20260715 Sentimental Period
2026.7.15 UNISON SQUARE GARDEN Sentimental Period
こんなに来て欲しくないライブは初めてだったよ
始まる前までは久々にユニゾンのライブに対する純粋な嬉しさが勝ってたけど、いざスタンディングゾーンに入ってステージを見ると今日でほんとに最後なのかな、、と感じる。
1曲目のフレーズボトル・バイバイを聴いて
あ、ほんとに今日は3人のユニゾンにサヨナラを言いに来てるんだなと実感してしまう。
さすがに新曲で唯一披露してないアザレアの風はやるだろ~って思ってたけど、最初の2曲を聴いて今日のセトリの意図を感じて、あ、今日はアザレアもうるわしもやらないんだな…と思った(そしてアザレアは幻となった…)
ライブが始まる前同行してくれた先輩に
「コロナ禍で辛かった時、(on the) SEATライブの1曲目で聴いたクローバーが忘れられないんですよね。あんなにボロボロ泣きながら見たライブ初めてで。あれ以来聴けてないから今日聴けたらなぁ…」と言っていた私。
まさかほんとに聴けるとは。
そして久々のクローバーが今日なんて。という嬉しさと悔しさと。
ライブは怒涛の勢いで進んでいく。
斎藤さんはいつもより声が出しにくそうで、汗も尋常じゃないくらいかいていた。涙も混ざってるのかな、絶対に今日のライブは目に焼き付けないといけないのに、なんだか辛くて直視できなかった。
そしてなんの予告もなくセンチメンタルピリオドのイントロが流れた途端、急に終わりを実感して強烈な吐き気に襲われた。どうしよう、これを聴き終えたら私の大好きな3人のUNISON SQUARE GARDENが終わってしまう。辛くて辛くて。うまく聴けなかったけど、その直後の斎藤さんからの「ラスト3曲!」の掛け声で始まる徹頭徹尾夜な夜なドライブで無事延命。
でもあと3曲か……
ラストの曲はCatch up, latency。
20周年記念武道館ライブでは最初の1曲目で演奏された思い出深いこの曲。
武道館ライブでは
「敬具、結んでくれ 僕たちが正しくなくても」
このフレーズを1番最初に歌っていた。
その時は所謂ロックの王道からは逸れた、正しくない道を歩いてきた、売れたい訳ではないし、大きいハコではやりたくない。そんな中でもついてきた私たち“物好き”に対して堂々と宣言しているように聴こえた。
今日はこの歌詞を最後に歌っていた。
それは、貴雄が抜けて2人になり、活動休止に入る。そんな正しくない選択をしているように思えるかもしれないけど、今日を結ばせてほしい、そんな風に聴こえた。
辛かった。同じ曲でもこんなに受け取る感情が違うんだ。
その後、ラストのドラムソロ。
毎回ライブで必ずある貴雄のドラムソロが好きだった。
ドラムの音だけであんなに観客を楽しませてくれる、貴雄の唯一無二のパフォーマンス。
時にゆっくり時に激しく、緩急が鋭く、手数も多い、いつも通り素晴らしい演奏だった。
最後に心臓のイラストが描かれたバスドラムの音だけになった
その音がゆっくり、ゆっくり止まった。
これでUNISON SQUARE GARDEN鈴木貴雄の心臓は止まったんだ、と思いボロボロ涙が出た。
その後貴雄は私が武道館でも涙した、あの「薪の話」をした。
私は『貴雄の火を燃やすための薪になれてたんだろうか?』と思っていたけど、それと同時に貴雄も『私達の火になれていただろうか?』と思っていたんだ。
そんな不安にならなくてもずっと貴雄は私達の、UNISON SQUARE GARDENの中心で燃える炎だったのに。
ライブ終演後の客席さながらお通夜のような空気だった。
みんながしくしく泣いていた。
こんなしんみりしたライブ後は初めてだった。
ライブ後は一緒にライブに行った職場の先輩と、先輩の大学の友達Aさん、その旦那さん、Aさんの後輩Bさん、Bさんの職場の先輩というその場で結成された知り合い同士集まってご飯に行った。
その日初対面の人だらけだったけど、みんなUNISON SQUARE GARDENが大好きな人達だ。
いいライブだったね…としみじみ語り合いながらお寿司を食べた。
ライブが終わって数日経って、UNISON SQUARE GARDENが活動休止になったんだな…とだんだん実感してきた。
まだまだ悲しいけど、また再始動してくれるその日までユニゾンの曲を聴いて待っていようと思う。
まだアザレアの風が聴けてないしね…!
