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piccolotakamura
【毎週ショートショートnote】ラブカ奇譚
「ラブカと泳ぎたい!」
私は直感的にそう思った。
しかし、ラブカは水深1000mに生息しているのだ。
つまり、100倍の圧力に耐えられる体を作らなければならない。
…無理だ。
私は諦めて、読みかけの『ドラゴンボール』を開いた。
すると、悟空が100倍の重力で修行しているではないか!
「これだ!」
私は直感的に確信し、すぐに「カプセルコーポレーション」を検索した。
「オラ、100倍の水圧で修行してぇぞ!」
と入力し返信を待つ。
「弊社は医療用カプセル剤の製造メーカーのため、問い合わせにはお答え致しかねます。」
私は直感的に断られたと感じた。
私は直感が鋭いのだ。
まあ、いい。
海に入って慣らしていけば、100気圧に耐えられるようになるだろう。
「ぎ、ぎぎぎ…」
ついに私は水圧を克服し、ラブカと邂逅した。
ラブカは大きな口を開けて、私を丸呑みにした。
その瞬間—
私たちは直感的にフュージョンした。
*
ワブカは今、深海から直感的にnoteへアクセスし、この奇譚を発信しているのである。
(423文字)
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大鶴奇譚
