ガッカリさせるばかりのB.I提言
ベーシックインカム議論は、何故不完全で適当なのか?
ベーシック・インカム。
自身の労働とは別に、国家に存在している人間に
一律に政府がお金を配る政策。
資本主義では、持つ者ばかりが富裕して行き
富の再分配が起こらない。
新自由主義を唱える前には、富裕層にも富裕層の矜持があったのにね。
何処で、誰が、どんな根拠で分配額を決めているのか?
日本の新自由主義を蔓延らせた権化が
ベーシック・インカムに言及。
それは、人々を助ける為ではなく、
企業の社員解雇を自由に出来る様にする為だった。
何処からか、出て来た1人あたり7万円という相場作り。
それから、誰が口を開いても「7万円」をベースに語る様になった。
個々が、今稼いでる額を、最低限配る事をしないと
資本主義で行われている、食う為に仕方なく働いているという
奴隷労働から、脱出出来ない。
少額に留める意味は、満足に支給したら「働かなくなるから」という
理由からしても、B.I.提供側は
結局、富裕層が有利な資本主義を引き摺ったマインドからの発想だ。
ベーシック・インカムの理念とは。
すべての国民に年齢・所得・資産・労働意欲などに関わらず、
最低限の生活を送るための現金を無条件で定期的・普遍的に支給し、
生存の権利を保障すること。
これにより、食わなくちゃいけない、何があっても家族を養わなきゃいけないからという、ネガティブな意識から、やりたくもない仕事を選択、
若しくは、雇用してくれるからという理由で、我慢を強いられた労働に
従事しないで、自発的にやりたい仕事を選択出来るという
まあ、エリートや、それに毛が生えた中流意識を持つ者には
理解出来ないであろう、下層に追い込まれた者達を解き放つ為の施策だ。
不労を心配するのは、次世代から。
教育とは、哀しくも
習慣と潜在意識に強く洗脳跡を残してしまう。
たとえ、不労で暮らせる様になっても
生甲斐として、学びたい事に向けた趣味や勉学よりも
「MUST WORK」の概念から逃れられないだろうし。
量産ロボットの生産の様な教育をしていながら
何故、一般人が働かなくなると思うのか?
そこに権力側の、無意識になってしまっているが
潜在的な恐怖がある。
彼らは少数派で、庶民の労働の上に胡坐を掻いている。
もし、人々が不労を徹底するとしたら
今のクレバーな若者が生んだ子供以降になるだろう。
まともな知識人が真っ当に集まり
今後の対策を練るには、充分な時間があるが
先ずは、資本主義に代わる理念の構築が
B.I.導入以前に必要になる。
現金を配って、「その代わり」と政府が何かを強制してくるのなら
それは、単に共産主義へ移行しただけになる。
結局、共産主義も権力を掌握した者達は私腹を肥やしたから破綻した。
資本主義の末路も、同様に見える。
願った物は、何でも与えられる世界と
基本的な生活は、規制されるパラレルワールド。
理想は、誰であれ
願った事は、逐一叶えて貰えるのが理想の社会だ。
欲しいと思った物は、サイン1つで何でも貰える。
その代価は店舗が政府や自治体へ付け回しする。
最初は、みんな飢餓に苦しむ野生か野良状態のマインドだから
何でも欲しがる様になるだろうが
そのうち、必ず落ち着いて来る。
じっくりと構えて、自分の時間を奴隷労働以外に消費出来る。
陶芸を学びたい者、音楽を学びたい者。
やっぱり向いていないと思えば、機材も返却すれば良い。
中古として売った金額もまた、店舗が国家や自治体へ返す。
贅沢の基準は何処なのか?
規制すべき箇所は、自由に生産出来ない物。
例えば、日本で皆がプール付きの家を欲しがっても
そもそも土地が無い。
そう言う場合は、1人世帯、2人世帯、3人世帯、4人世帯と
住み得る広さは決めないといけない。
テナントも、始める仕事で規模間は想定できる。
当然、地主なんていう不労所得者は
土地を国家に返却し、B.I制度で違う不労所得を得れば良い。
この国に必要なのは、意味もなく盲目に働かなくする事。
回り車に乗って、ひたすら走ってるハツカネズミの映像は良く観るが
このハツカネズミは、何時回り車から降りるのか?を
映した映像は無い。
疲労困憊で、床に倒れ込んでいるハツカネズミの映像も知らない。
恐らく、適当に「運動」したら
自ら降りて、適当に楽をしているんだろう。
人間は、今日も疲労困憊、明日もバタン・キューを毎日繰り返してる。
ハツカネズミ以下に生きるペース配分を許されていない。
本当の意味で、B.Iを定着させるのなら
先ずは、皆が働く事を「小休止」出来る様な金額を普遍的に与える事だ。
何なら、憲法25条にも詳細に支給金額等を書いてしまえば良い。
何をもって、最低限の生活の維持の保証なのか?
憲法に書くと言う事は、権力者側が国人へ提供を強制させるという縛りだ。
斬新案の様に言われる1人10万円の支給は効果的なのか?
ここで、また
何の根拠も示さない「相場作り」が始まった。
「7万では足りない!10万だ!!」え”ぇ”??!
大して変わらんじゃないか。。
本当に、高学歴を経た人間達なのか?
ハッキリ言って、バカじゃないのか?と思ってしまう。
失われた30年?(40年だろ)で日本の経済成長は1.1倍。
アメリカは2.6倍。
それを解説して、何故にB.Iを新たに起爆剤として行うのに
10万円でOK!となるのだ?
それなら、全税金を撤廃とか、何処へ移転しても家賃は国家持ちとか。
そっちの方が良いだろう。
今の制度や役人や政治家のまま
B.I.を行ったら、またその支給に税金を課して来るだろう。
収入が、月に10万上がる事で
あらゆる徴収科目の金額は上がる。
例えば25万稼いでたとしたら、手取りは20.5万ほど。
そこにB.I.所得として10万円足されてしまったら?
額面35万になって、手取りは27万円ほど。
結局、増える自由な資金は6.5万円に目減りする。
この議論は、最低時給アップを訴えた政治家の議論と同じだ。
最低時給を1500円にしないと、国民は生活できない!
は?
そもそも、労働して良い時間の制限なんかを
一律で決めてしまった事から愚か。
週休の回数さえ、一律で決めてしまった。
たとえ時給が最低1500円になっても
1日に8時間、週に5日、月に20日の労働で、額面24万円にしかならない。
独身で、手取りは19万だ。
更に、これを適用出来るのは東京などの大都市だけだ。
東京で、19万円の所得にする為に戦う政治家というイメージ作り。
は??
繰り返すが、アメリカは2.6倍の成長(資金供給)、日本は1.1倍。
その時給1500円さえ達成出来ない。
俺は、2016年から
最低時給は(働かせたいのなら)3000円を主張して来た。
しかも、現在の為替レートだ。
最高に円高だった頃の労働単価から見ても倍にはなってないと
日本としても正常ではない。
仮に当時の時給が900円としたら、為替は半分に安くなったんだから
1800円で「当たり前」の世界観。
ここまで社会をシラけさせてしまってから配る
10万円の意味。
あくまで、個人的な主観であって
俺は、誰の代表でも無いのだが。
毎月、必ず10万円を差し上げます!ってやってる事自体。
7万円論者と同様に、何の意味も感動も感激も与えられない。
1人には、1人で暮らす金額があり
夫婦には、夫婦の生活額があり
3人家族にも4人家族にも、適正な金額がある。
そんな事もケア出来ないまま、一律10万円だから喜ぶと
応援して貰える、理解して貰える、納得して貰えるなんて
思って、壇上に立つ事自体がナンセンスだ。
