見出し画像

AIとつながる設計かどうか”で、モノの価値が変わる時代へ

 私の中で、モノの選び方が変わった

最近、自分の中で「モノを選ぶときの基準」が大きく変わったのを感じています。

これからは、

“AIと対話できる”が価値になる。

そのツールが、データをAIに「読めるか?」「渡せるか?」が
これからのモノ選びを左右する“隠れた基準”になる気がしています。

この考えに至ったのは、ある日ふとしたきっかけで──
ランニングウォッチの買い替えを考えたときでした。

「走りを記録する」から、「走りを活かす」へ

私は月に130kmほど走るランナーです。
子どもが3人いるので、走れるのは早朝か夜。
その限られた時間に、Apple Watch+Nike Run Clubで記録を続けてきました。

でもある日、ふと立ち止まって思ったんです。

「このデータ、ただ貯めるだけで終わらせたくないな」
「もっと活かせたら、きっと自分の走りが変わる気がする」

ちょうどその頃、私はランニングだけでなく、
子育てや家事にもAIを取り入れる実験を始めていました。

「なら、走りの分析もAIに相談してみようかな」と、
そう考えたんです。

でも、AIに渡したくても渡せない

ところがここで、意外な壁にぶつかります。

Nike Run Clubのデータは、アプリ内では見られるけれど、
外に出せない。エクスポート機能がなく、APIも非公開。

「これじゃ、AIに渡せないじゃん……」

データは蓄積されているのに、分析にも活用にも進めない。まるで手詰まりでした。
そして気づいたんです。

「私たちの暮らしには、“閉じたデータ”が多すぎるかもしれない」

これまでのモノ選びは“スペック重視”だった

機能が豊富、デザインがかっこいい、人気がある。
──私たちはこれまで、そんな観点でツールを選んできました。

でも、「AIと一緒に考える」という視点から見直すと、

“AIに読み込ませられる設計”になっていない限り、その価値は活かせない

たとえば、出力できない、形式が特殊すぎる、連携先が限られている…。
出力できない時点で、その機能は“使えない”ものと同じです。

この体験で、モノの選び方そのものを疑う視点が育った気がします。

偶然見つけた“裏口”と、AIとの会話の始まり

半ば諦めかけていたとき、
Nikeのプライバシー窓口に、アカウントデータのエクスポート申請ができることを偶然発見しました。

ダメ元で申請してみたら──数日後、.tcxファイルが数百個届いたんです。

最初は「多すぎてムリ…」と思ったのですが、
Cursorに読み込ませて、日本語で話しかけてみました。

「2024年のデータだけ抽出して」
「月ごとの走行距離をグラフにして」
「気温が低い日と高い日で、平均ペースに違いある?」

コード不要・英語不要。
ただ“話すだけ”で、自分の走りが分析されていく。

驚いたし、ちょっと未来に触れた気がしました。

この経験がくれた、新しい「選び方のものさし」

だから、次に選ぶランニングウォッチは、Garminに戻そうと思っています。

理由はスペックでも見た目でもない。

「AIに渡せる形で、データを出力できるから」です。

Garminなら、GPXやFIT形式で簡単にデータをエクスポートできる。
それだけで、「AIと一緒に走れる環境」が整うんです。


そしてこれは、ランニングだけの話じゃない

今回の気づきは、ランニングに限ったことじゃありません。

  • 子どもの学習記録

  • 体調の変化

  • 日々の食事や家計のメモ

こうした「なんとなく記録していること」も、
“AIに渡せるかどうか”で、後の価値が変わるかもしれません。

子育てしながら、テクノロジーと未来を試す暮らし

私は、「めんどくさい」をテクノロジーで軽くしたくて、
AIや自動化、データ活用を家庭にどんどん取り入れています。

私がテクノロジーを使うのは、単に時間を節約したいからではありません。
考える時間や、新しい選択肢に気づく余裕がほしいからです。
この記事が、あなた自身の「これからの選び方」を見直すきっかけになったら嬉しいです。


【著者プロフィール】
まり|めんどくさいをテクノロジーで解決したい子育て中の主婦。

X(旧Twitter):@m316jp2
著書『理系ママ実践!楽しく学べるおうち遊びアイデア帳』。



この記事が役に立ったら

この記事が役に立ったら、ぜひ「いいね」やフォローをお願いします!
私のnoteでは、
「子育て×テクノロジー」で暮らしをラクにする工夫や、
理系ママならではの実験的な試みを発信しています。
「note週1万PV」「NHK取材」「法人からのサポート依頼」──
全部、“家庭内の試行錯誤”から始まりました。
最新のツールやAIを「使ってみたリアル」を、これからも届けていきます。


関連作品


いいなと思ったら応援しよう!

宮崎真理|『AI×家事』著者 ❤️応援ありがとうございます。いただいたご支援は「めんどくさい」を解決する新しいテクノロジーの検証費や、3兄弟との楽しい実験材料費に大切に使わせていただきます。皆さまの応援が力になります!

この記事が参加している募集