大阪万国博覧会に行く Part 1.事前準備編
4月13日に大阪万国博覧会が無事開幕しました。
日本に一時帰国するタイミングで、わたしも大阪万博に行く予定です。
わたしは人が批判していたり、絶対行かないと聞くと、余計に行きたくなるタイプです。
Part 1では、予約から当日までの手続き面の話を書きます。
1.チケットの予約は拍子抜けするほど簡単
みんなが難しいとか面倒だといっているニュースを見て、内心びびっていました。
もう隠してもしょうがないので言いますが、わたしはこういうのかなり不得意な方なんです。
家族の中で一番だめで、よく馬鹿にされたり慰められたりしています。
大阪万博の公式サイトから購入しました。スマホではなくパソコン経由です。
いや簡単すぎて驚きましたよ。
正直どの部分のハードルが高いのかさえ想像がつきません。
しかも老眼の年寄を意識しているのか、文字がやたらとデカい。
大事なところの文字を大きくしたり、とても気を使って作っていることがわかります。
わたしはインドネシアのサイトを見慣れているので、余計に驚きを感じるのかもしれません。インドネシアなんて無茶字が小さいですよ。
みんな若くて目がいいんで。
きめ細かい心遣いで甘やかすのは大概にしたほうがいいなと思いました。
これが分かりにくいって、どんだけ退化しているんだ日本人よ!という思いです。
JRのチケットの予約の方がよっぽど面倒だったです。JRが地域会社になっているのが原因だと思います。
海外からもっとアクセスしやすいように工夫しないと駄目ですね。
(1)まず万博IDというのをゲット
いろいろ書かされるのにうんざりするかもしれません。
それに、長々しい契約内容を下までスクロールしないと、「同意します」にチェックを入れられないのもイラっとします。
下までスクロールしたら読んだことになるというのは無効という判例が早くでないかな。どうせ読まないことを期待しているのは見え見えなんだから。
でも分かりづらい箇所はゼロで、わたしのように外国居住者や電話番号が海外の番号にもしっかりと対応していてます。
この万博IDはこの後も使います。
(2)チケットを予約する
カレンダーで空いている日を選ぶのですが、一応「混雑が予想されますマーク」を用意しているものの、すべての日に空いているマークがついていて、ちょっとかわいそうでした。
GWはさすがに混雑が予想されるのマークがついていると思ったのに、通常通りのすきっぷりのようです。
わたしが一か月前に予約したからかもしれません。
料金は日時を指定するチケットが5000円、いつでも1日だけ入れるチケットが6,700円で、わたしは日時指定券を選びました。
それと入場ゲートが東と西に別れているようで、指定しなければなりません。
東は地下鉄で行く人によさそうだったので東にしました。
支払い
わたしはクレジットカードで支払いました。
インドネシアの銀行のデビットカードです。デビットカードとは念のため説明するとクレジットカードではなく、残高から即引き落とされるカードです。
マスターカードと提携しているカードです。
当たり前ではありますが、まったく問題なく受け付けられ、あっさり支払い完了です。
メールに連絡がありました。
(3)記念チケットを予約する
メールを確認していると気になる情報あり。
電子チケットを、手元に残せる【記念チケット】にしてみませんか?
詳細については、オンラインストア( https://expo2025kinen.pia.jp )をご確認ください!
※記念チケットの購入は、日本国内に在住し、入場チケットを購入された方に限ります。また、オンラインストアは日本語のみの対応となります。
・万博にあわせて各地を観光しませんか。万博のテーマに関連した日本全国の体験旅行商品・イベント情報はこちら( https://www.expo2025travel.jp/ )
日本国内に在住していないけれど、たぶん送り先があれば大丈夫だろうと思って申し込んだらいけました。
記念チケットって一種類なのかと思ったらいろいろ組み合わせがあり、デザインを指定するとかあります。
わたしは適当に選びました。
2.7日前抽選申し込みを行う
最初は、がらがらだから何も用意せずに単身乗り込んでやろうと思っていました。
しかし、いろいろと調べているうちに、この万博は並ばない万博を目指していてすべて事前予約で埋めようとしているようです。
行ってみたらどこにも入れず途方に暮れたというのも良い思い出ですが、折角なので5つリクエストすることにしました。
本当は2か月前予約というのがあるのですが、行動が遅すぎ既に終わっていました。
最大第5希望まで出せます。わたしの希望はこんな感じになりました。
第1希望:日本館 3エリア観覧 10:50‐11:10
第2希望:大阪ヘルスケアパビリオン(本館) リボーン体験 9:20-9:30
第3希望:シグネチャーパビリオン 宮田裕章 「Better Co-Being」14:45-15:00
第4希望:空飛ぶクルマ ステーション 13:00-13:20
第5希望:万博サウナ 太陽のつぼみ 90分男性 19:10-20:40
これは本当に見たいものとは一致していません。
一番見たいのは世界最大の木造建築、大屋根リングです。これは予約不要。
次に見たいのは順不同で、
‐ 大阪ヘルスケアパビリオンにある「iPS細胞で作ったミニ心臓」
‐ 同じく大阪ヘルスケアパビリオンとパソナ館に展示される「培養肉」
‐ われらがインドネシアパビリオンでTUMTUMに会う。TUMTUMとはバティックの伝統柄Truntum(星の輝き)から生まれたキャラクター。
‐ アメリカ館の「月の石」
‐ 日本館の「火星の石」、「イトカワとりゅうぐうの砂」
日本館はユニフォームがかっこよさそうなので見るのを楽しみにしてます。
インドネシア館とアメリカ館は予約が必要なプログラムがなかったので、空き時間に行ってみようと思っています。
日本館と大阪館はおそらく人気があるので、抽選に申し込んでおきました。
シグネチャーパビリオンという展示スペースがあり、おもしろそうなイベントが盛りだくさんです。
落合陽一とか小山薫堂とか、ロボットの石黒浩、映画監督の河瀬直美とか。
わたしはあえてあまり好きではない宮田裕章氏の催しものに参加を申し込みました。こういう時は自分の興味や趣味と真逆の方に行ってみると面白い発見があることが多いのです。
お金を払ってまでは行かないけれど、セットでついているのであれば行ってもいいかと思うもので試すといいですよ。
普通はこの手のイベント一つで5000円くらい取られそうなので、つまらなかったとしてもダメージゼロです。
でも、面白い可能性は高いです。
何しろ本気でやりますからね。
こんなに良い宣伝効果のある催しものは滅多にないことで、世界中の人にアピールできるチャンスでもあります。
そういう全身全霊を込めて作ったものを見られるんです。
3.3日前抽選にチャレンジ
7日前抽選は、残念ながら空飛ぶ車しか当たりませんでした。
1つもあたらない人もいるというので、1つだけでも御の字です。
そして、3日前抽選があるとの連絡が4日前にメールできます。
わたしはうっかりしていて、昼過ぎにサイトにアクセスしてみると、ほとんど赤いXがついていて、完全に出遅れていました。
たまに〇があるなと思うと、車いす対応とか盲導犬対応で、健常者は申し込めません。
△がついているものも、変な時間帯だったり、申し込むと一瞬の差で取られてたみたいで予約不能になったりしています。
わたしは唯一空いていた飯田という会社のパビリオンを申し込みました。
これも何かの縁ですし、一番人気がないというのも逆に興味があります。
こんなに埋まっているのは一人で何個も取っている奴がいるに違いないと思っていたら、1チケットで一つしか申し込めないようで、わたしは飯田を選んだらもうどこが空いているかさえ見れなくなってしまいました。
あとは当日予約狙いでいきます。
4.その他の事前準備
会場では現金が使えないので、日本の電子マネーアプリがないわたしは、事前にスイカにお金を大量にチャージしておく必要があります。
会場にチャージする装置が置いてあればいいですが、無いかもしれないので念のため。
万博会場は物価が高いので、飲食物を持ち込むことにします。
瓶と缶は持ち込み不可ですから、水筒に温かいコーヒーを入れ、ペットボトルも持ち込みます。
飲料水を汲めるコーナーもあるらしいから、ポカリスエットの粉を持っていくと思います。
食べ物はおにぎりとパン、お菓子を持ち込みます。
会場では人気のなさそうな空いている食べもの屋があれば、応援のために食べると思います。
5.ネガティブ報道ばかりする報道はどうしたものか
キャッシュレスは困るとか、チケットレスやペーパーレスは困るとか、未来の社会を見せる万博だというのを忘れているんじゃないかとうんざりしますね。
今まではそういう世の中にならないと日本は遅れるとか言っていたんじゃないんですか?
老人が困っていたら周りの人が助けてあげればいいでしょう。インドネシアではあたりまえの光景ですよ。なんで独力でやる前提になるんですかね。
パビリオンの建設が間に合わないとか、入場のときに混乱して大変だとかも、そんなの当たり前だろということを大げさに報道してますね。
日本人の現場力をもってすれば、オペレーションは日々驚くほど改善されると思いますよ。予言しておきます。世界トップクラスですから。
いつもは日本はこんなにすごいとか、外国人の声を紹介しながら、そこまですごくないことをさも日本はすごいですみたいな報道が大好きなのに、どうしたんでしょうか。
はっきり言って、今回はさすが日本だという話が山盛りだと思いますよ。なんでそういう報道はしないんですかね。
あと、大阪がやることに文句を言いたいとか、失敗してほしいと思っている空気も感じるんですよね。被害妄想かもしれませんが。
センスのない人たちがやっている=こなれていない=準備が間に合わない=人が集まらず大失敗=税金を無駄につかって何やっているの?という単純な発想しかできない人達のストーリーに乗せたがっているようにも思えます。
わたしがたまにインドネシアで思ってしまう、「韓国アイドル使ったり、韓国とタイアップしている商品失敗しろ」という感覚と近いかもしれないです。
わたしも含め日本人のさもしい部分ですね。他人の失敗や不幸は蜜の味というやつです。
同じ日本なんだし、もうやると決まっているんだから、成功させようと応援するのが普通の感覚と思いますよ。
Youtuberじゃなくて公共の電波を使っているんですから。
あるいは両方の声を均等に報道しろですかね。
マスコミというのはバカな視聴者が理解できるように、ある決まったストーリーに基づいて事実の一部だけを切り取って加工する傾向があります。
彼らも商売ですから、物事を複雑にして視聴者が理解できなくして離れてしまうのは避けたいんですね。
結局いいの?悪いの?と単純明快にしてほしいんです。
6.万博の思い出話
わたしは1985年に開催された筑波万博に行ったことがあります。
中学2年生のときでした。
日本がアメリカを抜くんじゃないかとか、ライジングサンとか言われイケイケで、世界の科学技術をリードしていたときです。
1985年といえば、プラザ合意で一気に円高ドル安になった年でもあります。今トランプが中国を封じ込めようと関税戦争を仕掛けているような話が、今から40年前にもあったんです。
円高により日本の輸出力を弱め、ドルを安くすることでアメリカの輸出力を高める狙いでした。貿易摩擦の時代です。
1ドル242円が1988年には1ドル128円になりました。
日本の自動車産業、電機産業が世界を制覇した時代ですから、各メーカーが趣向をこらした展示館を建てていて、本当に刺激的でした。
未来の技術を体感しているという感じです。
3D映像が出始めのころで、眼鏡をかけて飛び出る映像を見ました。
手をのばしたら触れるんじゃないかというほどリアルで驚いた記憶があります。
あとはロボットですね。日本は当時からすでにロボット大国で世界の8割のロボットは日本にあるなんて言われてました。
隔世の感がありますね。
今回単独で企業ブースを用意しているのは関西に本社があるパナソニックやパソナ、吉本、NTTとか数えるほどです。自動車メーカーは展示なし、電機メーカーもパナソニックだけです。これが現実とはいえ、さみしいです。
そういうわけで、わたしは万博にはかなり良い思い出があるのです。
かつてのような勢いや経済力はなくなったとしても、今時点の日本を日本人ならではの発想で表してくれるんじゃないかという期待があります。
大阪万博の今回のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」
おそらく、日本の国力の衰えを鑑みれば、今回が最後の万博イベントになるでしょう。
限りある予算のなかで、ぎりぎりなんとか人々を驚かせたり感動させたりするレベルの展示ができるのは、あと5年くらいだと思います。
次は万博に行った感想を記事にしたいと思います。
続く
