城めぐり記録06——水戸城・笠間城・土浦城
はじめに
2020年11月、水戸城(100名城)・笠間城(続100名城)・土浦城(続100名城)の3城を回った。
すべて茨城県内にある。平山城・山城・平城と、バリエーション豊かな3城だ。1日で回ることができる。
アクセスと道中
水戸城へのルート:
JR常磐線「水戸駅」北口から徒歩約10分。
笠間城へのルート:
JR水戸線「笠間駅」から徒歩約50分。
または「友部駅」からバスに乗り、「笠間日動美術館」で下車して徒歩20分。
土浦城へのルート:
JR常磐線「土浦駅」西口から徒歩約15分。
3城の回り方:
今回は土浦城→水戸城→笠間城の順で回った。
東京方面から向かうなら、この順が移動効率としてはよいと思う。
笠間は観光としても楽しめる街なので、土浦城・水戸城と午前中に回り、笠間でゆったり過ごすのがおすすめだ。
ただし、笠間城は山城のため体力がいる。
暑い季節に行くなら、日が高くなる前に笠間城へ先に登城し、アクセスしやすい水戸城・土浦城を後回しにする手もある。
水戸城
水戸城は、もともと鎌倉時代に馬場氏が築いた城だ。
その後、江戸時代には徳川御三家のひとつ・水戸藩の居城として整備された。
現在は本丸に県立水戸第一高等学校が建っているが、それでも土塁や堀、薬医門などの遺構が残っており、城の輪郭はしっかりと感じ取れる。

私が訪れたのは、ちょうど大手門が復元されたばかりのタイミングだった。
真新しい木の香りが漂う大きな門は、想像よりずっと立派で圧倒された。
復元とはいえ、城の規模感を体感できる貴重な存在だと思う。

なお、私はまだ見ていないが、2021年には二の丸角櫓も復元されており、見どころがさらに増えている。
笠間城
笠間城は、関東に残る数少ない山城のひとつだ。
天守跡や石垣が残っており、本来であれば見どころの多い城なのだが、2011年の東日本大震災で天守曲輪の石垣・石段が崩壊する被害を受けた。
私が訪れた2020年も立入禁止となっていた。
2026年現在も立入禁止が続いているようだ。

残念ではあるが、関東の山城として貴重な場所であることは間違いない。
石垣が完全に修復され、その美しい姿を見ることができる日が待ち遠しい。


土浦城
土浦城の別名は「亀城」。
水濠に囲まれた平城で、今もその名にふさわしい雰囲気をよく感じ取ることができる。
現在は亀城公園として整備されており、市民の憩いの場になっている。

見どころのひとつが太鼓門だ。
本丸大手門にあたるこの櫓門は、関東で唯一現存するものとされており、稀少な存在だ。

立ち寄ったところ
水戸城に向かう前、ランチに水戸市内の「麺処諭吉」でつけ麺を食べた。
とてもおいしかった記憶があるが、残念ながら2024年6月に閉店している。
だが、このラーメン店、渋谷をはじめ、日本の各所で展開している様子。全然知らなかった。食べてみたい。

スタンプ取得メモ
▼ 水戸城(100名城 No.14)
・設置場所:弘道館 料金所窓口
・営業時間:9:00〜16:30
▼ 笠間城(続100名城 No.112)
・設置場所:かさま歴史交流館「井筒屋」1階エントランスホール入口近く(屋外)
・備考:24時間押印可能
▼ 土浦城(続100名城 No.113)
・設置場所:土浦城東櫓(亀城公園内)
・備考:土浦城東櫓休館日はまちかど蔵「大徳」で押印可
この城の超個人的評価
水戸城:★★★☆☆(復元整備が進む、徳川ゆかりの城)
遺構は少ないが、大手門や二の丸角櫓など近年の復元で魅力は高まっていると思う。
笠間城:★★★★☆(関東の山城、震災の爪痕)
石垣が楽しめるので私は好きだ。完全に復旧した姿で、改めて訪れたい。
土浦城:★★☆☆☆(亀城の雰囲気は感じられる)
太鼓門は貴重な遺構だが、全体としての城跡の迫力は薄め。公園として整備されすぎているのが、個人的には少し物足りなかった。
