救急車を呼んだ私の判断。『いつもと違う』を見逃さないで

昨日、おばあさんの様子が突然変わりました。
朝から血尿があり、病院を受診しました。
その後、発熱や嘔吐があり、さらに私がとても気になったのが、言葉がうまく出ないことでした。
いつものおばあさんとは明らかに違う。
尿路感染によるものかもしれない。
でも私は、それだけではなく、
「もしかしたら脳に何か起きているのでは?」
「心臓など、ほかの病気が隠れているのでは?」
という心配がありました。
そこで、救急車をお願いしました。
結果として、尿路感染で入院することになりました。
そして今日、仕事が終わってから面会に行ってきました。
昨日とは別人のようでした。
会話もいつも通り。
食事も全部食べることができていました。
いつものおばあさんの姿を見て、本当に安心しました。
でも、今日元気になったからといって、
「昨日、救急車を呼ばなくてもよかった」
とは私は思いません。
昨日のあの時点では、何が原因なのか分からなかったからです。
特に私が心配したのが、脳梗塞や脳出血などの「脳卒中」でした。
脳卒中では突然、
・言葉が出にくくなる、ろれつが回らない
・顔の片側がゆがむ
・片方の手足に力が入らない、しびれる
・急にふらつく
・今まで経験したことのないような激しい頭痛
・意識や反応がいつもと違う
などの症状が現れることがあります。
もちろん、これらの症状があったからといって、必ず脳卒中というわけではありません。
また、症状だけで「脳梗塞なのか、脳出血なのか」を自分で判断することもできません。
だからこそ大切なのは、
「もう少し様子を見よう」と時間を過ごしすぎないこと。
脳卒中は、できるだけ早く診断を受け、必要な治療につながることが大切です。
治療を始めるまでの時間によって、その後の回復や後遺症の程度に影響する場合があります。
「あのとき、もっと早く病院へ行っていれば」
そうならないためにも、突然の異変を感じたら早めに行動してほしいと思います。
そして、もう一つ大切なこと。
脳卒中が疑われるような症状があるときは、自分で車を運転して病院へ行かないでください。
「自分で運転した方が早い」
と思うかもしれません。
でも、運転中に症状が悪化したり、意識状態が変わったりすれば、自分だけでなく周りの人も危険に巻き込んでしまいます。
緊急性があると感じたら、119番へ。
これは高齢の家族だけの話ではありません。
私たちは家族のことなら心配して、
「早く病院へ行った方がいいよ」
と言えるのに、自分のことになると、
「疲れているだけ」
「少し休めば治る」
「大したことない」
と我慢してしまうことがあります。
でも、自分自身にも突然「いつもと違う」症状が現れたら、その感覚を大切にしてほしいと思います。
今回、おばあさんが救急搬送され、翌日にはいつものように会話をして、食事を全部食べている姿を見ることができました。
本当にほっとしました。
そして改めて思いました。
「いつもと違う」を見逃さない。
様子を見すぎず、早く診てもらう。
緊急性があるときは、自分で運転せず救急車をお願いする。
何もなければ、それでいい。
でも、もし大きな病気だったら、早く行動したことが、その後の生活を守ることにつながるかもしれません。
大切な家族のために。
そして、自分自身のためにも。
「いつもと違う」と感じたときは、早めに医療につながることを大切にしてくださいね。
皆さんもどうぞ、お身体を大切にお過ごしください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
