北千住SDGsイベントから今#10
SDGsとは、「持続可能な開発目標」のこと。
どこから始まったの?
SDGsは、どこか一つの国が始めたものではなく、「国連」が世界共通の目標としてつくったものです。
正式名称は「Sustainable Development Goals」、日本語では「持続可能な開発目標」です。2015年9月、国連加盟国すべてが「2030年までに世界をよりよくしていこう」と合意し、「17の目標」が定められました。貧困、健康、教育、ジェンダー、働き方、環境、まちづくりなど、かなり幅広いテーマが含まれています。
なので「どこの国発祥?」と聞かれたら、「特定の国ではなく、国連で世界各国が合意して生まれた」が正確です。
ただし、その土台になった「持続可能な開発」という考え方はもっと古く、1972年のストックホルムでの国連人間環境会議、1987年のブルントラント委員会、1992年のブラジル・リオデジャネイロで開かれた地球サミットなどを経て発展してきました。2015年、国連で世界共通の目標として採択されました。
貧困、健康、教育、ジェンダー、働き方、環境、まちづくり。
17の目標を見ながら、
「自分の活動は、どこに当てはまるんだろう」
と、私もずいぶん勉強した時期がありました。
でも、今振り返ってみると、
私にとって一番心に残っているSDGsは、
分類の番号ではありません。
耳ビジの企画で参加した、北千住のイベントです。
あの頃は、都代子さんも、ただひたすら前へ進んでいました。
東京グループは、正直なところ、ほとんど集客できませんでした。
来てくれたのは、私の友人3人。その中の1人はもうこの世にいない。
舌癌と戦いに戦って、逝ってしまった
あの場所に集まっていた人たちを、
今振り返ってみると、とても不思議です。
耳ビジのモデレーターとして活躍している人。
自分のお店をオープンした人。
そして私は、
初めての出版にこぎつけました。
もちろん、すべてが順調だったわけではありません。
思いもしなかった試練を経験した人もいます。
今もまだ、
自分の足で立つことを探している人もいるかもしれません。
人生は、同じ場所からスタートしても、
みんな同じ速さで進むわけではないのだと思います。
それでも、
あの日、同じ場所に集まったことには、
何か意味があった気がします。
当時は遠い存在だった著者さんとも、今では心が通じる関係になりました。
ご縁がつながり、
また別のご縁を連れてきてくれる。
人のつながりって、本当に不思議です。
SDGsというと、
世界規模の大きな話に聞こえます。
でも私にとってのSDGsは、もっと身近なところにあるのかもしれません。誰かと出会うこと。
誰かを応援すること。
できることを持ち寄ること。
その人が、自分の足で一歩進めるように、
そっと背中を押し合うこと。
すぐに結果が出なくても、その場で生まれたつながりが、何年もあとになって花開くことがあります。
あの北千住の日から、
それぞれの人生は、それぞれの方向へ進みました。でも、あの日の出会いは、今もどこかで続いている。
それが、
今の私が思う「わたしのSDGs」です。
