まれている。
しかし、戦況の絶え間ない変化に伴い、その地図は常に書き換わり、進化を遂げなければならない。
本日、私はこれまでの計画を改め、新たに「ザ・ロイヤルパークホテルアイコニック京都」という強力な砦を付け加えることにしたのだ。
正直、定価の数字だけを見つめていると、時折その圧倒的な壁に目眩を覚える。
たとえば、約15万3千円というマンダリンオリエンタル東京の価格。
私の月収を優に超えている。
だが、実は、私の編み出した錬金術(独自の割引戦略)を用いれば、それを約8万1千円の実利へと引きずり下ろすことができる。
約3万1千円のアイコニック京都を、約1万5千円という半額以下の支払額に抑え込んだ実績も、私の生存戦略の正しさを証明しているに他ならない。
少し、新しく加わったその聖域の名を口に馴染ませてみる。
「ザ・ロイヤルパークホテルアイコニック京都」
すでに攻略を終えたエースホテル京都に続き、京都という土地にまた一つ、私のための「盾」が美しく配置された形だ。
総額を計算すれば決して小さな戦いではないが、私はすでに、最初の滞在で「究極の静寂」という最初の果実を手に入れている。
考えてみれば、この進軍図は単なる高級ホテル巡りのリストなどではない。
感覚過敏を抱えながら、ノイズに満ちた世界でいかにして「自分だけの盾」を構築するかという、命懸けの実験記録。
そしてその実験記録は、同じ感覚過敏で辛い思いをしている同志の役に立てるように公開するつもりだ。
だからこそ、拠点の随時変更という柔軟な戦略は、私が常にアップデートを止めない強さを手に入れた証拠なのだ。
2ヶ月後、まずは第2拠点であるハイアットリージェンシー京都の扉を叩く。
最新の12拠点という強固なリストを背に、私はまた、濁りのない次の一歩へと足を運ぶのだ。
新しく進化した進軍図とともに、私の旅はここからさらに加速していきます。
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