自由とは、思い通りになることじゃない。「今の私はこれを選ぶ」と、世間の正しさではなく自分の感覚で決める心地よさ
「私の人生、不自由だ」と感じるときに、一度立ち止まって考えたいこと
「あなたにとって『自由』ってなんですか?」 そう聞かれたとき、私は一瞬、うーんと考えてしまいました。実はこれまで、人生の中で「自由がなくて困った」という強い実感が、あまり思い浮かばなかったのです。
振り返ってみれば、それは今まで本当に恵まれた環境のなかで、自由にさせてもらってきたからなのだと気づきます。 大学進学のとき、「東京へ行きたい」と言った私を家族はそっと送り出してくれました。住む場所だって、その時々に自分が「ここがいい」と感じた直感を信じて選んできました。大人になってから「これがしたい、学びたい」と手を挙げたときも、周りの人たちはいつも応援し、背中を押してくれたのです。
そんなこれまでの歩みを見つめ直したとき、私にとっての「自由」の共通点が、くっきりと見えてきました。
自由とは「思い通りになること」ではなく「選べる幅があること」
私にとって自由とは、決して「すべてが自分の思い通りになること」ではありません。 そうではなく、「自分の中に、選べる選択肢の幅がどれだけあるか」ということ。
たとえ一見、目の前の状況が「難しそうだな」「制限があるな」と思えることだったとしても、その中で「じゃあ、どれにしよう?」「何ができるだろう?」と、選べる幅を広く持てている状態こそが、私にとっての自由なのです。
そして、その限られた枠組みや環境のなかで、今の自分が最大限にできることを見つけ、エネルギーを注ぐこと。そのプロセス自体も、私にとってはかけがえのない自由な時間でした。
何よりも大切なのは、「自分で選んでいる」という確かな感覚です。
誰かにそう決められたからでもなく、世間一般的にそれが「正しそう」だからでもない。 「他の誰でもない、今の私は、私の意思でこれを選ぶ」 そうやって自分で決めること。その自己決定の積み重ねこそが、私たちの心に「精神的な自由」をもたらし、本当の意味での自由な生き方へと繋がっていくのだと思います。
イメージの世界を広げるほど、私たちの選択肢はどこまでも増えていく
だからこそ、私はこれからも、選べる選択肢の幅をもっともっと広げていきたい。そのために、自分の中にある「イメージの世界」を、のびのびと、どこまでも大きく広げていこうと決めています。
頭の中の選択肢が「これしかない」と一つに凝り固まってしまうと、私たちはとたんに不自由になり、環境や他人のせいにしたくなってしまいます。けれど、イメージの力を使って「こんな方法もあるかも」「こんな風に楽しむこともできる!」と枠を外していくことができれば、私たちはどんな状況に置かれたとしても、自分自身で自由を選び取って歩んでいけるのです。
世間のお母さんや働く女性は、時間や役割の制限がたくさんあります。「自分の自由なんてない」と、ため息をつきたくなる日もあるかもしれません。
けれど、重い義務感のコートを一度脱ぎ捨てて、あなたの内側にある自由な選択肢を見つけにいってみませんか?
いま、何かに縛られて息苦しさを感じているあなたへ。 あなたはどんな環境にいたとしても、自分の心の自由だけは、誰にも奪われません。
真っ白なキャンバスを前に、「今日は何色を選ぼう?」と自分に問いかける。
そんな小さな「自分で選ぶ感覚」を、アトリエで私と一緒に体験しながら、あなたの本当の自由をここからはぐくんでいきませんか?
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まーや アドラー心理学講師 / 保育士 / マスターアートワークセラピスト
大学の時絵本の物語の世界に感動し、豊かな感性を育む。16年にわたりアドラー心理学を伝え、保育士として多くの子どもや家族に寄り添う中で、正論や論理だけでは解決できない「心の息苦しさ」に直面。
自身も母となり、ライフステージの変化を経験する中で、アートが持つ「言葉にならない感情を可視化し、心を整える力」を再確認。現在は、思考で固まった心を五感で解きほぐし、自分自身の「好き」や「感覚」を取り戻すための伴走者として活動中。
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