やってよかった?副業① カメラ経験ゼロで中古カメラ転売を始めた話
フリーランス時代、色々な副業に手を出していました。
もちろんお金になればという考えもありましたが、もっぱら面白半分で…
そんな中から特に面白かった副業について語る『やってよかった?副業』シリーズを時々更新しようと思います。
第1回目は中古カメラ転売!
超ニッチ!と思いきや意外とそうでもない、不思議な世界でした。
カメラ経験ゼロ・写真センスゼロが始めた中古カメラ販売
写真は撮るのも撮られるのも昔から苦手です。
集合写真ではいつも引きつった笑顔。
子供の可愛い姿を撮ると、いつも隅っこに指先が写り込む。
そんな私が、なぜか中古カメラの販売に手を出した時の話をします。
この副業を始めるまで、カメラに触れた経験はほとんどありませんでした。
もっぱらスマホですね。あと遥か昔の若かりし頃に写ルンですくらい…?
さすがに中古カメラを売る人間が、自分ではスマホでしか写真を撮ったことがないのもどうなんだろうな〜と思い、のちにデジタル一眼いわゆるデジイチを一台購入しました。
購入というか、なかなか売れない在庫を私物化しただけですけども。
そして、そのデジイチも現在あまり活用できていない現状…
我ながら、なぜ中古カメラだったのか。
きっかけは、仕事で知り合った社長さん
きっかけは、フリーランスとして仕事をしていた頃に知り合ったある社長さんでした。
その方が、趣味も兼ねて中古カメラの売買をしていると聞いたのです。
本業とは別に、自分の好きなものを扱いながら副収入を得る。
「そういうのもあるのか! なんか面白そ〜」
と思いました。
もともと「会社からもらう給与以外で、自分でお金を稼ぐ」ということに興味がありました。
今思えば、その頃は特に「何か面白いことないかな」と常に探していた気がします。
中古カメラの世界はまったく知らなかったので、余計に興味を引かれました。
というわけで、やってみることにしました!(ジャン!)
真面目ちゃんはまずきちんと学ぶのだ
中古カメラ販売は、私にとって初めての、いわゆる「副業」でした。
会社に雇われるのではなく、自分で商品を仕入れて、自分で売って、お金を稼ぐ。
何をどうすればいいのかもわかりません。
相場もわからない。
カメラの種類もわからない。
そもそも、どれが壊れていてどれが壊れていないのかもよくわからない。
だったら、まずはきちんと学ぼう。
今思えば、ここに私の変に真面目な気質が出ていた気がします。
副業を始める?
なら、まずは勉強だ!
ちゃんと基礎を教わろう!
というわけで、まずはスクールに入りました。
スクール代、約50万円也。
お、おう…
初めての副業にしては、まあまあ思い切った初期投資でしたね。
「とりあえずやってみよう」ではなく、「まずは50万円払ってきちんと学ぼう」となるあたり
カモです。完全に。昨今のスクール商法ブームにまんまと乗せられt(自粛)
ただ、結果としてスクールに入ったこと自体を後悔しているわけではありません。
カメラの知識はもちろん、仕入れから販売までの流れや、相場の見方などをまとめて学べました。
完全にゼロから一人で始めていたら、何を買えばいいのかもわからず、たぶんもっと早く撤退していたと思います。
せどりつまんね〜→修理おもしれ〜
学んでいくうちに、単純に安く買って高く売るだけのやり方は、あまり面白くないなと思うようになりました。
利益が出る商品を探して、
安く買って、
高く売る。
もちろん、それが物販の基本ではあります。
が、私には少し物足りませんでした。
そこで、ジャンク品や難ありの中古カメラを仕入れて、修理・補修・クリーニングをしてから販売するようになりました。
汚れているものをきれいにする。
傷んでいる部分を補修する。
壊れている部分を直す。
そのままでは価値が低く見られているものに手を入れて、もう一度商品として売り出す。
こっちのほうが、圧倒的に面白かったです!
もともとカメラが好きだったわけではありませんが、細かい作業は得意なほうです。
専門的な技法はYouTubeやブログなどで公開している先人も多く、そういうの調べるのも大好きなのでした。オタク気質のいいところ。
何より、たぶん私は「自分の手を入れて、価値が上がる」ということ自体が好きなのだと思います。
ただの転売なら、相場より安い商品を見つけた時点で勝負の大部分が決まります。
でも、ジャンク品はそこからがスタートです。
ちゃんと直るのか。
直したとして、いくらで売れるのか。
部品代はいくらかかるのか。
修理してみたら、別のところも壊れていた…なんてこともあったりして。
ちょっとした宝探しのような感覚もありました。
多い月には15万円くらい稼げた
他と比べて多いのか? 少ないのか?
自分だとよくわかりません。
もちろん、毎月安定して15万円稼げていたわけではありません。
仕入れや販売のタイミングによってかなり波ありました。
それでも、多い時には月15万円くらいの利益が出ていました。
初めての副業としてはまあ十分でしょ!と思ってます。
しかも遊び感覚ですからね。
自分で商品を探す。
仕入れる。
手を入れる。
販売する。
そして利益が出る。
なんか、経営シミュみたいな…
会社から給与をもらうのとは、まったく違う面白さがありました。
「自分でお金を稼ぐ」という実感を初めて持った副業だったと思います。
ただし…
ここから徐々に苦しくなっていきます。
熾烈な仕入れ競争
一番大変だったのは、仕入れです。
当たり前ですが、良い商品を安く仕入れられれば、それだけ利益を出しやすくなりますよね。
それ、みんな同じことを考えています。
「これは利益が出る」とわかる商品は、当然すぐに買われます。
個人の副業勢もいます。
中古カメラを専門に扱う企業もあります。
仕入れ競争は思っていた以上に激しかったです…
一日粘って全敗の時もあり、心が折れそうでした。
さらに、続けているうち、全体的な仕入れ価格も上がっていきました。
以前なら利益が出た価格では、もう仕入れられない。
かといって、販売価格を無限に上げられるわけでもありません。
「前はこのくらいで買えたのに…」
と思いながら、だんだん仕入れにくくなっていきました。
在庫が溜まり、キャッシュが死ぬ
そして、最終的に一番きつかったのはキャッシュフローでした。
中古カメラは、一つひとつの単価がとにかく高いんですよ!
最低でも10万スタートです。
「今月は仕入れを頑張ろう」と数台買えば、あっという間にお金が在庫に変わります。
しかも、仕入れたものがすぐ売れるとは限りません。
棚に在庫が並んでいる。
在庫はある。
でも、現金はない。
次の仕入れをしたい。
でも、仕入れに回す現金がない。
売れるのを待つ。
売れたと思ったら、そのお金でまた仕入れる。
そしてまた現金がなくなる…
帳簿上では在庫という資産なのですが、私の感覚としては、
「引き出せない現金がン百万単位で目の前にある」状態でした。idecoみたいな。
さらに、仕入れ価格は上がっていく一方で、販売競争も激しくなっていきました。
同業者と思われる企業が、おそらく利益度外視ではないかと思うような値下げを繰り返すこともありました。
こちらが「この価格なら利益が出る」と考えて出品している横で、それよりかなり安く売られている。
いや、その価格で売って何が残るんです?
個人の小さな副業として、そこで価格競争を続けるのは難しかったです。
ということで、徐々に規模を縮小し、最終的にはやめることにしました。
やってよかった?
じゃあ、中古カメラ販売をやってよかったのか?
私は、やってよかったと思っています。
初めて「自分で仕入れて、自分で売って利益を出す」という経験ができました。
月によっては15万円くらいの利益も出て、初期投資も早々に回収できましたし…
何より、単純に面白かったです。
ジャンク品を直す。
汚れたものをきれいにする。
手を入れることで価値が上がる。
そして、それを誰かが買ってくれる。
これは今でも楽しかった記憶として残っています。
キャッシュと時間がたっぷりあれば、またやりたいくらいです。
…まあ今の私にはどちらもないので…
当分はやらないですかね〜…
でも「いつかまたやりたい副業リスト」にはしっかり入っています。
というわけで、『やってよかった?副業』第1回は、中古カメラ販売でした〜!
次は何を書こう。
古着か。
ココナラ占い師か。
生成AIで作ったYouTubeか。
Shopeeで海外販売した話か。
こうして並べると、我ながらいろいろ手を出していますね…
まあ、面白そうだったので。
