ベランダを占拠した巨大なクマバチ、怖くて洗濯できなかった話 → 調べたらまさかの理由だった
洗濯物を干したいのに、クマバチがベランダを占拠していた話
先週の火曜日から体調を崩し、ここ数日はかなりしんどかったが、何とか平日を乗り切った。
その反動もあってか、昨日は一日中横になっていたけれど、ようやく少しだけ回復してきた。
外を見ると、久しぶりのいい天気。
「これはさすがに洗濯しないとまずいな」と思い、シーツもまとめて洗うことにした。
そして迎えた、今日の午前中。
いざ干そうとベランダに出た瞬間――
いた。
クマバチが、目の前でホバリング(空中で“その場にとどまったまま”飛ぶこと)している。
ずっと、そこにいる
最初は「たまたま通りかかっただけかな」と思った。
でも違った。
ずっと同じ場所で止まるように飛んでいる
近づくと、こちらを確認するように寄ってくる
でも、絶対に触れてはこない
しかも、それなりにデカい。
正直、洗濯どころじゃない。ちょっと怖い。
「これ…もしかして、巣が近くにあるのか?」
そんな不安が頭をよぎる。
観察して気づいた“違和感”
とはいえ、すぐに引き返すのも悔しい。
洗濯物を持ったまま、しばらく様子を見ることにした。
すると、あることに気づく。
動きがやけに規則的なのだ。
そしてもう一つ。
顔(頭)が、ほんのり黄色っぽい。
調べてわかった、意外な事実
色々調べてみると、どうやら顔が黄色いのはオスのクマバチらしい。
結論から言うと――
オスのクマバチは刺さない。
さらに驚いたのは、あのホバリングの意味だった。
オスは春になると縄張りを作る
日当たりがよく、見通しのいい場所を選ぶ
そこでメスが通るのを待つ
つまり、あの行動は――
恋のための待機だった。
ベランダ=“見張り台”だった
冷静に考えると、うちのベランダは条件が揃っている。
日当たりがいい
視界が開けている
適度に高い位置
そりゃ、選ばれるわけだ。
でも安心したのはここから。
巣を作るのはメスだけ
オスは巣に関わらない
だから「オスがいる=巣が近い」ではない
つまり――
ただの“恋愛スポット”にされていただけだった。
結局、どうなったか
そのまま15分ほど観察していただろうか。
ある瞬間、ふっといなくなった。
そしてそのまま戻ってくることもなく、
無事に洗濯物を干すことができた。
「怖い」の正体
クマバチは見た目のインパクトが強い。
大きくて、黒くて、あの低い羽音も恐怖を覚える。
だから、どうしても怖く感じる。
でも実際は――
とても温厚
オスは刺すことすらできない
あのとき自分が感じていた恐怖の正体は、
「知らないこと」だったのかもしれない。
知るだけで、世界は少しやさしくなる
「怖い」と思っていた存在が、
実はただ恋のために待機していただけだった。
そう思うと、さっきまでの緊張が少しだけほどける。
日常の中には、
“知らないだけで怖く感じていること”が意外と多い。
でも、ほんの少し知るだけで、
その見え方は大きく変わる。
今回のクマバチの一件は、
そんなことを思い出させてくれた。
ちょっとだけ、心がやわらぐ出来事だった。
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