練習小説⑦ 小説
どうして
「だからね、君はね、ぼくたちの為を思えば記憶を消して唯の生き餌に戻ってくれた方が良いの。餌が余計なことに首突っ込まないでくれる?仕事増やさないでねぇ」
魔導師に襲われて人を助けようとしたら怪我をして気を失ってしまったら、病院の一室で目を覚ましたのでした。
医師や看護師に検査や診察を受けた後、入れ替わるようにカイドウと名乗る男の人が入ってきたのです。
そうして、私が魔道具研究所部長の娘だからテロの標的にされていること。これを利用して犯人を捕まえていたこと、親も知っていて協力していたこと。ということを教えてくれました。
私が何も知らず警戒せずにいることで、犯人も慢心し計画が杜撰になりやすい。だから、今回の一件の記憶は消して元の生活に戻ってしまえ、とも。それでも決めかねているとさっきの台詞を言われてしまったのです。
それが正しいってわかっているのに、『でも』って考えてしまうのです。
どうして?
だから
退院は明日の昼前に決定したようで、それまでに決めるようにカイドウさんが言われました。護衛として室内にいるようですが、カーテンの向こう側の様子は全くわからないくらい音が聞こえないのです。私は安静にしておくようにとベッドで横になっています。
家族は仕事が忙しいとのことで、退院の後に会うことになっているようです。
このため、私は記憶消去に関して自分一人で考え決めなくてはいけないのです。
「はあ、どうして?」
どうして?簡単な方を選ぶのが楽だってわかっているのに?
目を閉じれば焼き付いた景色が現れ、手足から冷えて行く感覚が起こります。目の前に飛び出してきた血まみれの人、それを見て気絶した友人、私めがけて魔道具を使おうとする人、そしてこれを止めようとして相手を殺した人。覚えています。
友人の記憶は既に処理済みらしく、検査して退院済みでした。血まみれの方はカイドウさんの仲間のようで、所属組織の病院で治療を受けているそうです。
亡くなった方は研究所で働いていた元職員の魔導師で、身代わりにされた逆恨みでテロ行為を計画したとのことでした。
そして、この方を殺したのが魔導師のカイドウさんというのです。
私が普通の生活の裏で日々カイドウさん達が今回のように命懸けで戦っていたのです。
だから、逃げてしまえるのが怖いのです。
これしか
選択には責任が付いてまわります、ですのでしっかり考えるようにと教わってきました。
私はどうやら重く受け止めすぎているようで、以前付き合っていた方は「一々重い」と言って別れたことがありました。
私は重いようです面倒なようです、出来れば家族に選んで欲しかったです。
そうすれば、家族の為にとどのような結果でも選べたはずなのに。
いつの間にか消灯を過ぎていて、真っ暗な世界に残っていたのです。
記憶消去を選べば、全ての責任をカイドウさん達に押し付けて生きていけるのです。
覚えたままを選べば、自分の意思で生き餌として行動していかないといけないのです。
同じ餌であれば何も知らない方が気楽で安全でしょう。
血塗れの人達を思い出して考えます。
彼らが傷つくのを知らないままでいるのが怖いのです。それを選べる自分が怖いのです。
どちらを選んでも彼らが傷つくことになるのであれば、知っている方がずっと良いはずです。
これしか戦えない私が出来る唯一の責任を取る方法がないのだから。
あとがき
ぐだぐだだーーーーーーーー!!!!!
ああああああああああああああああああああああああ!!
着地地点決めてからやったが、ぐちゃぐちゃだ!
やり直したい!
でも何も決まってない!
ノープラン!
ああ明日からの設定3日これを煮詰めようそうしよう!!!
後悔しそう!
この場面も組み込んでね!
じゃあ、明日も私!この設定をさらに煮詰めてちょっとした小説を起承転結4日で書いてね!
起:今回の場面
承:衝突
転:心情変化
結:関係形成
でいこうぜ!
