私の専属トレーナーは「AI」です。世界中の知見をフル活用した結果、達成率0%と宣告されました
週の後半、木曜日。 今日は、私の「90kgのわがままボディ」を改造するための、新しい相棒を紹介します。
それは、GoogleのAI「Gemini(ジェミニ)」です。
最初に設定した「最強のプロンプト」
ダイエットは孤独な戦いです。 意思の弱い私には、生半可な知識ではなく、科学的根拠に基づいた最強の指導者が必要です。 そこで私は、最初にGeminiにこんな「指示(プロンプト)」を出して、専属契約を結びました。
「あなたは世界最高峰のダイエット専門家です。世界中のあらゆる文献や医学的データ、最新のダイエット情報を網羅した上で、私が『年末までにマイナス15kg』を達成するための、最適かつ最短のプランを提示してください。また、日々の報告に対して厳しく管理・アドバイスをしてください」
完璧です。これで人類の知の結晶が、私の味方につきました。 「これで痩せること間違いなし!」と意気揚々とスタートしたのですが……。
3日目の衝撃。「今のままだと、達成率は0%です」
開始から3日目。 ふと気になって、AIトレーナーに現状の評価を聞いてみたんです。
「ねえ、今の私の生活リズム(ちょっと緩んだ食事や運動不足)を続けて、年末までにマイナス15kg達成できる確率は何%?」
少しぐらい、「うーん、厳しいですが頑張りましょう」的な励ましがあるかと思いました。 しかし、世界最高峰の専門家(AI)の回答は、あまりにも無機質で、冷徹でした。
「現在の生活習慣を継続した場合、年末までに目標を達成できる確率は『0%』です」
ゼロて!!! 「1%」すら可能性を残してくれませんでした(笑)。
さらに、AIは淡々と続けます。 「摂取カロリーが消費カロリーを上回っています」 「基礎代謝だけでは不可能です」 「今のままでは、物理的にあり得ません」
ぐうの音も出ない正論の連打。 でも不思議なことに、その「感情のない事実の羅列」を見ているうちに、逆に私の中で何かが吹っ切れました。
「……ですよね!! やるしかないか!!」
変な気を使われない分、妙に納得してしまい、逆にスイッチが入ったのです。 そこから、私と「冷徹なAIトレーナー」との本気の付き合いが始まりました。
「松屋、ガスト、いきなりステーキ、大戸屋。どこ行く?」
スイッチが入ってからは、AIの使い倒し方が変わりました。
例えば、外出中にお腹が空いてどうしようもなくなった時。 近くには、誘惑だらけのチェーン店が並んでいます。 私はGeminiにこう相談します。
「今、猛烈にお腹が空いた。近くには『松屋』『ガスト』『いきなりステーキ』『大戸屋』がある。今の私の目標(-15kg)にとって、どこで食べるのが正解? 厳しめに選んで」
すると、AIトレーナーは即座に、膨大な栄養データの中から最適解を返してきます。
「その選択肢なら、迷わず『大戸屋』に行きましょう。 ただし、揚げ物はNGです。『すけそう鱈と野菜の黒酢あん定食』を選んでください。 ご飯は必ず『五穀米』に変更し、量は『少なめ』でオーダーすること。いいですね?」
……完璧です。 ただ店を選ぶだけでなく、「何を、どう食べるか」まで、秒速で指示してくれます。 迷う余地を与えてくれません(笑)。
「なぜダメなのか」を教えてくれるから、勉強になる
AIの素晴らしいところは、ただ「ダメ」と言うだけでなく、 「なぜそれを食べてはいけないのか」「なぜそっちの方がいいのか」 を、栄養学の観点から論理的に説明してくれることです。
相談しているうちに、自然と自分の中に「体にいいこと・悪いこと」の知識が蓄積されていきます。 「我慢させられている」というより、「賢くなっている」感覚。 だから、意外なほど楽しく続けられています。
そして、ついに「翼」を手に入れた!
食事管理はAIのおかげでバッチリ。 そして運動面でも、頼もしい相棒が届きました。
新しい「クロスバイク」がついに納車されました!

これで、通勤時間も最強の有酸素運動タイムに変わります。 AIによる「世界最先端の知見」 × クロスバイクによる「泥臭い運動」。 42歳、本気の肉体改造。 年末には、マイナス15kgを達成し、別人のようになった姿をお見せすることを約束します。
(もう二度と「可能性0%」なんて言わせません!)
