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コンロ上のラック。今更ながら名脇役だったのだ。

もう、一気に秋の陽気になってしまった。

暑さ寒さも彼岸まで…というけれど、まだお彼岸まで日があるのに、どうなっているのだろうか。
こっちとしては、まだ暑さも続くだろうと思っていたから、準備すらしていない。

飲み物だって、麦茶のままだ。
麦茶も温めればいいのだけれど、わたしの中麦茶は冷たい飲み物に位置づけされているので、どうしても温めようとは思わない。

我慢するわけではないけれど、冷たいままの麦茶を飲んでいる。
そんな事、無理することではないけれど。

やはり温かいものを飲もうと思い、カフェオレを飲みながら、目に留まってしまった。
…コンロ上のラック。

ガスコンロのデッドスペースに、伸縮性のラックを購入したのは、ずいぶん前のことだ。

このラックを置くことによって、コンロ周りは劇的に変化を遂げたのである。

コンロの色に合わせて黒にしたので、なんだかコーディネートされたみたいで、ちょっといい感じに見えるし、いつも使っている調味料も並べることができた。
まだ、少しスペースが残っていたので、夏場はあまり活躍しない、わたしのお気に入りのホーローケトルも置いてみた。
予想通り、ピッタリはまる。

いいねー。

なんか、ニヤニヤしている。

そういえば…。
ケトルを置くために、木製の鍋敷きを買っていた。

紐が先端についていて、使わない時は吊るして収納ができるのがいいと思ったのと、コンパクトなサイズ感が気に入って、購入したのだった。
いわゆる、北欧スタイル(?)

何かのついでに、買ってしまったのだと、今更ながら自分の消費癖に呆れてしまう。

ケトル用に買った鍋敷きなので、せっかくなのでラック上にも置いてみた。

おーいいじゃないか。

その上に、ケトル。

ますます、いい感じ。

なんだか、コンロ周りがグレードアップしたみたいだ。

コンロ周りは、わずかなスペースしかない。
そこに合わせるとなると、ラック自体も見つけることが少し難しい。

でも、購入したラックは、ガスコンロの幅ギリギリだけれど、高さが7センチ。
たかだか7センチが、なんと丁度いい高さとなって、そこに置くものをしっかり支えている。

でも、残念なことに置いてあることさえ忘れるほど、目立たない。
そう、名脇役なのである。


目立つものは、置いてあるケトルや調味料。

陰でひっそり、そういうモノたちを引き立たせている。
なんて、健気なのだろう。
台所道具って、そういうモノそして多いのだろう。

お鍋や冷蔵庫、電子レンジなどという大物は主役級だけれど、隙間に入る収納的なモノ、ヘラ、ターナーなどは、脇役だ。

ドラマだって、映画だって主役だけでは成り立たない。
そう、バイプレーヤーは必要なのだ。

目立たないけれど、存在感あり。
いい仕事してるねーと、つい思ってしまう。
主役級ではないけれど、立派に役目を果たしている。

そういうモノが、わたし結構好きだったりするんだなー。

コンロ上のラックは、まさにそう。
いつの間にか、コンロの一部になるくらい、目立たなくなっていた。

今度、きっちり磨きあげるからね。

そういいつつ、今日も自然に磨いていた。
油、かなり飛んでいるからね。


ハル ウララでした。

今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
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