川崎市の高校生が地域の未来をつくる!4ヵ月の挑戦を市役所ホールで公開プレゼン
2026.02.22(日)4000字から5000字以上になると、Web記事としては「長い…」(それをわかった上で書くってこともあります。)
Yahoo!ニュースエキスパートで投稿した記事を、noteでリライトして公開します。高校生のプレゼンの様子をドゥゾ♪(っ'ω')っ))
2026年1月下旬に川崎市をフィールドに、自分の身の回りや地域社会の未来づくりにチャレンジしたい高校生を対象とした「川崎ワカモノ未来PROJECT」(通称:カワプロ)をご紹介しました。

その中間発表でもある「アクションDay」での様子をお届けさせてもらいました。
今回はその本番にあたる成果発表会【ハナサクPresentation】を観覧。最終選考まで残ったアイデアをこの記事で紹介します!
成果発表会【ハナサクPresentation】
川崎市役所本庁舎2階ホール
みなさんは、川崎市役所の中って入ったことありますか?

市役所のアトリウム(1階部分)から階段で上がると

2階が大きな会議室になっています。

高校生たちに大きな舞台が用意され、当日は、発表するカワプロ10期生・カワプロ卒業生・大学生世代メンター・地域の大人・CRファクトリー(運営)・川崎市職員・一般観覧者と100名前後の人が成果発表会に立ち会いました。
プレゼンテーションの選考は「2段階」

もちろん全員のプレゼンテーションを聞きたいところではありますが、4つの賞を選定するため、二部制となっています。

一次審査には、川崎市内の地域で活動する「川崎7区の大人」として代表の方が、5つのグループに分かれて審査を行います。
一次審査の様子
各部屋で4から5名が10分程度のプレゼン(質疑応答などを含め)を開始。
(太字表示は二次審査へ)

まほ :「川崎マリエンをテニスの聖地へ」
かえで:「子ども達と一緒に文房具作り」
おとは:「世代間交流を川崎で」
あおと:「川崎産野菜認知度UP! 大作戦」

みかん:「鷺沼のお土産を作りたい!」
うい :「会話のきっかけになるカードゲームを作る」
すー :「川崎野菜で優しい味を提供」
ゆりな:「こどもたちの居場所づくり」
ゆみ :「“多様性”の理解を深めるコミュニティづくり」

ふーちゃん:「みんなでつくるKWSK」
ゆら :「公園を1日プレーパークにする」
つむぎ :「学外で好きを極めよう!」
はるき :「スポーツの場所問題」

みたみた:「つながりから考える防災 “子ども×防災”」
さーや :「若者向けのコミュニティをつくる」
くれあ :「決めつけない関わりから考える、第2の居場所づくり」
ゆず :「溝の口のための防災アプリ」溝の口のための防災 (水害) 意識を高めるために注意喚起のためのゲームアプリを作りたい

ゆう :「アイスクリーム×起業」
くぼしー:「給食ナンジャモンジャで残食を減らす!」
さのあや:「自己表現の場を作りたい!!」
ゆかり :「捨てられる油で理科への扉を灯す」
3週間前にアクションDayでの結果を取り込み、11月から始まった自分の立てた「マイプロジェクト(通称:マイプロ)」の内容と行動・その結果学んだことをプレゼンテーション資料で伝えます。プレゼンテーション終了後、審査員の質問にも観覧の方が静かに見守っていました。
川崎市役所の立派な会議室で、プレゼンテーションすることも高校生の貴重な経験や自信になりますね!
二次審査へ進む前に
一次審査の結果は、二次審査までの間に行われます。その場で結果が学生にフィードバックされます。

二次審査されるだけに「高く評価してもらいたい」。
選ばれなかった高校生も複雑な気持ちかもしれません。

この川崎ワカモノ未来PROJECTが掲げるテーマは
一人ひとりの百点満点
それぞれの高校生が、この川崎ワカモノ未来PROJECTの結果を受けて様々なことを感じてほしいとも思う一コマでした。
二次審査の様子

二次審査では審査員も変わります。一般参加者も2階ホールに集まり、プレゼンテーションを観覧します。
ここからは、発表順ではなく各賞ごとにご紹介します。
審査員特別賞
佐山讃良(かえで)さん:「子ども達と一緒に文房具作り」

プロジェクトのきっかけは
文房具に対する関心度の低下を調査(学校でのIT機器導入)
やる人全員が楽しめるものにしたい
やって終わりではなく今後にも活かせるもの
幼稚園生から小学生までのアンケートに挑戦(シール投票)→文房具が好きな人が大半だったが、文房具を親に決めてもらっている人が多かった。そこで自分オリジナルの文房具を作るアクションへ。「低年齢層とのコミュニケーション」や「小さい子が細かい部品だと作り切れない」などで配慮した点に工夫が見られました。
文房具作り体験をするところまではできなかったが、実際に作る案まで考えられたことがよかったと感じているところ。
山内結香莉(ゆかり)さん:「捨てられる油で理科への扉を灯す」

理科が好きなゆかりさんがマイプロジェクトのきっかけは「理科の体験格差の解消」。
捨てられる油でキャンドルを作るワークショップの開催を計画。まずは学校の理科の先生に「理科に興味を持つきっかけ」についてアンケート、理科系ワークショップを開催する方々に難易度調整ヒアリング、キャンドル作家さんにも出会い、やる気も上がる。
ただ試作品などを作るうえでキャンドル作成に「子どもの独自性」を盛り込むことに悩む。たくさんの方のワークショップを楽しみにする声からマイプロジェクトを継続することを決意。ワークショップは子ども食堂で開催し、たくさんの地域の方を頼り、手伝って助けてもらったと言います。また「好きを探求することで世界の見え方が変わる」とも語っておられました。
かわさき特別賞
橋本彩綾(さーや)さん:「若者向けのコミュニティをつくる」

「学校外で同世代の人とかかわりたい」
塾や習い事などで学校外の同世代に会うことがあってもそういう場所がない人もいる
実際にコミュニティのある場所(新川崎タウンカフェ)にインタビュー。その中からヒントを得てマイプロジェクトに「学年やクラスにとらわれず、話して繋がる中高生のための学校外コミュニティ=Unclass(アンクラス)」を作ることにした。
初対面の人と話したり過ごしたりするときのヒントを得るためにアンケートの実施。さらに中高生層にも情報が届くように紙媒体(チラシ)だけでなく、SNS(Instagram(@unclass_0325))での発信にもチャレンジ。
この川崎ワカモノ未来PROJECTで「やりたいこと探し」に来て、学校外の仲間と繋がることができたり、今まではイベントなどに参加する側だったが「自分から」ができるようにも。一回きりではなく、定期的に開催できるコミュニティ活動をしていきたいと話していました。
かわさきパラムーブメント賞
鈴木瑛斗(すー)さん:「川崎野菜で優しい味を提供」

プロジェクトを立ち上げた理由
川崎市内スーパーに買い物に行ったときに、川崎産の野菜がなかった
川崎野菜を広めていきたい
お世話になっている方々に優しい味を提供したい
川崎の野菜「のらぼう菜」のことを知り、川崎野菜が手に入るセレサモス(JAセレサ川崎直営の大型農産物直売所)や農家さんを訪ねていきます。自分の高校で調理したものを提供したり、アクションDayでアレンジ料理の発表などを行う。
マイプロジェクトの4カ月の間、「失敗するかもしれないでもやってみる。精神」で様々な人に助けてもらった話などが印象に残っています。
ベストプロジェクト賞
松川結楽(ゆら)さん:「公園を1日プレーパークにする」

プロジェクトのきっかけ
弟が学校に行けなくなってしまった
プレーパークに行き、そこが弟の居場所になった
その姿を見てプレーパークに興味を持つようになった
そこで川崎市の現状を調査。プレーパークを作る会の人にインタビューをすると自然の中でダイナミックな遊びをするイメージだったが、それだけでなく「やりたいことを自由に楽しんでいい」ことに驚き、さまざまなプレーパークを見学していくとどこも財政面・運営面で継続が難しいことを知る。
橘公園でプレーパークを自分で開催。この時に公園側との打ち合わせ、許可申請の書類作成、チラシの作成、用具の配置などを検討してアクション。
当日は、アンケートを実施して「プレーパーク自体の認知度が非常に低い」というデータも取得。このプロジェクトを通じて関わってくれた人とも、「開催してよかった」などの声も聞くことができて喜びを感じることもできたとのこと。
最後に
文章として長くなりましたが、「川崎ワカモノ未来PROJECT2025:成果発表会【ハナサクPresentation】」での高校生のプレゼンテーションの様子を中心にレポートしました。

川崎市職員や副市長もこのプレゼンテーションを聞いて、「今まさに川崎市が抱える課題」もいくつかあったようです。高校生もこのカワプロに参加して終わりではなく、今後も自分事として継続して取り組んでいけるものをマイプロジェクトに設定しています。
高校生の気づきが、川崎を変える種になる。
「種から花を咲かせるのは高校生」ですが、周りの地域の大人が環境を作ってあげられることも大切です。
「川崎ワカモノ未来PROJECT」に参加した若者たちが、「これからの川崎市を創っていくこと」が楽しみになる一日でした。
川崎ワカモノ未来PROJECT2025
主催:川崎市市民文化局協働・連携推進課
運営:特定非営利活動法人CRファクトリー
ホームページ:NPO法人CRファクトリー
カワプロの様子はSNSで発信!
SNS:Instagram(@kawapuro)
ここで1つお知らせ「Unclass」
かわさき特別賞を受賞した橋本彩綾(さーや)さんのマイプロジェクト「若者向けのコミュニティをつくる」は、これから実行します。
学校外でつながるコミュニティUnclassに参加できます。
そこでこの記事を読んだ中高生でも、「うちに中高生がいるよ!」という保護者の方に向けても情報をお伝えします。
Unclass(アンクラス)
日時:2026年3月25日(水)14:00-15:30
場所:かわさき市民活動センター(川崎市中原区新丸子東3-1100-12)
アクセス:かわさき市民活動センターホームページ:アクセス
SNS:Instagram(@unclass_0325)
申込などは、InstagramにQRコードがありますので、そちらからお申し込みください。
2026/2/18:Yahoo!ニュースエキスパート掲載記事
記事はここまで:パネル展示
会場では高校生のマイプロジェクトが1枚のパネルにまとめられていました。

Yahoo!ニュースエキスパートで紹介するのも長くなるかなと思って、note用に撮影しておきました。22パネル撮影していたのでほぼ全員かなと!


















溝の口のための防災 (水害) 意識を高めるために注意喚起のためのゲームアプリを作りたい




パネル展示は写真撮影して文字は見えるので、後でじっくり読み返すのにもいいですね!

編集後記
Yahoo!ニュースエキスパートは、「イベント事後」は、あまり書きません。行動誘発記事(読んで何か行動を起こそうと思えるような記事)ではないから。でも、今後「何かアクションを起こそう」としていている高校生を世の中に伝えるという意味では、もうYahooニュースエキスパートもあと1ヵ月で終わりなので、書くことにしました。
プレゼンの中身で「ですます調」が入り乱れたりするのは、ゆるく見てもらえれば!
(プレゼンテーションは、音声録音したので要約で書いています。)

学生たちも11月から始まる3から4カ月で学業と並行でこのプレゼンまでの様子をスライドやパネルにするわけで、高校生にとっても自分のことがYahoo!ニュースに載るというのはそうそうないこと。
それに「Yahoo!ニュース」というメディアで、少しでも応えられたら悪いことではないですから。(o´・ω-)b ネッ♪
にわかプレス:謎のメディア対応
と私はよく言っているんですが、まとめ記事だったり、イベント事後記事って、時数も多くなりがち。でもずいぶん昔から、そんなに苦ではない。
おそらくいつも書いてる「noteのおかげ」だったりするんですよね!

発表会や広く公開されているものにカメラや記者が来るというのって、なんか「会場の雰囲気が締まる」ってのがありますよね!
毎年積み重ねて10年目の「川崎ワカモノ未来PROJECT」。
今後も続いていくことを期待しています。
それではみなさんよい一日を(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪
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