「異常なし」なのに、なんかずっと重い。その理由、やっとわかった。

健康診断の結果を受け取ったとき、「異常なし」という文字を見てほっとする前に、ちょっとだけがっかりした経験はありませんか。
「異常なし」なのに、なんかずっと重い。 「異常なし」なのに、朝すっきり起きられない。 「異常なし」なのに、午後になると頭が働かなくなる。
原因がないなら、これは「私の問題」なのかと思った。 気の持ちようとか、意志が弱いとか、歳のせいとか。
でも、そうじゃなかった。
体が「異常なし」でも、しんどいのには、ちゃんと理由がある。
健康診断が測っているのは「病気かどうか」です。 でも私たちが知りたいのは、「なんで毎日こんなに重いのか」ということ。
そのふたつは、実は全然違う問いなんです。
少し話を聞いてください。
私たちの体は、臓器や細胞がバラバラに働いているわけじゃなくて、全部がひとつの情報ネットワークでつながっています。
脳が何かを感知すると、神経を通じて全身に伝わる。 自律神経が、消化も、体温も、気分も、まるごと調整している。 腸は、脳と直接会話している。 ホルモンは、食欲も眠気も集中力も左右している。
どこか一箇所が乱れると、全体に影響が出る。
「なんかだるい」「お腹がすっきりしない」「甘いものが止まらない」—— これは意志の問題じゃなくて、情報ネットワークのどこかが乱れているサインかもしれない。

私がこのことを知ったとき、ふたつのことを思いました。
ひとつは「そういうことか」という、腑に落ちる感覚。 もうひとつは「じゃあ、ちゃんと体に謝らなきゃ」という、少し不思議な気持ち。
意志が弱いんじゃなかった。 サボっていたんじゃなかった。
ただ、仕組みを知らないまま、体と戦ってきただけだった。
体はずっと、信号を出し続けていた。 私がその言葉を、知らなかっただけだった。
体の仕組みが少しずつわかってくると、日常の「なんとなく」に名前がついてくる。
午後に急に眠くなるのは、もしかしたら睡眠不足じゃなくて、昼ごはんの後の血糖の揺れかもしれない。 (実際、食後の急激な血糖上昇と低下が眠気に関係することは、研究でも示されています)
夕方に甘いものが止まらなくなるとき、それは意志が弱いんじゃなくて、体が「エネルギーが足りない」と言っているサインの可能性がある。
「かもしれない」「可能性がある」——この言葉、大事にしています。 体のことを断定できるのは、あなた自身だけだから。
でも「仕組みを知っている」と「知らない」では、自分の体を見るときの解像度がまるで変わってくる。
ルールで動くんじゃなくて、体を読みながら動けるようになる。
そうなると、続けることが「我慢」じゃなくなっていく。
ととのえ日和では、「体にいいことを教える」のではなく、「あなたの体が何を言っているかを一緒に読む」ことをしていきます。
食事、腸、ホルモン、自律神経—— 難しい言葉は使わずに、でも「なんとなく」じゃなく、ちゃんと理由まで届けたい。
理由がわかると、体が変わる。 体が変わると、毎日が変わる。
それを、一緒に。

最後に、ひとつだけ。
体のことを「よくわからない」と思っていた人は多いと思います。 私もそうでした。
でもそれは、無関心だったからじゃない。 ちゃんと紹介してもらう機会が、なかっただけだと思っています。
学校で習ったのは、臓器の名前と場所。 病院で測られるのは、病気かどうか。
「あなたの体は、日々こういうふうに動いていますよ」と 教えてもらう場所が、どこにもなかった。
ととのえ日和は、その「はじめまして」をする場所にしたい。
あなたの体と、ちゃんと知り合える場所。
フォローして、待っていてもらえたら嬉しいです。
