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現役薬剤師ママが副業を始めた理由と、最初の一歩でやったこと

「時短勤務を続けながら、子どもの教育費を本当に準備できるのだろうか。」

そんなお金の不安と同時に、私の中にはもう一つ、小さな迷いがありました。

この先も、私は薬剤師として働くだけでいいのだろうか。

今の仕事を辞めたいわけではありません。

子どもとの時間も大切にしたい。
それでも、今の暮らしを守りながら、自分にもう一つできることを増やせないだろうか。

そう考えた先にあったのが、副業という選択肢でした。

私は現在、調剤薬局で薬剤師として働きながら3歳と2歳の子どもを育てています。

2人の出産に伴い、約2年半の産休・育休を取得して現在は時短勤務で復職しています。

この記事では私がなぜ副業を始めたのか、そして最初の一歩で実際に何をしたのかを、等身大で書いていきます。

同じように「今の働き方を変えずに少しだけ収入を増やしたい」と考えている方の参考になれば嬉しいです。

時短勤務の中で感じた、収入への小さな不安

時短勤務は今の私にとって必要な働き方です。
子どもがまだ小さいため急な体調不良や保育園行事に対応しやすく、家庭とのバランスも取りやすいと感じています。

一方で働く時間が短くなる分、収入面では以前より限りがあります。

今すぐ生活に困っているわけではありません。
それでも、子どもの教育費や将来の選択肢を考えると、「もう少し収入に余裕があれば」と感じる場面が増えていきました。

休日のお出かけや、習い事の案内を見た時。
子どもに「これやってみたい」と言われた時。

できるだけ応援してあげたいと思う一方で、月々の支出やこれからかかる教育費のことが頭をよぎることがあります。

そんな時「あと月3万円あったら、今より少し気持ちがラクになるのかもしれない」と思うようになりました。

もしあなたも家計に大きな問題はないけれど、将来を考えると漠然とした不安がある。そんな状態なら、この先の話はきっと身近に感じてもらえると思います。

FP3級の勉強で見えてきた「わが家のお金」

副業を考えるきっかけになったのは、FP3級の勉強を始めたことです。

もともとは、将来のお金に対する漠然とした不安を減らしたくて勉強を始めました。

制度や家計管理について知る中で、子ども2人分の教育費を自分なりに計算してみた時、漠然とした不安が具体的な数字になって目の前に並んだように感じました。

すると、一般的な目安を見るだけでは分からなかった「わが家の場合に必要なお金」が少しずつ見えてきました。

教育費、習い事、進学、場合によっては下宿や留学。考え始めると準備しておきたいことは思った以上に多いと感じました。

もちろん、収入を増やす方法として、フルタイムに戻ることも、転職することも考えました。

でも、どちらも今の私にはしっくりきませんでした。

子どもがまだ小さい今は、家庭のリズムを大きく変えたくない。一方で、「今は時短だから」と、自分の仕事の可能性まで狭めたくもありませんでした。

今の仕事を続けながら、別の形でできることを増やす。

そう考えたとき、副業は私にとって「収入を増やす方法」だけではなく、今の暮らしを守りながら新しい仕事に挑戦できる選択肢になりました。

副業の中でライティングを選んだ理由

数ある副業の中でも私が選んだのは「ライティング」です。

薬剤師の仕事では、患者さんやご家族に薬の説明をする機会が多くあります。

専門的な内容をその方に伝わる言葉に置き換えること。不安そうな表情を見ながら、どこまで説明すれば安心につながるかを考えること。

そうした日々の積み重ねは、文章を書くことにもつながるのではないかと思いました。

また、育休から復職した経験や時短勤務で働く中で感じた不安、子育てを通して変わった患者さんへの向き合い方も自分にしか書けない材料になると気づきました。

それまで私は、薬剤師として積み上げてきた経験は、薬局の中で使うものだと思っていました。

でもライティングなら、その経験を文章に変えて、まだ会ったことのない誰かにも届けられるかもしれない。

薬剤師を辞めなくても、薬剤師として培ったものを使って、新しい仕事に挑戦できる。

そう気づいたことが、私にとって大きな転換点でした。

立派な実績がなくても、自分の経験そのものが書く材料になる。そう気づけたことが最初の一歩を踏み出す後押しになりました。

最初にやったことは、経験の棚卸し

最初の一歩として行ったのはクラウドソーシングサイトへの登録です。

プロフィールを作る時はかなり悩みました。
ライターとしての実績はまだ無くて、何を書けばよいのか分からなかったからです。

そこでまず、自分の経験を棚卸ししました。

・薬剤師として働いていること。
・育休から復職したこと。
・時短勤務で仕事と育児を両立していること。
・FP3級を取得して家計や教育費について考えていること。

自分では当たり前だと思っていた経験も、同じように悩む誰かにとっては読みたい体験談になるかもしれない。そう思えるようになってから、少しずつ応募文を書けるようになりました。

最初の応募は、とても緊張しました。

薬剤師としては経験があっても、ライターとしては完全な未経験です。

「未経験でも大丈夫だろうか」「自分の文章で伝わるだろうか」。そんな不安を抱えながら、それでも応募ボタンを押しました。

最初の数件は返事すら来ませんでした。
それでも諦めずに応募を重ねるうちにテストライティングの依頼をいただけるようになりました。

初めて依頼が来た時は素直に嬉しかったです。
納品後にクライアントから「読みやすかった」「丁寧に書いてくれた」という言葉をもらえた時は、自分の経験が誰かに届いたと実感しました。

現在は本契約獲得を目指して、案件応募やテストライティングに取り組んでいます。一つひとつの案件に向き合う中で気づいたことがあります。

大切なのは立派な経歴を並べることではなく、「この案件で自分のどの経験が役に立つのか」を考えることでした。

同じ自分の経験でも案件によって見せ方を変える必要があると感じました。

もし今、実績がなくて一歩を踏み出せずにいる方がいたら伝えたいことがあります。

私自身も最初は実績がない状態からのスタートでした。まずは自分の経験を棚卸しすることから始めれば、書けることは必ず見つかります。

まずは月3万円を目指して

副業を始めた理由は子どもの教育費や将来への備えでした。

でも、実際に一歩踏み出してみるとそれだけではないと感じています。

・薬剤師として働いてきた経験
・育休や復職で悩んだ経験
・子育てを通して変わった価値観
・将来のお金に向き合ったこと

それらを文章にすることで、同じように悩む誰かの気持ちを少し軽くできるかもしれない。

そう思えたことも副業を始めてよかったと感じる理由の一つです。

今の目標は、まず月3万円を在宅で継続して得られるようになることです。

でも、副業を始めたときよりも今は、「月3万円」の先にあるものも少しずつ見えるようになりました。

・薬剤師として働く。
・子どもを育てる。
・文章を書く。

以前の私は、それぞれを別々のものだと思っていました。

でも実際に書き始めてみると、薬剤師として患者さんに向き合ってきた経験も、育休から復職した経験も、時短勤務で悩んだことも、すべてが次の仕事につながる材料になりました。

キャリアは、一つを選んだら他を諦めるものではないのかもしれません。

今の仕事を大切にしながら、新しいことを始める。
子どもとの時間を守りながら、自分の可能性も少しずつ広げていく。

私にとって副業を始めることは、「薬剤師とは別の仕事を始めること」ではなく、これまで積み上げてきた経験に、新しい使い道を増やすことでした。

まだ、これからどういう働き方になっていくのかは分かりません。

それでも、最初の応募ボタンを押す前より、「自分にはこんな道もある」と思える選択肢は確実に増えました。

今の暮らしを大きく変えなくても、次の一歩は踏み出せる。

同じように、「今の生活は大切。でも、このままでいいのかな」と感じている誰かに、私の小さな一歩が届いたら嬉しいです。


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・「時短勤務って実際どんな1日?」——私の平日を、朝6時半から夜まで時間割で書きました。同じように走り回っている方に。

・あの一歩の、1か月後の結果です。応募60件で収益114円。数字はそのまま公開しました。


最後まで読んでいただきありがとうございます。

【執筆者プロフィール】
真紀|薬剤師ライター
現役薬剤師/2児の母(3歳・2歳)/時短ワーママ
医療・育児・働き方・お金について、自身の経験をもとに書いています。
執筆のご依頼は、noteのメッセージ、またはX(@maki_pharmacist)のDMからお気軽にどうぞ。

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