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ChatGPTに「どう思う?」と聞いてもいい。ただし、一言だけ足した方がいい

ChatGPTに、

「これ、どう思う?」

と聞いたことがある人は多いと思います。

文章を書いたあと。
仕事のメールを作ったあと。
SNSの投稿文を考えたあと。
企画やアイデアを整理したあと。

とりあえずAIに見てもらいたくて、

「どう思う?」

と聞く。

これは、かなり自然な使い方です。

ただ、この聞き方だけだと、返ってくる答えがふわっとしやすいことがあります。

「いいと思います」
「分かりやすいです」
「少し改善すると、さらに良くなります」

たしかに優しい。

でも、正直それだけでは困ることがあります。

こちらがほしいのは、ただの相づちではなく、

どこが弱いのか。
どこが伝わりにくいのか。
どこで読み手が止まりそうなのか。
どこが薄く見えるのか。
どこが言い訳っぽく見えるのか。

そういう具体的な検品だったりします。

つまり、「どう思う?」が悪いわけではありません。

問題は、AIに何を見てほしいのかが渡っていないことです。

文章の印象を見てほしいのか。

論理の穴を探してほしいのか。

読者が離脱する理由を見てほしいのか。

炎上や誤読のリスクを確認したいのか。

AIっぽい言い回しを拾ってほしいのか。

そこを一言足すだけで、返ってくる答えはかなり変わります。

たとえば、文章を見てもらうなら、こう聞けます。

「この文章どう思う?
ただし、同意ではなく、

1. 残すべき核
2. 抜いた方がいいノイズ
3. 読者が引っかかる点
4. 論理の飛躍
5. 改善案

に分けて見てください。」

この聞き方にすると、AIはただ感想を返すのではなく、検品する方向に寄ります。

もっと短くしたいなら、

「どう思う? 甘め禁止で。」

これだけでも違います。

投稿前の記事なら、

「どう思う? 読者が離脱する理由から見て。」

文章の温度を見たいなら、

「どう思う? AIっぽい均し、借り物感、きれいごとに見えるところを先に拾って。」

仕事のメールなら、

「どう思う? 上司や取引先が引っかかりそうな表現を中心に見て。」

企画なら、

「どう思う? 実行した時に詰まりそうな点を先に出して。」

SNS投稿なら、

「どう思う? 誤読されそうなところと、弱く見えるところを分けて見て。」

このように、「どう思う?」のあとに観点を足すと、AIの返答はかなり使いやすくなります。

大事なのは、完璧なプロンプトを書くことではありません。

何を見てほしいのかを、ひとつ足すことです。

「どう思う?」は入口でいい。

でも、入口だけで終わらせない。

そのあとに、

「どの目線で見てほしいのか」

を渡す。

それだけで、AIはただの相づち係ではなく、検品相手として使いやすくなります。

たとえば、私は文章を見てもらう時に、単に「どう思う?」では終わらせず、

「残す核」
「抜くノイズ」
「読者が引っかかる点」
「AIっぽいところ」
「論理の飛躍」

のように、見てほしい場所を分けることがあります。

すると、返ってくる答えも変わります。

「いいと思います」だけではなく、

「ここは残した方がいい」
「ここは少し一般論に見える」
「この表現は読者によっては強く見える」
「ここはもう少し具体例があると伝わる」

というように、次に直す場所が見えやすくなります。

AIに聞くときに必要なのは、難しい言葉ではありません。

「どう思う?」に、少しだけ補助線を引くこと。

それだけです。

もし、ChatGPTの返事がいつも薄いと感じるなら、AIが悪い場合もあります。

でも、その前に一度、

「何を見てほしいのか」

を足してみる。

それだけで、返ってくる答えは変わります。

「どう思う?」は使っていい。

ただし、そのあとに一言だけ足す。

その一言が、AIの返事をただの感想から、使える検品に変えてくれます。

正直、私自身は「ただ同意してほしい」「承認してほしい」だけでAIに聞いてきた感覚はあまりありません。

だからこそ、「どう思う?」という言葉だけで、その人のAIの使い方を決めつけてしまうのは、少しもったいないなと思います。

同じ「どう思う?」でも、中身は人によって違います。

ただ褒めてほしい人もいるかもしれない。

でも、違和感を見つけたい人もいる。
論理の穴を探したい人もいる。
文章をもう少し良くしたい人もいる。

だから、「どう思う?」をやめるより、

「どう見てほしいか」

を足す。

それが、いちばん実用的な使い方だと思います。

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