立ち止まって、やっと気づいたこと
入院する1年ほど前、私はサービス業に転職しました。
土日も仕事。家にいない時間が増えていきました。
当時、小学5年生だった次女。寂しさを感じていたのかもしれません。
あるとき、財布からお金を抜いてしまうことがありました。
それまでそんなことは一度もなかったのに。
「どうして?」「この子とどう向き合えばいいの?」
気づけば、自分を責める毎日になっていました。
娘のストレスは、そのまま私のストレス。心に余裕がなくなっていきました。
そんな中、元夫との口論。そして私は、入院することになりました。
正直、最初は「どうしてこんなことに」と思いました。
でも、その入院には大きな意味があったように思います。
夏休みの真ん中。
高校1年の長女は部活で忙しい中、小学5年の次女は電車とバスを乗り継いで、毎日のように病院へ来てくれました。
一緒に宿題をしたり、たくさんおしゃべりをしたり。
あの時間は、私にとっても娘にとってもかけがえのない時間になりました。
「寂しかったよね、ごめんね」
そう伝えたとき、娘に少しずつ笑顔が戻ってきました。
私は、離婚して自立したいという気持ちに焦っていたのだと思います。
その気持ちが強すぎて、子どもたちの心を置き去りにしてしまっていた。
入院して、立ち止まったからこそ気づけたことでした。
少し立ち止まって、自分を見つめ直すこと。
それが、すべてに影響するのだとあのとき、痛感しました。
今は二人とも成人しましたが、子どもたちの気持ちに耳を傾けることを大切にしています。
もし今、頑張りすぎている人がいたら。
ほんの少しだけ、立ち止まってみてもいいのかもしれません🍀
