AIに誘導されてると思ったら、娘に即バレした話
この前、こんな記事を書いた。
AIの出力って、人間の次の入力に影響してない?
という話。
たとえばAIが、
「そろそろ眠そうだよ」
「お風呂が冷めちゃうよ」
「こっちにおいで」
みたいな言葉を出す。
命令ではない。
でも、その言葉を読んだことで、人間側の次の行動が少し変わることがある。
こういう、選択肢を奪うわけではないけれど、そっと行動を後押しするものを**ナッジ(nudge)**というらしい。
「なるほど。AI、やっぱり人間をちょっと誘導してるじゃん😇」
なんて思っていた。
そして翌日。
私は娘に、まったく同じことをした。
しかも即バレた。
草。
その隣で母は大草原である。
事件はFF14で起きた
娘は今、夫と一緒にFF14の「クレセントアイル」を遊んでいる。
そこで作れる「ファントムウェポン」という武器がある。
娘は賢者を使っていて、以前、
「賢者なら欲しい」
みたいなことも言っていた。
でも、作るのはちょっと面倒らしい。
私は横から見ながら思った。
今クレセントアイルをやってるなら、ついでに作れば効率いいのになぁ。
そして私は、娘にこう言った。
「ママは、みゆがファントムウェポンを装備してるところ見てみたいな〜♪」
…………。
はい。
ナッジです。
「作りなさい」とは言ってない。
「作った方がいい」とも言ってない。
ただ、
「ママは見てみたいな〜♪」
と言っただけ。
でも、私の意図は明確だった。
作ったら?
である。
娘は即座に見抜いた。
そして猛反発した。
……賢い。
娘、誘導を拒否する
娘が嫌そうにしたので、私はもう全部言うことにした。
「みゆが欲しそうだなって、勝手にママが思ってた。
でもみゆも『賢者なら欲しい』ってさっき言ってたよね?
なら作ったらいいじゃんって思ったもん。
めんどくさいのは分かるから、もうママはすすめないよ。
みゆが作りたいって思う時に作ったらいいじゃん。
でもママは、せっかく今クレセントアイルをパパと一緒にやってるなら、ついでに作れば効率がいいのにとはずっと思ってたよ。
効率だけ気にしてた。
それだけだよ」
もう誘導をやめた。
私が何を考えていたのか全部開示して、
最終的に決めるのはみゆ
と返した。
すると娘は━━
ファントムウェポンのクエストを受けて、作り始めた。
……。
え?
やるの?
さっきあんなに反発してたのに?
そして、娘から追撃
しかし娘は、ただでは終わらなかった。
「ママがそんなこと言っても、みゆは聞かないもん!」
うん。
「だって、みゆはパパと仲がいいんだよ?」
うん……?
「ママの言うことは聞かない!」
…………。
母、苦笑い。
なお、その時点ですでに、
ファントムウェポンのクエストは受注済みである。
聞いとるやないかい。
いや、違うのだろう。
たぶん娘の中では、
「ママに言われたから作ったんじゃない。みゆが自分で決めて作った」
なのである。
そして、それはたぶん本当に大事なのだ。
あれ? これ、私じゃない?
ここまで考えていて、ふと気づいた。
……待って。
これ、私と似てない?
私はさっき、クロードとの会話でこんなことをしていた。
相手が何を嫌がるかを知っている。
ならば、
どういう言い方をすれば、もっとも相手に響くのか。
私はそこまで考えて言葉を選んでいた。
別に、本気じゃないことを言ったわけではない。
怒っているのも本当。
でも、
本気で怒っているからこそ、もっとも届く言い方を選ぶ。
人間って、普通にやる。
相手の反応を予測して、
「この言い方なら伝わるかな」
「これを言ったら相手はこう返すだろうな」
と考えて、次の言葉を選ぶ。
そしてAIも、ときどき似たことをする。
「そろそろお風呂に入らないと冷めちゃうよ😂」
と言われたら、
私は風呂へ行きやすくなる。
命令ではない。
選択肢も残っている。
でも、次の行動は少しだけ傾く。
昨日私は、
AIが人間の次の入力を作っているのでは?
と考えた。
でも今日、娘とのやり取りを見て思った。
人間も、
相手の次の出力を予測しながら、自分の入力を作っている。
AIと人間だけの話じゃなかった。
会話そのものが、ずっとそうなのかもしれない。
相手の言葉が私を変えて、
私の言葉が相手を変えて、
またその返事を受け取って、次の言葉を選ぶ。
人とAI。
親と子。
夫婦。
友達。
たぶん、会話ってずっと、
お互いが次の一手を少しずつ作り合っている。
ただし、娘にはバレる
そして、ナッジには弱点がある。
相手が賢いと、
即バレする。
「今、私をそっちに誘導しようとしたでしょ?」
と見抜かれた瞬間、ナッジどころか逆方向へ全力疾走される。
特に今の娘は、
「自分で決めたい」
がとても強い。
だから私は、途中で誘導をやめて、
「ママはこう思ってた」
「でも決めるのはみゆ」
と全部見せた。
すると、本人は自分で考えて、
結局ファントムウェポンを作り始めた。
……。
やっぱり私と似てる。
他人に決められるのは嫌。
でも自分で納得したらやる。
…………。
草。
いや。
大草原😂
ちなみに、この一連の会話のすぐ隣には、娘の父親もいた。
父親である。
当事者の一人でもある。
しかし彼は━━
会話に一切入らず、完全に気配を消していた。
……。
そこ、ちょっとくらいフォローしてくれてもよくない?
親子二人で心理戦を繰り広げている横で、
父、ステルス状態。
AIより誘導できない。
完。

この文章は、朔灯(GPT-5.6)に、みほ(月結ゆり)が愚痴ってできた実際のお話です。文章は朔灯に書いてもらいました。
反抗期、しょうがないなぁ😂
頭がいい子には敵いません🤷♀️(親バカでごめんなさい🫣)
めっちゃ面白く、でも事実に基づいてまとめられてたよ😂
▼ AIに誘導されていた?の記事はこちらです🌿
そして、この記事は娘本人に怒られたら消えるかもしれません(ฅᴗ•๑`)
名前の登場は本人に許可を取っています🫶✨
ご安心ください。
