顔が真っ赤になりそう若気の至り#耳ビジnote部
今日のあるある。
「初めてプロジェクトマネージャーになった日の、若気の至り。」
初めてプロジェクトマネージャーに指名されたとき、うれしかった。
「任されたからには、絶対に結果を出したい」
頭の中はそればかり。
スケジュールは?
進捗は?
遅れてない?
もっと早くできない?
今思えば、私はプロジェクトを動かしているつもりで、「人」を見ることを忘れていました。
メンバーがどんな気持ちで仕事をしているのか。
困っている人はいないか。
誰かの小さな頑張りに気づいているか。
そんなことより、「結果、結果、結果」。
きっと、ずいぶん力んだプロジェクトマネージャーだったと思います。
でも、ひとりでは結果なんて出せない。
得意な人が前へ出て、
苦手なところを誰かが補って、
意見がぶつかって、
それでもまた話して。
最後に結果を出したのは「私」ではなく、「チーム」でした。
そこで初めてわかったんです。
「人を動かすこと」と
「人が動きたくなること」は、
まったく違う。
そして最近、若い人たちを見ていて少し気になることがあります。
わからないことがあっても聞かない。
違うと思っても、あえて言わない。
本音よりも、
「波風を立てずに済むこと」
を優先しているように見える場面があります。
もちろん、それが若い人たちの問題だとは思いません。
「余計なことを言わない方が安全」
「質問すると評価が下がるかもしれない」
「空気を乱さない方がいい」
そんなふうに感じさせる職場の空気があるのかもしれません。
でも私は、少し不安になります。
このままだと、
「若気の至り」と呼べるような経験さえ、
少なくなってしまうのではないかと。
間違える。
言いすぎる。
挑戦して失敗する。
あとから、
「あのときは力んでいたな」
と笑える。
そんな経験が、人を育てることもあると思うのです。
失敗しないことばかりを優先したら、
失敗から学ぶ機会まで失ってしまう。
だからこそ、
リーダーの役目は「波風をなくすこと」ではない。
自由に話せる「安全基地」をつくること。
わからないと言える。
困っていると言える。
違う意見を出せる。
失敗しても、
そこから一緒に考えられる。
そんな空気をつくること。
表面上、静かなチームより、
安心して意見が出るチームの方が、ずっと強い。
初めて管理職になった人に、今なら伝えたい。
結果を出そうと力むほど、
視線は数字や上司へ向きやすい。
そんなときこそ、一度おヘソに戻る。
そして、横を見る。
「一緒に走っている人の顔、ちゃんと見えてる?」
「このチームは、自由に話せている?」
「波風がないのは、安心しているから? それとも、黙っているだけ?」
いい結果は、
波風のないチームから生まれるとは限りません。
むしろ、
安心して波風を起こせるチームから、
新しいものが生まれる。
今日の一言は、
「リーダーの仕事は、正解を言うことではなく、自由に話せる安全基地をつくること。」
若気の至りを笑える職場は、
きっと、挑戦できる職場でもあると思います。
