ヒューストンー躍進州は赤、衰退州は青
Houston, USA.
最後はトランジットでヒューストンで一泊。
アメリカ外縁周り、最後アメリカで締める。
かの有名な宇宙センターには夜遅くて行けず、ダウンタウン出て水族館行き(ショボい)、飯食べた(高い)のみ。折角なので、ステーキにしたが、American Wagyuと和牛有名のようで、そう言えば他の国でもKobe Beefたまに見る。
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ロケーション変えると、不思議なもので新しい疑問が色々思い浮かぶ。
テキサスは全米の中で勢いある州らしい、という事で、全米で勢いある州は、と聞くと、
ユタ州、アイダホ州、テキサス州、フロリダ州、
逆に勢いない州は、と聞くと、
イリノイ州、カリフォルニア州、ニューヨーク州
らしく、別に政治語りたい訳ではないが、前者は全部赤、共和党州で、後者は全部青の民主党州。テスラやオラクルはカリフォルニアからテキサスのオースティンに移転。
退潮している人口流出州は、全米屈指の都会だが、原因は、生活費高く(家賃/不動産、物価)、税金高く、治安悪く、規制多く、公教育のポリコレ、あたりで、Urban Flight(都会逃避)という傾向はあるとの事で、一方、勢いある州理由は概してその逆だから、という他、ユタ州、アイダホ州は多分モルモン教の影響もある。
退潮している原因は民主党せい、というのは、半分位合っているようで、実態は、都市が民主党的政策求め、その結果、都市問題が深刻化したという様子。実際、Blue States exodusという言葉もあるらしい。多様な人種がおり、また大学やメディア集中し、所謂エリート集まり、多様性、寛容といったリベラルな価値観が支持されるが、それが極端、政治化し、「大きな政府」による規制強化、生活費高騰、税金アップ、寛容の名の下での、秩序維持軽視、教育ポリコレ化や、寛容と逆のキャンセルカルチャーといった問題起こしているという面は実際あるらしく、“Sam Francisco has lost common sense!”とも語られると。
エリートの理想に始まり、格差と管理に終わる。社会主義と同じ傾向。
こういう状況からすると、未来潮流は、反エリート主義、大衆主義、自国第一、社会、経済保守、というトランプ氏以降の共和党にある、という分析。メディアはリベラルな傾向あるが、彼らの描く世界は偏ってて、実際の世界実態とは違う。
その一方、バンクーバーは多元主義、リベラルだが都市逃避は起きていないそうで、聞くとやはりバランスで、ホントの意味で多元主義、寛容で、治安も守り、政治化してないからとの事。リベラルを甦らせるのはバランスや常識なんだろう。
州躍進傾向と人種との関連も調べたが、躍進州の内、ユタ州、アイダホ州は、白人多く、保守的価値観、同質性という理由のようだが、テキサス、フロリダは、多様な人種構成で、ヒスパニック系の人口流入と安定した政治という理由らしく別に人種に結びつかない。尚アメリカは、白人6割、ヒスパニック2割、黒人1割強、アジア系1割弱だが、人口増加率この逆順序。黒人多い南部州は民主党州多いが、他には人種と支持政党は必ずしも結びつかない。
こういうの思うにつけ、今更だが、アメリカは、全く別の考え集団、州の集合体で、特に大都市それ以外、エリートと大衆、リベラルとナショナリズムという、別の集団の連合体なのだと改めて実感。
今回旅しながら改めて思ったが、特にアングロ・サクソンは、秩序保ち、発展する社会システム作る事に長けた民族な気がし、アメリカは特に元々考えの異なる集団が如何に共存し、発展するか、という課題意識から設計された人工国家だ。アメリカの他、カナダでも、個人としては、インド人、中国人等活躍しているが、その土俵、システム作るのはやはりアングロ・サクソン。
しかし、人類社会一般、自然発生的であって、安定に向かう性向あると思うが、アメリカは、純理論的、原理主義的で、人工的、変化、進歩求め、伝統や安定は軽視されるという点でちょっと変わってる。プロテスタンティズムというのは、そういう傾向あり、アメリカ例外主義等、結構それがアメリカ国民性の源流となっており、旧大陸に対する優越意識、フロンティアスピリットも国民性形作っているだろうが、その源泉でもあったのだろうと。
しかし、アメリカ歴史重ね、建国時に正に分裂回避する事意図した緻密な設計が忘れ去られ、危惧された分裂のリスクが顕在化し、故に人類社会一般安定求める傾向も増してきてるように感じる。
それに比して、旅で改めて感じた事だが、過剰さ、画一性は確かに課題だが、日本社会は異なる集団の対立、分裂を心配する必要なく、その同質性と安定は、基本的には相当恵まれている条件という事。今後移民問題検討する時に留意するのは大事だと思う。
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中米で良かった順に、
Antigua,
Guatemala City,
San Salvador,
Caye Caulker,
Flores/Tikal,
San Jose,
Panama City,
La Fortina,
Monteverde,
Belize City.
今回旅は、カナダから始まり、中米周遊と、アメリカの外縁を周ったが、まず(ネイティブの皆さんの事はあるにせよ) 所謂新大陸で、色んな地域で、色んな主体により、色んな社会実験行われ、それがどういう結果になっているか、今とどう繋がっているか、という事や、その中で、アメリカ合衆国という実験との比較や、そのアメリカの影響、という事考えるいい機会となった旅でした。
が、総じて物価高め。
