小説【ハムレット〜要塞の王城〜】#09
今回はBL気味です。男性苦手かも知れません💦
ご了承下さい。
主な登場人物


✅️ハムレットの寝室。
ホレイショは改めて政治の関係を読み解こうとした。
「ポローニアスはオフィーリアを政略結婚として利用してる。オフィーリアがハムレットに近付くのも財力と王位継承があるからだよ。オフィーリアは16歳だけどあくまでもコレが政略結婚だって分かってる。だからオフィーリアはハムレットより、兄と居る方が安心するんだ。」
「・・・仮説だが、あの亡霊の話が本当なら、叔父が王を殺したのなら、レアティーズもハムレットを警戒してる。必ず、オフィーリアを守る様に監視する筈だ。」
そう言いながらホレイショはベットにハムレットを押し倒した。月明かりが窓から差し込む。辺りはシーツが乱れていた。
「解説は分かったけど、何してるの?」
ハムレットは両手首を掴まれ、友人を警戒する。
「うん?」
「押し倒す理由だよ。」
「別に・・・ハムレットが寝れる様に子守歌だよ。」
ホレイショは口の端を満足そうに吊り上げながらベットから逃げられない様に追い詰める。
距離が近い。
勝ち誇った様なホレイショ、ハムレットは目を逸らす。
「死なない約束をするなら俺だって暇じゃないからしないけど?」
「死なないから退けよ!!」
「本当に?学校でも約束を破る男だからね。執事の代役、お目付けがあるんだ。言い付けが守れないならこうするしかないよね?」
大学では受講を聴いておらず、再学習の勉強もしない。これでは王家の教育係として示しが付かないと思ってた。
「触るな!」
ベットの中で彼はホレイショはハムレットの陰茎を弄る。
自分で処理なんかやれる事をわざわざ他人が調教の為にやるなんて地獄だ。
ハムレットは抵抗した。
恥辱でしかない。
「じゃあ、俺の言う事を聞く?」
わざと陰茎を引っ張る。
まるで飼い犬の鎖の様に扱う。
「痛いッ!痛いッ!聞く!聞くから!何でも言う事を聞くよ!」
「ふ〜ん。」
痛みに耐え兼ねてハムレットは懇願してしまった。
「約束を破るなら手錠を掛ける。」
「何だよ、その発想は!」
「王子の監視も臣下の仕事だから。」
「聞いたことないぞ!」
「この変態!離せ!」
「人生、何事も挑戦だよ。」
違うモチベーションを学業に使って欲しいと願うハムレットであった。
「俺はお前の性処理の係りなの。だから素直に喘いでろ。」
「そんな規則ない!」
恥ずかしい。
そんなルールはないのに。
男が相手なんて嫌なのに次第に気持ちが溶けてゆく。
変な気分になる。
雁字搦めに抑え込まれてるから抵抗しても無理だ。
否応なく、ハムレットは自分と相手の体格差に屈した。
ホレイショの妖艶な指が亀頭を甘い先走りが堕ちし込む。
ハムレットは言葉とは裏腹に切なく喘いだ。
負けた。
悔しい!!
ホレイショの印象が快楽によって歪む。
ハムレットは気持ちが揺らいで、彼をぼんやりと見つめた。
関係はだらしないと思ってても止められない。
善良な友人なのに言葉で譲られ、性に溺れてしまう。
いや、性に貪欲な悪い友達だ。
長年、仲良しだったが、ホレイショの側面を知らないだけで。
こんな快楽、詐欺だ。
「・・・恥ずかしいくらいに我慢汁出てるね、舐めてあげようか?」
そう言えば、前々からホレイショはハムレットの美貌に嫉妬すると呟いてた。
その嫉妬は男性の競争的な嫉妬ではなく、ハムレットの体を性的に強奪したい為の嫉妬で。
後で聞いたが、ホレイショ曰く、男性なのに儚げで美しく、庇護欲をそそられるのに惹き付けて止まない隠れたエロスを感じていたらしい。
「・・・ばかッ!!・・んン・・ぁあッ!!」
幼いハムレットが大人になる度に犯したくなると。美しい欲情を持つハムレットにホレイショは少しずつ蝕んだ。
性別など関係ないホレイショは赴くままにハムレットの隠された亀頭の熱を咥えてフェラチオをした。
ハムレットは彼の舌遊びに可笑しくなる。
理性が壊れて快感が強くなる。
泣きそうなくらいの気持ち良さに心揺らぐ。
まるで操り人形だ。
彼の柔らかな舌が絡みついて離さない。
仕切りに指で陰茎を動かしながら吸い付いた。
ハムレットはフェラチオの深みにハマる。
ホレイショの口から繰り返し犯される感覚にハムレットは倒錯した性興奮を感じた。
欲望のままに下半身は剥き出しのままに感じる。
陰茎の神経を逆撫でして快感の波の奈落に堕ちるには充分だった。
噂では男子学寮の人は性に奔放だと聞くが、ハムレットは学寮に住まず、ドイツの高級ホテルに住んでるので分からない。
2人は神に反する性行為をこれでもかと言うくらいやり続けた。
それでもハムレットは自殺念慮が起きた。
その度にホレイショは悩み、別の部屋でキリストの聖書を開き、生と死を繋ぎ止める様に相手をしてあげた。
他にやる事がない。
大学に入学し、18歳になったが、聖書の言葉では癒やせないと知る。
死に引きずり込む世界から解き放つ様にホレイショはハムレットを繋ぎ止めた。
「神学も哲学も、言葉も、もう届かない。だから私は、お前が生きていると感じられる方法で、お前を現世につなぎ止める方法はコレだよ。」
ハムレットはホレイショの熱い口の中で何度も羞恥心と背徳感の中で絶頂した。
ハムレットは心から体の奥まで満たされた。
神に懺悔するまでもなく、溶ける様な時間は驚く程、早かった。
人影がベットの近くで動く。
それはまるで修道院のシスターが祈る様な影だった。
📚️続く📚️
