「INFJだから仕方ない」で恋愛の不安を我慢しすぎないために
「INFJだから、考えすぎるんだろうな」
「一人の時間が必要なタイプだから、連絡が減っても仕方ない」
「気持ちを言葉にするのが苦手なのかもしれない」
そう考えることで、少し楽になれることがあります。
相手の行動に理由が見つからないとき。
自分の不安に名前がつかないとき。
「INFJだから」という言葉が、バラバラだったものを整理してくれることはあります。
それ自体が悪いわけではありません。
ただ、ひとつだけ気をつけたいことがあります。
INFJを理解することと、INFJだからと諦めることは違います。
「理由が分かる」と「我慢していい」は別の話
たとえば、相手からの連絡が減ったとします。
「一人の時間が必要なのかもしれない」
そう考えることはできます。
でも、
「だから私は寂しくても何も言ってはいけない」
までは、本来つながっていません。
相手が忙しいこともあるでしょう。
疲れていることもあります。
関係が安定して、連絡頻度が自然に落ち着いただけかもしれません。
反対に、本当に関係への向き合い方が変わっている可能性もあります。
大事なのは、
INFJならこうするはず
と先に答えを決めることではありません。
実際に何が起きているのかを見ることです。
タイプより、実際の行動を見る
恋愛では、一つのサインだけでは判断できないことがたくさんあります。
返信が遅くなった。
それだけでは分かりません。
一人になりたいと言われた。
それだけでも分かりません。
少しそっけなくなった。
それだけでも、まだ分かりません。
見るなら、関係全体です。
たとえば、
相手からも連絡を始めてくれるか
会うための時間を作ろうとしているか
会えなかったとき、別の日を提案してくれるか
あなたが不安を伝えたとき、向き合おうとしてくれるか
将来について話すことを避け続けていないか
言葉だけではなく、行動も伴っているか
こうしたものを重ねて見ていきます。
「返信が遅いから冷めた」
でもなく、
「INFJだから返信が遅くても普通」
でもありません。
どちらも、一つの情報だけで答えを決めています。
相手だけではなく、自分の変化も見る
そして、もう一つ見落としやすいものがあります。
自分が、どれくらい我慢するようになったか。
以前なら普通に言えていたことを、言わなくなっていないでしょうか。
「会いたい」と言うのをやめた。
寂しいのに平気なふりをするようになった。
不安を伝えると嫌われそうで黙るようになった。
相手に合わせるために、自分の希望を小さくするようになった。
それを、
「私が考えすぎるタイプだから」
だけで片づけてしまうと、自分の状態が見えなくなります。
不安があるから、関係が悪いとは限りません。
でも、
不安を感じている自分を、最初から判断材料から外す必要もありません。
不安と事実を分けてみる
頭の中だけで考えていると、不安はどんどん大きくなります。
そんなときは、四つに分けてみてください。
事実
実際に起きたこと。
「以前は週1回会っていたが、最近3週間会っていない」
解釈
その事実を自分がどう受け取っているか。
「もう会いたくないのかもしれない」
希望
本当はどうしたいのか。
「月に何度かは会える関係でいたい」
限界
何が続くと苦しいのか。
「自分から誘い続けないと会えない状態がずっと続くのはつらい」
ここまで分けると、
「相手は冷めたのか」
という大きすぎる問いが、少し変わります。
「実際に何が変わった?」
「私は何を望んでいる?」
「相手はその希望にどう向き合っている?」
こちらのほうが、現実を見やすくなります。
すぐに別れを決めなくていい
不安を我慢しないというのは、
すぐに別れることでも、
相手を問い詰めることでもありません。
まだ分からないなら、分からないままで大丈夫です。
ただし、何も分からないまま自分だけが耐え続ける必要もありません。
まずは一度、
自分が困っていることを具体的にする。
そして必要なら、
相手に一つだけ、具体的に伝える。
たとえば、
「最近会えていなくて少し寂しい。今月どこかで会える日ある?」
これだけでも構いません。
大切なのは、その一言に対する完璧な返事ではありません。
そのあと相手がどう動くかです。
時間を作ろうとするのか。
難しいなら別の日を考えるのか。
あなたの気持ちを知ったあとも、何も変わらないのか。
言葉と行動を、一緒に見てください。
「分かってあげること」だけが優しさではない
相手の事情を考えられることは、優しさです。
一人になりたい気持ち。
仕事で疲れていること。
うまく気持ちを言えないこと。
それらを理解しようとすることはできます。
でも、
相手を理解することと、
自分の希望を消すことは違います。
あなたが相手を理解するのと同じように、
相手にもあなたを理解する余地があるはずです。
片方だけが永遠に理解する側になる必要はありません。
INFJという言葉は、答えではなく入口でいい
INFJという言葉によって、
「ああ、自分はこう感じやすいのかもしれない」
と気づけることがあります。
それで十分です。
そこから先は、
タイプではなく、
目の前の関係を見ればいい。
何を言っているか。
どう行動しているか。
二人で関係を続けようとしているか。
そして、
自分は今、この関係の中でどう感じているか。
それを一緒に見ていく。
「INFJだから仕方ない」
で終わらせるのではなく、
「私はこう感じやすい。じゃあ、実際には何が起きているんだろう」
まで進んでみる。
そのために、INFJという言葉を使えばいいのだと思います。
このnoteでここまで何度も書いてきたのは、
一つのサインだけで「冷めた」と決めないこと。
不安だけで未来を決めないこと。
でも同時に、
自分の苦しさまで「考えすぎ」で消さないことです。
相手の気持ちは、完全には読めません。
それでも、
見える行動はあります。
確認できる事実があります。
伝えられる希望があります。
そして、自分で決められることがあります。
INFJだから仕方ない、と自分の苦しさを放置しなくていい。
理解するためにタイプを使う。
でも、自分の人生を諦める理由には使わない。
そのくらいの距離で、INFJという言葉と付き合っていけばいいのだと思います。
最後に
この記事が、INFJの気持ちや今の関係を整理するヒントになったら、スキを押してもらえるとうれしいです。
このnoteではこれからも、INFJを単純な性格分類として決めつけるのではなく、「なぜそう見えるのか」「本人の内側では何が起きているのか」を、INFJ-Aの当事者視点も交えながら整理していきます。
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